少し昔の話になりますが…
少し昔に公開された映画「クイール」の話です。
クイールと名付けられた盲導犬のお話ですが、内容が内容だけに結構多くの視覚障害者の方が映画館に見に行ったそうです。
視覚障害の方の手引きを良くされている方から聞いた話ですが、その方が苦労したのはシーンの解説を視覚障害の方にするのですが、(当然、必要な行為であることは間違いないのですが)他の観客の耳障りにならないように詳しく解説をすることだったそうです。
その話を聞いた時、考え込みました。いくら必要なこととは言え、第三者の迷惑になってもいけない。
一番いいのは映画館側が用意したレシーバーを視覚障害の方に貸し出し、予めストーリーに合わせたシーンの解説を流し、本人のみ聞こえるようにする方法だと思われるのですが、それがだめなら朗読上映会という方法もあります。
(後者は大阪の某映画館で実際にやっています)
予算の関係で実現が難しいかもしれませんが何とかして欲しいものです。
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