ハンディキャップルーム
今日、私の携帯に電話がかかってきました。
現在、東京に行っている車いす利用者からでした。
今日、大阪に戻る予定だったのですが、台風で新幹線がストップして(電話があった頃は止まるという予測だったのですが)、部屋が取れないらしかった。
車いす利用者が宿泊施設に泊まる場合、どこでも良い訳ではありません。
本人の身体状況によって全然異なるのですが、車いす障害者だとホテルの入口までに階段しかない場所やエレベーターが狭くて車いすが入らないホテルには泊まれない。
最近ではHPや出版物などでハンディキャップルームが掲載されたりしますが、これがかなり曲者だったりします。
車いすの方でも利用しやすいように用意されているのですが、バスルームに手すりがあるだけの部屋と言うこともあります。そのような部屋は車いすのままトイレに行くことは不可能です。
これでは利用者も混乱するので、基準を設けて基準を満たしているもののみハンディキャップルームと名乗れるようにすればいいと思います。
ついでに宿泊の手引きやメニューなどを点字表記が完備された、視覚障害者向けのハンディキャップルームや文字放送内臓テレビや電光掲示板による緊急案内装置、呼び鈴の代わりにフラッシュライトで知らせる聴覚障害者向けのハンディキャップルームも導入する必要があるのではないかと思います。
ホテル業界の方、検討をお願いします。
« ハンディキャップルーム | トップページ | 雨の日の外出 »
「バリアフリー」カテゴリの記事
- 情報提供の統一性(2023.01.21)
- ほじょ犬専用トイレ(2023.01.20)
- このスロープ使うべからず(2023.01.10)
- 神鉄大池駅Part2(2022.12.25)
- バリアフリーとユニバーサルデザインの違い(2023.01.01)
コメント