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2005年1月29日

咲くやこの花館

難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今ははるべと 咲くやこの花
上の歌は古今和歌集で王仁(わに)が詠んだと伝えられる古歌です。 この歌が私の出身地である此花区の名前の由来にもなっていますし、鶴見緑地にある植物園、「咲くやこの花館」の名前の由来にもなっています。 だから、私は名前だけでもOKと言いたいのですが、それではさすがにだめなので、バリアフリーの観点から咲くやこの花館をチェックすると… ガラス張りの温室は明るく、ほんの僅かな部分を除き(順路から外れています)、スロープがずっと続き、入口から出口まで見てまわれます。車いすトイレも1ヶ所にあるのですが、その中にはユニバーサルベッドがついていました。 点字の類は少ないですが、通路もゆったりと作られているので採点するなら及第点以上でしょう。 今から15年前の花博(大阪人の私は「花博」と言えばこれしか思いつかない)が終わっても取り壊されなかった数少ない施設で、今見ても色あせない、いい施設だと思います。 今年、愛・地球博が開催されますが、いいものは万博終了後も残して欲しいと思います。

2005年1月28日

駅の時刻表

今日、近鉄の某駅の時刻表を見て気がついたことがあります。
特急の時刻表に車いす対応のマークがありました。
全ての特急に車いすスペースがあるわけではないので、非常にありがたい。
と言うのも、JRの在来線にも言える事ですが、車いすスペースがない特急に乗るとなると、車いすが車両に入らないため、介護者が抱えて座席まで行かない限り、ずっとデッキでいることになります。
今までそんな表示は見たことがなかったのでとても新鮮でした。
最近、JR在来線の普通電車にも車いすトイレが設置された車両もあるので、そのような車両で運転する電車にも車いすマークを付けていただければ…と思います。

2005年1月16日

ICカード乗車券

大阪に住む私がICカード乗車券と言うと、まず、JR西日本の「ICOCA」、スルッとKANSAIの「PiTaPa(現在、京阪、阪急、能勢電のみ使用可)」とJR東日本の「Suica」(ICOCAと相互利用できるようになったので身近になりました)が思い浮かびます。
もちろん旅先でICカード乗車券を見かけることもあります。
実際、旅先で使ったことがあるのは香港のオクトパス(カード)ですが、国内でも浜松の遠州鉄道(電車・バス)の「ナイスパス」、金沢の北陸鉄道(バス)の「ICa(アイカ)」は見たことがありますし、先日、高松のことでん(電車・バス)で導入に向けてのキャンペーンを偶然見かけました。
これら3社共通していえるのはカードそのものが繰り返し使えるので環境保護に役に立っている点と障害者割引用のカードがあることです。
プリペイドカードや回数券の場合、使用後はごみになるだけですが(カードの場合は一旦、原材料にしてから再利用する方法もありますが)、ICカードならそういうこともないので地球環境にやさしいということなのでしょう。確かに言われてみればそうだなと思います。
しかし、私が気になったのはむしろ後者で障害者割引用のICカードは「ICOCA」、「PiTaPa」、「Suica」共になく、関西や首都圏が遅れていると言わざるを得ない。
他社線も使えるカードの方がいいので、額面以上のおまけはいらないですが、障害者割引用のカードは技術的にも経済的にも難しくないので(スルッとKANSAI対応のプリペイドカードは障害者割引用があります)、導入して欲しいものです。
自分の住んでいるところが最先端の機械が導入されていると思っている方、実は地方のほうが進んでいることって結構あることなんです。

2005年1月11日

飛行機に乗るときのこだわり

今度、車いすの方と一緒に飛行機に乗ることになったので航空会社に車いすの方が飛行機に乗る旨を伝えるため電話をかけました。
本当は使用している飛行機までこだわりたいのですが、新幹線と違い何便も出ているわけではないので希望の時間に飛んでいる航空便にしました。
飛行機の座席ですが、特に車いすの方と一緒の場合、座席が取れない場合を除き左翼側の窓側の席とその右隣の席を指定することにしています。そして車いすの方が左翼側の窓側に座ってもらい、私がその右側に座ります。
理由は…
1 私自身、右利きですので、食事介助(国際線だと確実にある)の際、介助者である私が右側にいてる方が介助しやすい
2 右翼側の通路側に車いすの方が座ると介護者である私がトイレで席を立つときに大変
3 右翼側の通路側に車いすの方が座ると万一、通路側に倒れても介護者である私がその方を起こすことが困難
普段、自分で何とかごはんを食べられる方でも飛行機のような狭い場所でごはんを食べるのは難しく、飛行機の中だけは食事介助をすることになります。国内線で機内食が出されるのはまれですが、韓国ぐらいでしたら軽食ですが、香港やグアム行きとなると機内食になります。(もちろん、それより遠いところも機内食が出ます)
今回は国内線なので飲み物ぐらいかなと思いますが、それでも利き手が外側の方が介助しやすいです。
(一度、ペンを持って食事介助するふりをしてみてください)
右翼側の窓側に介護者が座っても同じではないのかと言う疑問がわいてくると思いますが、通路側に座ってシートベルトをしていても障害のため、上半身だけが通路側に倒れこむ場合があります。介護者が通路に出て起こせばいいのですが、車いすの方がいるので通路に出られない場合だってあります。
ですので車いすの方が窓側に座ると壁と介護者に挟まれた状態になりますので余程のことがない限り、どこかに倒れこむことはありません。
あまり動けない方に「どいてください」とは言えないので、トイレに行く場合大変です。介護者なら我慢をすればいいのですが、見ず知らずの人が窓側に座っている場合、トイレに行くのを我慢させるわけには行かないので、お互いに嫌な思いをするので最初から窓側に座ってもらうことにしています。
もちろん、搭乗直前にトイレに行ってもらい、飛行機を降りてすぐにトイレに行ってもらうなど最善を尽くすのは言うまでもありません。
ただ、介護者の体力がない場合だと、車いす障害者が窓側に座ってもらう方が大変なので介護者の体力と飛行時間と天秤にかけた方がいいのかもしれません。
私にとっては左翼側に座る理由は以上ですが、もちろん、飛行機のドアが左翼側にあるので左翼側に座るほうが乗降の時も便利だと言うことを付け加えて起きます。

2005年1月 7日

確かにいいことなんですが…

高松に行ってきたのですが、普通列車のドアが車内保温のため手動で開くようになっていました。
北国なら当然のことなのですが、大阪近郊ではあまり見かけません。
四国でやるのですから省エネのためにもいいし、冷たい風が車内に入らないので不快な思いをしなくてもいいのでいいことだと思うのです。
しかし、ボタンでドアが開く車両ならいいのですが、本当に人の力でドアを開ける場合、ドアそのものが重い車両があり、電車への乗降が大変である。まだ私ならいいのですが、お年寄りの力で本当に開くのかと心配したくなるほど重いドアがある。
これから(特にローカル線は)ボタンを押すだけでドアが開閉できるようにすべきだと思います。
今あるようなものではなく、ボタンを大きくし、「開」、「閉」のボタンがあり、停車時に限って(当然ですが)どちらかは点滅、もう片方は消灯状態にし、(例えば、ドアが閉まっているなら「開」のボタンが点滅し、「閉」のボタンは消灯。ドアが開いている時はこの逆)視力が悪くなりはじめた方でもドアの存在を分かりやすくする必要があるのではないかと思います。

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