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2021年10月16日

幅広自動改札機考現学

Osakastn_midosujigate JR大阪駅御堂筋口にある幅広の自動改札機です。
 
最近では珍しくなくなった幅広の自動改札機ですが、他の駅の幅広自動改札機と違うのは床面に幅広の自動改札機を緑色のラインで表示されているところです。
 
同じ大阪駅でも3階の連絡橋口の自動改札機にはこのラインはありません。
ここで、緑のラインに注目したい。
実は車いす利用者向けの設備に緑色を使われるケースを見受けられます。
O14nishikujowctoilet 最たる例は車いすトイレで、写真はJR西九条駅の車いすトイレですが、緑色で表示しています。
 
男性用のトイレを青か黒で表示し、女性用のトイレを赤で表示しているので、区別のつきやすい色にしているものだと思います。
鉄道駅の設備として黄色は出口案内の表示に使っているケースが多いのでわかりやすくてもできるだけ他のものと混同しないことが条件だと考えられ、好き嫌いはあるのでしょうが、個人的にはなかなかいい選択かなと思います。
O14nishikujogate これもJR西九条駅の話になりますが、幅広の自動改札機の入口に点字ブロックがあります。
 
視覚障害の方には重要な道しるべにはなりますが、車いすで通ると凹凸が気になります。
なので、敢えて車いす用である幅広い改札機と視覚障害者用の幅広い自動改札機と分けてみてはどうだろうか?
視覚障害者に幅広い自動改札機が必要かと疑問に思うかもしれません。
盲導犬に誘導してもらうことを想定して、車いすの方が通れるほどではない幅広の自動改札機があればいいと思うし、車いす用の幅広の自動改札機には緑のラインを入れる。このラインはただ単に幅広い自動改札機という意味合いだけではなく、この先ホームまでもエレベーターでアクセスできるもののみ緑のラインで表示し、周知すれば改札に入ったはいいけれどエレベーターが無くて途方に暮れると言ったことを回避できるのではないかと思います。
幅広の自動改札機ができた当初はすごいことだと思っていましたが今となってはこれが当たり前になってきつつあるのでさらなる改善が必要になってきているのではないかと思います。

2021年10月14日

JR蟹江駅

Cj03kanie_ekimeihyo 2021年1月31日にJR蟹江駅にエレベーターができたので行ってみることにしました。

JR東海の青空フリーパスを使っていることもあり、前回採り上げたJR・近鉄桑名駅よりも前に行きたかったのですが、名古屋駅できしめんを食べている間に蟹江に停まる電車に乗り遅れて、その後の乗車した快速みえに乗車(名古屋を出ると桑名までノンストップ)したので更新順に駅を訪れました。

実は蟹江駅を降りるのは初めてなので新鮮さがあってわくわくしていました。
関西本線に乗って名古屋駅から各駅停車で3駅目ですが、名古屋市内から外れて蟹江町になります。
四日市・亀山方面行のホームが1番線、名古屋方面行のホームが2番線になります。
Cj03kanie_ev1 1番線のホーム階にあるエレベーターです。
 
三菱製の11人乗りの通り抜けタイプのエレベーターになります。
 
ホームの配置が千鳥式に近い配置なので最寄りの乗降位置が1番線も2番線も先頭車両になります。ただ、ドアの位置は1番線は先頭車両の真ん中のドアで2番線は先頭車両の1番前のドアになります。
Cj03kanie_ev2 こちらは2番線のホーム階にあるエレベーターになります。
 
こちらも三菱製の11人乗りの通り抜けタイプのエレベーターになります。
 
桑名駅と違うのはエスカレーターがないこと。
これは改札内も改札外も共通で、階段かエレベーターしかありません。
あと、名古屋方面行のホームは問題ないのですが、四日市・亀山方面行は先頭から前から2両目の真ん中のドアまでホーム上屋があります。
なので、名古屋から乗車してこの駅で下車するとき、下手すると雨の中、屋根のないホームを歩くことになるので注意が必要です。
Cj03kanie_wctoilet1 改札階の1番線にアクセスできるエレベーターのそばに車いすトイレがあります。
 
JR桑名駅の車いすトイレと同様の作りになっていますが、配置は違っています。ベビーチェアの位置がJR桑名駅はベビーベッドの隣ですが、蟹江駅は便器とオストメイト装置の間にあります。
また、ウォシュレットや開閉式ドアボタンがあるのも桑名駅と同じです。
Cj03kanie_wctoilet2 そして、配置の関係で1枚の写真で納まらなかったのでもう1枚。
 
ベビーベッドと開閉式ドアボタンです。

これの仕様も桑名駅を含めて他の駅も同じですが、個室内で使用中なら「開」のボタンが点灯し、ドアが開いている状態なら「閉」のボタンが点灯して使用者が次に押すボタンが点灯する仕組みになっています。
Cj03kanie_tenji 改札の向かいに音声付き点字案内板があります。
 
仕様はJR桑名駅と同じですが、ここの近くに町のPR動画が流れていて音声がかぶるとどちらも聞き取りにくいのではないかと変な心配をしてしまいます。
 
後述しますが、南北自由通路は自転車を押しての通行は認められていますが、マナーの悪い通行者がこの自由通路で自転車に乗ると接触事故を起こしかねないので自転車と歩行者とと悪露を分けた方がよかったのではないでしょうか?
Cj03kanie_ev_s 南口のエレベーターです。
 
1km以上離れた近鉄蟹江駅に近い方の出口になります。「JR線・北口」と書かれていますが、北口にアクセスできるという意味で私のミスではありません。

立て看板の通り、このエレベーターに自転車の持ち込みができます。
そのためか、北口のエレベーターも同じですが、三菱製の24人乗りの物になっています。
大きなエレベーターを設置するのだから蟹江町のやる気が感じられます。
Cj03kanie_ev_n こちらが北口のエレベーターになります。
駅前のロータリーがあったりとこの駅はこちらがメインという印象を受けます。
 
自転車を乗せられる大きさだからこちらも大きさは同じですが、次の写真を見て前言撤回という印象を受けました。

それは…
Cj03kanie_taxi 北口にある障がい者用乗降場です。エレベーターの位置と乗降場の位置がずれています。
 
タクシー乗り場と入れ替わったらいいのにと思いました。
また、乗降場からエレベーター乗り場までの間は屋根がありません。権利関係もあるのでしょうが、駅前の整備は町が策定しているはずなので調整することは可能だったと思います。たがが5mかもしれませんが、車いすに乗ったり、手引きが必要ななたにとって雨の中の5mはされど5mです。だから乗降場そのものには屋根があるのですから。
見栄えは悪くなるかもしれませんが今からでもエレベーター乗り場まで、屋根をつけてほしいと思います。

2021年10月13日

JR・近鉄桑名駅

Kuwana_ekisha
2020年8月30日にJR・近鉄桑名駅にエレベーターができ、同時に共同使用駅だったのを解消して分離しました。
本来ならば昨年に行く予定でしたが私に外出禁止令が出されていたので今になりました。
写真は東口で、バスターミナルやビルが並ぶメインになっています。
東口と反対側にある西口へは2階にあるJR・近鉄の改札口を通る自由通路でアクセスできるようになっていて、それぞれエレベーターで結ばれています。
東口・西口からJR・近鉄の改札階まで結ぶエレベーターは双方とも日立製の18人乗りの通り抜けタイプのエレベーターです。
今回は写真が多いので全部載せられません。
Kuwana_jr_stair 個人的に気になるのは東口にエスカレーターがないこと。
 
西口は上りエスカレーターは存在していますが、東口にはありません。

写真の通り、エスカレーターを設置できるスペースはあるので早急に設置をお願いしたいところ。

桑名みたいな大きな駅のメイン出口にエスカレーターなしは心もとないです。
東口から上がるとまずあるのがJR桑名駅です。
Kuwana_jr_1ev 名古屋方面からやってくる津・亀山方面行のホームである1番のりばの写真です。エレベーターの向かいにエスカレーター(上り・下り)及び階段があります。
 
エレベーターですが、1番線のエレベーターは2両編成の場合は先頭車両の1番前のドア、3両編成以上の場合は前から2両目の1番前のドアが最寄の乗車位置になります。
ちなみにエレベーターは日立製の11人乗りのエレベーターになります。
 
反対に名古屋方面行のホームは2・3番のりばになりますが、こちらは日立製の11人乗りのエレベーターですが、乗降が直角に曲がるタイプの通り抜けタイプのエレベーターになります。
改札階から入った場合、ホーム階では左に90度曲がって降ります。
このエレベーターの最寄りの乗降位置は2両編成の場合は先頭車両の真ん中のドアですが、3両編成の場合は1番後ろの車両の真ん中のドアになります。
改札階ではエレベーターの名古屋寄りにエスカレーター(上り・下り)、津・亀山方面寄りに階段があります。
Kuwana_jr_wctoilet 改札階の1番のりばに行くエレベーターのそばに車いすトイレがあります。
 
オストメイト装置、ベビーベッド、ウォシュレット、ドアの開閉はボタン式のトイレになります。
 
オストメイト装置は最近のJRの駅によくあるタイプでコンパクトサイズになっています。
できてまだ1年しかたっていないこともありキレイです。
Kuwana_jr_tenji 自動改札機と独立して車いすの利用者向けの有人改札口があり(全線きっぷ売り場=みどりの窓口も同居)、自動券売機の間に点字案内板があります。
 
この点字案内板ですが、あくまでもJR桑名駅のものであり、近鉄は後述しますが、自由通路にも点字案内板があります。東口と西口に各1ヶ所。改札口と反対側の壁にあります。
音声案内装置があるなどJR桑名駅のものに似ています。
Kuwana_yoro_ev JRの改札口から近鉄の改札の間に養老鉄道桑名駅の改札に向かうエレベーターと、その奥にある階段の入口です。
もともと近鉄の路線でしたが2007年に別会社になりました。
今では改札も分離されました。
そぁし、乗り場は分離前と同様に連番になっていて、養老鉄道は4番のりばになります。
(5番のりばは欠番です。)
他の2社と違い、改札階は地上階になります。
エレベーターはOTIS製の13人乗りの通り抜けタイプのエレベーターになります。エレベーターで地上階に下りてから改札に入ることもあり、最寄りの乗車位置は改札口と同様、先頭車両の1番前のドアになります。
そして、近鉄桑名駅の改札になります。
名古屋方面から来る津・伊勢・大阪方面行は6番のりば、名古屋方面に行くホームは7・8番のりばになっています。
改札を入ると目の前にあるのは6番のりば行きの階段・上りエスカレーターです。
実はエレベーターはまず、上り・下り線路の上に通路を作り、そこからホーム階に向かうエレベーターの乗降口を設けています。
ピンとくる人がいるか分かりませんが、近鉄で言えば古市駅だったり、阪急京都線の桂駅が該当します。
Kuwana_kintetsu_mapping ここで注目したいのはエレベーター乗り場を示すものです。

よくあるのが床にエレベーターの方向を示すものが書かれてものですが、これはプロジェクションマッピングの技術を応用したもの。
 
近鉄桑名駅で過去のネタにあったのがトリックアートで床に看板を立てたかのようなペイントですが、個人的な感想では意外と見にくいのと自由通路から改札に入ったところにあるので改札を迷わずに進入できる状態でのペイントなのであまり効果がなさそう。

話をエレベーターの話に戻ります。

6番のりばのエレベーターの最寄りの乗降位置は5・6両編成の場合は前から4両目の前から2番目のドア(3ドア車の場合は真ん中のドア)、4両編成以下の場合、前から2両目の前から2番目のドアになります。
Kuwana_kintetsu_78ev 反対に7・8番のりばのエレベーターの最寄りは4両編成以上の場合は先頭車両の前から2番目のドア(3ドア車の場合は真ん中のドア)、2・3両編成の場合は先頭車両の1番前のドアになります。
 
どちらのエレベーターもOTIS製の11人乗りのエレベーターになります。
エレベーターとは関係がありませんが、近鉄から養老鉄道に乗り換えるときに乗り換え改札口があり、6番のりばの柵を越えたところにあり、連絡改札口へはエレベーターのひとつ名古屋寄りのドア(3ドア車の場合は同じ)が最寄の乗り換え場所になります。
反対に津・伊勢方面から来た場合はエレベーターを乗り継げば養老鉄道の乗り換え改札に近く、わざわざ通路を通って改札を出なくてもいいのが元々同じ鉄道会社という恩恵でしょう。
Kuwana_kintetsu_wctoilet 近鉄桑名駅の車いすトイレは改札を入って左に階段と上りエスカレーターがありますが、その乗降口付近にあります。シャワーや温度調整機能の付いたオストメイト装置付きです。ベビーベッドやウォシュレット付きなのはJR桑名駅と同じですが、ドアの開閉は手動のみです。
どちらがいいのかは人それぞれだと思いますが、個人的にはオストメイト装置の大きさもあって、近鉄の方に軍配が上がります。
Kuwana_kintetsu_tenji 反対にJR桑名駅に軍配が上がるのが点字案内板です。

改札機の真ん前にありますが、音声付ではないのがどうしても音声付きのJRと比べてしまいます。

近鉄の分はホーム階の案内もあるのは評価できますが…
 
こういう対比が鉄道会社の違いが出ていて面白いですが、いつまでも違いを出すのではなく、いいものは他社でも取り入れてほしいと思います。

2021年10月 6日

こえとら

来年の1月31日(月)までWEBで障害者自立支援機器「シーズ・ニーズマッチング交流会2021」が開催されています。
その中で参加している商品にこえとらというアプリがあります。
これを作った企業の交流したい内容に聴覚障害者会話支援アプリ「こえとら」及び「SpeechCanvas」の周知拡大と、ご利用対象者の生活の質を高める意見収集を目的とした交流というのがありました。

どういうアプリなのか気になったのでアプリをインストールしました。
健聴者が聴覚障害者に対しては声を出して文字変換を行い、聴覚障害者が健聴者に対しては文字を書いて音声言語を発するのができるサプリになっています。
機械で文字おこしをすると無茶苦茶な日本語になりがちですが、このアプリの精度は意外と優秀でわざと難読地名を音声入力しても正確に反応します。
発生中にどもったりすると音声認識が文の途中で終わったりする点など改善の余地はまだまだあるのは否定できませんが、これがあると聴覚障害の方が街中で人にものを尋ねたいとき役に立つと思います。
この機能をメール機能に連動できれば、手が不自由な方が介護者にメールを打ってもらう時、またはメール操作が難しいお年寄りが音声入力でメールが打てるのはメールを打つ作業が大幅に軽減できるのではないかと思います。
今の他の音声入力の精度は役立たずもいいところで、こういう機会を待っていた気分です。
別にこの会社からお金をもらったわけではありませんが、使用者が増えたらより良いアプリに改良できるものではないかと思います。
く、

2021年9月22日

千日前線桜川駅

S15sakuragawa_westgate 2021年9月18日にOsaka Metro千日前線桜川駅のホーム階から西改札口までエレベーターができたので行ってみることにしました。
正直言って、このエレベーターが無くてもエレベーターだけでアクセスはできます。
しかし、このエレベーターができることでバリアフリーの質が向上したと思っています。
 
地下鉄千日前線のエレベーターは東改札口の方にあります。
前述の通り、東改札口から地上に上がるエレベーターもホームに下りるエレベーターもあるので今回紹介するエレベーターはなくても車いすでのアクセスは可能です。
 
しかし、阪神桜川駅・南海汐見橋駅は西改札側にあるので桜川駅の端から端まで行くことになります。
しかも、汐見橋交差点で千日前線の進路が90度変わるので桜川駅の位置が阪神と同一駅名でありながら距離があります。
今までの千日前線桜川駅の地上階のエレベーター乗り場が間違っているとは思いません。
阪神桜川駅のエレベーターの位置よりも便利な場所にあるのでエレベーターの利用者を見込めたから。
千日前線桜川駅のエレベーターが出来てから阪神なんば線が開業したので阪神云々は関係が無いし、南海汐見橋線は現在、30分に1本しか運転されていないので乗り換えを考慮する必要はないでしょう。
とは言え、並行して走っている地下鉄千日前線・阪神なんば線でも全く同じ場所を走っているわけではない上、阪神線から地下鉄御堂筋線や堺筋線へのアクセスとなると桜川で乗り換えた方がいいです。
(近鉄・阪神)大阪難波駅から御堂筋線に乗り換えとなると大阪難波駅の西端から東端まで移動して乗り換えすることになるし、阪神線から近鉄日本橋駅で降りるとなると大阪難波駅を境に近鉄の運賃が別途必要になるので不経済なので桜川乗り換えは合理的であります。
S15sakurafawa_b2ev 今回供用を開始した西改札口までのエレベーターです。
 
こちらは地下2階にあるホーム階の乗り場です。
 
日立製の11人乗りの通り抜けタイプのエレベーターになります。
 
エレベーターが西端にあるので最寄りの乗車位置は4号車4番ドアで1番野田阪神寄りのドアになります。
(ちなみに東改札口に行くエレベーターは1号車1番ドアが最寄の乗車位置になります。)
S15sakurafawa_b1ev エレベーターで地下1階に上がります。
 
西端と言ってもエレベーターの位置よりも階段が西にあるので途中、ホーム階に下りる階段を通り越して改札口に向かいます。
 
西改札口はこの記事の最初の画像になります。
この改札から4番出口を目指して進みます。
通路をそのまま突き当りまで進みます。
突き当りを左に曲がると階段が見えますが、その階段の手前に右に曲がります。
Sakuragawa_passenger やっと阪神桜川駅の入口になります。
 
なだらかなスロープを下りると阪神桜川駅の改札口です。
ここまで長い通路を歩いたと実感します。
この記事の冒頭で「バリアフリーの質が向上した」と述べました。
こんなに歩かされてバリアフリーの質の向上なのかと思われるかもしれません。
よく考えてみてください。
乗り換え距離はともかく、一度も地上に上がっていません。
今までの乗り換えアクセスだとさらに乗り換え距離があったこと。そして、地上での乗り換えで生じる雨が降った時や暑さ寒さを回避できます。
こんなに歩かされるならベンチの類も必要だと思いますが、これからの課題として取り組む事項かと思います。
阪神桜川駅の出入口は1番から4番まであります。
阪神の桜川駅の4番出口と千日前線の4番出口はそれぞれありますが、地下鉄にアクセスできる出口は4番出口となります。
Hs42sakuragawa_exit1 阪神桜川駅の出口はどの出口もエレベーターがありますが、この出口は汐見橋交差点の南西角にあり、南海汐見橋駅がそばにあり、エスカレーターでもアクセスできます。
今まで地下鉄側になかったホーム階から西改札口までのバリアフリーアクセスができたことによって阪神桜川駅の地上行きエレベーターを介してバリアフリーの質が向上したと言えるでしょう。

2021年9月21日

叡電貴船口駅

E16kibuneguchiekimeihyo 2020年3月19日に叡山電鉄貴船口駅にエレベーターができたのですが、このころから私の外出禁止令がでたので外出できないとイライラしている間に同年7月8日に土砂崩れで貴船口を含んだ区間が運休となり、2021年9月18日に復旧開通をしました。
バリアフリー化されている駅を見るために現地に行ってみることにしました。
 
コロナ禍で外国人観光客が減ったけれど、最近では貴船にも外国人観光客が来ていたため、駅名標も4ヶ国語表記でJR西日本よりも多いです。
ホームは2階で改札を出たところに地上階に下りるエレベータがあります。
ホームはひとつしかなく、鞍馬行きと出町柳方面行と同じホームです。
観光客がいる時間は係員がいる時間になるので電車はワンマン運転ですが有人駅扱いですべてのドアから乗降できます。
改札口へは鞍馬行きだと先頭車両の真ん中のドア、出町柳方面行だと後ろの車両の真ん中のドアが最寄のドアになります。
ただし、きららという観光列車は真ん中のドアそのものがないため鞍馬行きの場合は先頭車両の後ろのドア、出町柳方面行の場合は後ろの車両の前のドアが最適です。
E16kibuneguchiev2f 改札を出たら左手に階段がありますが、階段の左にエレベーターがあります。
 
東芝製の15人乗りの通り抜けタイプのエレベーターになります。
 
叡電は平屋構造の駅が多いためか、今回の貴船口駅が叡電初のエレベーター設置駅になっています。
比較的高齢の方が多いせいか、エレベーターの利用頻度は結構ありました。
E16kibuneguchiev1f エレベーターで地上階に下りました。
 
もちろん、このまま進むと駅の外に出て、貴船行きのバスに乗り換えたり、自力で貴船に向かう人もいるでしょう。
 
しかし、外に出る前に行った方がいいところがあります。
それは…
E16kibuneguchiwctoilet1 トイレです。
 
出口に向かう通路がありますが、少し右に曲がるとあります。普通のトイレもありますが、車いすトイレもあります。
 
改札階から地上階を結ぶ階段の裏あたりのスペースを行こう利用しているためか、トイレのスペースそのものはあまり広くありません。車いすトイレも例外ではなく、最近の車いすトイレにしてはコンパクトな広さです。
E16kibuneguchiwctoilet2とはいえ、ベビーベッドやオストメイト装置もあります。ちなみにここのオストメイト装置は蛇口の部分を引っ張ると伸びるタイプで、シャワーのように動かすことができます。
 
ここを出ると基本山道なのでここを出るとトイレがなかなか見つかりません。そういう意味では貴重なトイレだと思います。
ちなみにトイレを通り過ぎると待合スペースになっています。
E16kibuneguchiwctenji 駅の出口を出ると点字付き駅の案内板があります。
 
この案内板のそばに駅の改札口に向かう階段がありますが、18段上ったところに踊り場があり、さらに23段上って改札階にたどり着きます。
2階と言っても段差はあるので手引きをする方でも体力に自信がない方はおとなしくエレベーターのお世話になった方がいいかもしれません。
そういう意味でもこの駅のエレベーターの設置は価値のあるエレベーターだと思います。

2021年9月 8日

えちごトキめき鉄道えちご押上ひすい海岸駅

Echigooshiagehisuikaigan_annai 2021年3月13日、えちごトキめき鉄道糸魚川駅と梶屋敷駅との間にえちご押上ひすい海岸駅が開業しました。
 
開業そのものは知っていましたが外出ができなかったので今まで現地に行けませんでした。
 
外出宣言したので気軽に外出できます。
(私の家から気軽に行ける場所ではありませんが)

早速バリアフリーチェックをしたいと思います。
Oshigami_kudari_plathome まず下りホーム(直江津・新潟方面行のりばのあるホーム)からです。
 
この駅の特徴は上りホーム(糸魚川・富山方面行のりばのあるホーム)と下りホームで入口が違うのはもちろんですが、ホームの配置が千鳥式になっていて本来あるはずの上りホームが下りホームの向かいにありません。
後述する県道221号を挟んだ東側に下りホーム。西側に上りホームがあります。上り・下りともホームの長さは車両2両分で入口から近い1両分のみホーム上に屋根があります。
なので、全列車ワンマン運転であるこの路線だと2両編成の場合、屋根のないところから出ることとなります。
Oshigami_kudari_slope 下りホームへアクセスできるスロープです。
 
平屋構造のホームですが、スロープが長いのが特徴です。
スロープが長いのも文句を言う人が出るかもしれませんが、反対に傾斜が緩いので、手動車いすで自力で操作する方には楽です。
個人的にはこんなに長いスロープで屋根がないと降雪時、雪が積もって除雪するのが大変という雪国ならではの問題が出てくるのではないかと思います。この地域には雁木というのがあり、雪の積もった日に雁木の下を通るのが珍しくなかったから。
ちなみにトイレや待合室のようなものは上りホームの方にしかありません。
Oshigami_closs この地点は上りホームへの入口から下りホームの方向に撮影したものです。
目の前の道路は県道221号です。
 
写真では分かりにくいですが、横断歩道の類のものは現場の南北に離れたところにあります。
 
さすがに踏切の直前に横断歩道は車の往来の関係でよろしくないのでここに横断歩道がないのはしかたがないでしょう。
しかし、こうやって見るとスロープが長いのでホームをスロープの方向に伸ばしていたらコンパクトで運用列車の編成如何で乗降車位置に変更がないので便利だと思いました。
Oshigami_nobori_tenji 個人的に気になったのは上り側にある点字付き構内図です。
 
上りホーム側にはスロープが途中で2方向に分かれるのですが、先程の県道の近くにあるスロープではなく、遠い方のスロープ入口になります。

ちなみに下りホーム側はスロープがひとつしかなく、酢ロープの傍に点字付き構内図があったので問題はないのですが、設置場所が違うのではないかと思います。
県道側の入口とこちらの入口と間にトイレがあるのでトイレを通り過ぎてからトイレの位置が点字で表示されるといったチグハグな設置になっています。
もちろん、こちらの入口から利用する人もいるでしょうが、自転車置き場しかないような場所から視覚障害者が利用するケースよりはアクセスができる県道側からアクセスする人の方が多いと思います。
Oshigami_nobori_slope こちらは上りホームの入口から見たスロープです。

見にくいかもしれませんが途中で180度折り曲がる形で分かれています。こちらのスロープも長いのは下りホームと同じです。

右上に写っている高架は北陸新幹線の線路になっています。この高架下あたりに自転車置き場があります。
写真そのものは撮っていますがホームへはスロープだけではなく階段も存在しています。ただ、アクセス道路がスロープの方が便利な位置にあるため敢えて階段を利用しようとは思えません。
Oshigami_wc_toilet1 最後に車いすトイレを紹介します。
 
狭い空間を利用しているので最近の車いすトイレにしてはちょっと狭いというイメージです。
 
便器の左側にあるシャワーのようなものがオストメイト装置になっています。
なので、洗面台のような大きさのオストメイト装置があるわけではありません。
Oshigami_wc_toilet2 このブログを書き始めたころはオストメイト装置そのものがまだ珍しかったのであるだけでもいいと思っていましたが、これからはオストメイト装置がどういうタイプなのか表示させることが必要な時代が来るのかもしれません。
久しぶりにバリアフリーチェックをしたからか気合が入って辛口になった感はありますが、駅から東に1.2km行くと地域の総合病院があるので通院需要が見込めると判断して駅が建設されたわけですから通院客が利用することが前提でトイレも整備してほしかったです。

2021年8月 9日

尼崎駅の八百屋さん

JR西日本の特例子会社にJR西日本あいウィルというのがあるらしい。
この会社は障がい者雇用を推進するために設立された会社でこの会社が8月27日までJR尼崎駅構内で朝どれ野菜を直売実証実験をするということで障がい者雇用という観点から関心があるので行ってみることにしました。

まず、営業時間が平日は15:30-19:30、土・日は13:30-19:30ですが、この記事の投稿時において、平日しか営業日がありません。
また、毎週水曜日・土曜日・日曜日および8月12・13日は休みなので、まだ、期間の前半ですが慌てていくことになりました。

本当はカメラを持っていましたが、プライバシーの観点から写真撮影を諦めました。

朝どれ野菜なので、営業開始時間が遅いのは仕方がないと思う一方で、事業として成立するのか疑問が残ったのが第一印象です。
個人商店の八百屋だって品数が何十倍もあります。
実験ということを差し引いても事業として成り立たないと撤退して折角の就職の機会が得られた障害者の雇用が無くなるのはこの後の就職活動が長いものになると予想されるため事業の失敗だけは避けたいです。

朝どれ野菜そのものは新鮮さという付加価値を生み出しているのでこの付加価値を商品代金に転嫁しやすいし、事業として成立しやすいと思います。
今回見に行って気になったのはJR西日本あいウィルによる出店ですが障害者雇用の部分が見えてこないところ。
事業が成立してから障害者雇用を生み出すのか分からないですが、考えられるのは商品の陳列とか運搬なのかと思いますが、地方の農作地で野菜の収穫を障害者が行い、JRの路線網を使って消費地に届け(この時に商品を貨客混載列車に運搬するのも障害者の仕事にしたらいいと思う)、消費地で販売、または自社の社員食堂などに卸すというのも面白いかもしれません。

個人的に面白い事例がひとつありまして、糸魚川市にあるワークセンターにしうみで自前でコシヒカリ栽培し、それを餌に与えた翠鶏(みどり)という地鶏を飼育・出荷しています。
地鶏の飼育は難しいとしても自前で生産して、加工して、販売するをすべて行う「第6次産業」はできるのではないだろうか?
幸い、JR西日本あいウィルは他の障害者作業所に比べて優位に立っている点は駅という好立地に出店できるところ。
幸か不幸かJR西日本はみどりの窓口や駅売店を閉鎖しているので駅でスペースを捻出しやすいです。
個人的に新たな事業を成功して、障害者雇用を促進できたらいいなと思います。

2021年8月 1日

大阪駅南口駅前広場にできたエレベーター

大阪駅前第4ビルから地下道経由で大阪駅に行った時のこと。
大阪シティバスの乗り場付近に上がる階段付近にお年寄りが並んでいました。
Osakastnevb1 何でだろうと思ったら、エレベーターを待っている人たちでした。
 
そういえばここにエレベーターなんてなかったなぁと思ったら思わすスマホを取り出して写真を撮っていました。

地下1階のエレベーター乗り場は阪神百貨店や地下鉄梅田駅の南改札口から近いこともあって、できて間もないのに稼働率がなかなか高いというイメージです。
 
阪神百貨店の建て替え工事と並行に阪神梅田駅やその上にある地下道の拡幅工事も行っていて先に出来上がったエレベーターだけでも動かして利便性をあふぇる姿勢に感心します。

このエレベーターの地下1階は日付の変わってすぐの午前0時20分から午前4時40分まで停止しません。

「地下1階は使えない」という表現を用いたのはこのエレベーターは1階と2階にも停まる3停止タイプのエレベーターだから。

1階は大阪シティバスの乗り場付近ですが、2階は歩道橋階で大阪駅のサウスゲートビル(大丸梅田店のある建物)の2階にダイレクトに連絡しています。
Osakastnev1f 1階のエレベーター乗り場です。
 
大阪駅の入口と思われるところから結構離れているのですが、一応、大阪駅の構内扱いのようで、このエレベーターのそばにあった案内図には本記事のタイトルにもなっている「大阪駅南口駅前広場」となっていました。大阪駅周辺の地下街の階段番号は7-30号階段で、地下鉄梅田駅18番の出入口と共用しています。
(ちなみに投稿時においてOSAKA MetroのHPには当記事のエレベーターのことは掲載されていません。)
 
特に阪神梅田駅から大阪シティバスの守口車庫前行き(毛馬経由・都島区役所前経由とも)、井高野車庫前行き、加島駅前行きは1階のエレベーター乗り場に近いうえに本数も多いので重宝する人が多そうです。
阪神梅田駅のエレベーターだと地下1階経由でも2階経由でもたどり着けますが、天候と視認性を天秤にかけてルートを選択したらいいと思います。
Osakastnev2f 2階のエレベーター乗り場になります。
先述したサウスゲートタワービルにも行けますし、阪急や阪神百貨店の2階にもアクセスできます。歩道橋なので屋根がないので暑かったり、雨が降っていると歩道橋は嫌ですが、地下だとエレベーターの位置関係が分かりにくいと言ったことがありますし、地下鉄駅があるために大回りを強いられることがあるのも否定できません。
 
そういう意味では、バリアフリーの質が向上したともいえます。
 
なお、このエレベーターは三菱製の20人乗りのエレベーターになります。
梅田はまだまだ工事箇所が多く、工事が終わればバリアフリーの地図も変化していきます。
その変化についていけるように情報の上書をしていきたいと思います。

2021年7月18日

最寄駅からの車いす移動

神戸に行ってきました。
Kobecitymedicalcentergeneralhospital1 ポートライナー医療センター駅の改札口付近に神戸市立医療センター中央市民病院の利用者向けに車いすの貸し出しを行っているみたいです。
 
私が行った日は日曜日だったので病院は休診なので車いすが必要な場面はあまりないと思われますが、車いすを常用まではいかなくても車いすが必要な場面はあるかと思います。

病院内利用のための車いすならどこの病院にでもありますが、100mとはいえ離れた場所からの利用できるは珍しいです。

院内用の車いすですら車いすの手入れが悪く使い物にならないものが散見される中でこういう取り組みをしているのは手入れの問題や借りパクする輩がいいるため目の届かないところに置きたがらないわけですが、そういう心配事を無視した取り組みには評価したいです。

もちろん、車いすの背もたれ部分に病院名が入っていますが…
上の写真は病院で借りて駅で返す場面での車いす置き場になりますが、もちろん、駅で借りて病院で返すケースも考えられます。
Kobecitymedicalcentergeneralhospital2 例えば、入院のつもりで病院に行くとか、足のギプスが取れるとかいろんな場面が想像できると思います。
 
神戸市立の病院に神戸市が大多数の株を所有している第3セクター鉄道会社という比較的融通の取りやすい関係ではあります。

しかし、病院利用者の利便性の向上という意味では官民の垣根を取り払ってもいいのではないでしょうか?
例えば、JR京都線の岸部駅と吹田市民病院及び国立循環器病センター附属病院とか山陽本線の北長瀬駅と岡山市立市民病院なら導入しやすそうです。
 
利害が絡むと問題なら、交通事業者と商業施設なら同じ系列だったり、バスターミナルだと交通事業者も商業施設もテナント同志だからショッピングカートや車いす置き場をバスターミナルや駅改札口付近に設置というのもいいのかもしれません。
コロナの関係で第三者が使ったものを使うのに躊躇するなら、アルコールスプレーを置いておくのもいいでしょう。

こういうささやかな配慮も一種のバリアフリーではないかと私は思います。

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