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2005年6月28日

名称の変更

最近、福祉の世界で名称の変更が行われているのを耳にします。
今回お話しするのは固有名詞のことではなく、一般名詞のお話です。
最近では「痴呆症」を「認知症」という言葉に変わったのが記憶に新しいのですが、実は昔は良かったけれど今では差別的印象から名前を変更されたケースが多いです。
「統合失調症」という言葉もほんの数年前まで「精神分裂症」という名前でした。
今では普通に使われている「知的障害者」という言葉も変更されてから10年程度しか経っていないし、法律で知的障害者という言葉になったのはそれよりも後の話です。(昔は「精神薄弱者」とか「知恵遅れ」という言葉を使っていました。)
あと街中でよく見かける音の鳴る信号機ですが、今では「視覚障害者信号」とか「交通弱者用信号」とか表示されていますがつい数年前までは「盲人用信号」と表記していました。
そして、これらのことに共通して言えるのは使い始めるときは官民問わず一斉に変更された言葉を使い始め、一気に浸透していったことです。

ですので、一部の自治体だけとか一部の団体でのみ使い続けても全く浸透していきません。
札幌市発行の印刷物などを見てみると障害者の「害」の字がひらがなになっています。
これには障害者は「害」ではないという意味が込められている筈ですが、私の知る限りでは自治体レベルで「害」をひらがなで表記しているのは札幌だけです。
使い続けることも大事なことですが、自分のところが正しいと思うなら、他の自治体とか厚生労働省に表記の変更を求めるのも必要だと思います。

2005年6月21日

この橋渡るべからず

「この橋渡るべからず」
一休さんの話ではなく、現在の現実の話です。
大阪市内ベイアリアにある橋は船の往来の都合上、高さのある橋が多い。
だからこそ大阪市内に渡し舟があるのですが、全ての橋の近くに渡し舟があるわけではなく、その場合、橋を渡るしかない。
しかし、高さのある橋でも階段でしか結ばれていない歩道が存在する。
当然、高さのある橋なので階段も多く、車いすの方は渡りたくても渡れなく、下手すると数キロ遠回りをしなければならないところがあります。
車いすの方にとっては本当に「この橋渡るべからず」だったりします。
エレベーターかスロープで結んで車いすの方も渡れるようにしてほしいです。

2005年6月19日

ホームドア考現学

一部の駅に設置されているホームドア(または安全柵)のことです。
視覚障害の方がホームから(線路に)転落して大怪我したり、もっと悲しい事故にあわれるといったことが年に数回あります。
だから「ホームドアの設置を!!」という話を良く聞きます。

残念ながら一部の駅に設置されているホームドアはさほど混雑したところに設置しておりません。
理由はよく混雑した駅にホームドアを設置すると電車とホームドアの間に閉じ込められた場合、とても危険でまた混雑したところほどそのリスクが高いからです。

他にもあります。
使用する電車の扉の数が違う場合、ホームドアを設置できません。2枚扉と3枚扉の共用運用はできますが、3枚扉と4枚扉の共用運用は難しいのです。
また、ホーム上の混雑防止のため、ラッシュアワーの時間帯だけ優等列車と各駅電車と乗降位置をずらしたり、その駅始発の電車だけ乗降位置をずらす駅もあります。
ホームドアを設置することで乗降位置をずらせなくなるのはかえって危険な状態になります。

時差通勤・時差通学ができる社会になればいいのですが、そうはいかないのが現実です。
ましてや、自宅勤務が主流になるとも思えないのでしばらくはこのままの状態が続くのではないかと思います。

ホームドアの設置で妙案は出てきません。

2005年6月13日

38メートル

阪神梅田から野田まで行く時(この逆も可)、私は余程急いでいない限り、普通電車に乗ります。野田駅にも急行が停車するのですが、その急行は梅田と野田の間にある唯一の駅−福島駅にも停車するので、どちらに乗っても所要時間は変わりません。ですから、急いでいる時と言っても、普通電車の前に急行が先に走っているに過ぎません。
では、なぜ普通電車がいいのか?
普通電車だけ他の電車より2両分短いから。
大阪から神戸まで行く阪神電車の場合、始発の梅田駅は阪神間の一番東にあり、主な改札も東端にあります。ですので、神戸方面行きの電車に乗るとき、電車が長くても短くても最後の車両は東端に統一してます。
野田駅は一番西側にしか改札がありません。と言うことは電車が長くても短くても先頭車両は西側に統一しています。
つまり、梅田−野田間では普通電車は他の電車より2両分長く走ることになります。
阪神電車の場合、1両は19メートルですので、38メートル分、楽したことになります。
私の場合は足が悪いわけではないので他の電車に乗ってもいいのですが、38メートルでも歩かなくてもいいと聞けば助かる方もいるのです。
電車の停車位置を活用すると、移動距離が短くなるひとつの例ですが、車いすを押す時、手引きをする時に知っているのと知らないのとでは介護の負担が違います。
似たような話で足が悪い方で一生懸命、階段を上っている方を見かけたのですが、少し歩いたらエレベーターがあるのにと思ったのですが、その階段も半分上ったところだったので言いそびれたこともあります。
鉄道会社のHPでエレベーター設置駅を表にしているところがありますが、どの位置にと言うところが欠けているために、エレベーター設置駅にもかかわらず、エレベーターが付いていることを知らない方が一生懸命階段を上り下りしているのだと思います。

2005年6月10日

養護学校のスクールバス

最近、スクールバスの運行を民間のバス会社に委託しているところが多いようです。
民間に委託して経費を削減するのが目的なのでしょう。財政が悪いままなので仕方ありません。

しかし、肢体不自由児の養護学校の場合、リフト付きのバスでないと大変なのでつい最近まで学校のスクールバスがあったように思います。
(注意 大阪の養護学校は市立・府立とも、同じところに住んでいても肢体不自由児と知的障害児と通う養護学校が違います。)
最近ではノンステップバスも安くなり、民間会社がバスを購入しやすくなったせいか、ノンステップバスの運行で民間委託ができるようになったのは財政難の当局にとってありがたい話だと思います。

ノンステップバスになってバスへの乗降時間も短くなったのではないかと思います。
私の想像通り、乗降時間の短縮ができたのなら、学校側にどちらかやってほしいことがあります。

スクールバスに乗車時刻の繰り下げか乗降箇所の増加です。
全ての児童とは言いませんが、普通の学校に通っている児童より肢体不自由の児童のほうが体が弱い上に、通学時間が長いので少しでも全体的に通学時間そのものを短縮できたらと思うのです。
スクールバスの乗降箇所が増えた場合、最初にスクールバスに乗る児童はメリットはないのですが、こまめに停車することによって自宅から(スクールバスの)バス停までの時間が短縮されるのでこの場合でも全体的な通学時間を短縮できます。

なかなか大変だとは思うのですが実現してほしいです。
それと、スクールバスの乗降時にはクラクションなど鳴らさないでください。

嫌がらせ?

 舞洲(まいしま)スポーツアイランドから野田阪神行きのノンステップバスに乗ったときのこと。バスがアミティ舞洲(身体障害者スポーツセンター)に到着した時、アミティ舞洲を利用した人たちがバスに乗ってきました。
 バス停で車いすの方が待っていたにもかかわらず、待っていた乗客がバスに乗り込むとさっさと車いすスペースに立ちました。介護の方が「車いすの人が乗るので…」と言うと、その人はそのスペースから離れましたが、一体何を考えているのだろうか?と考えてしまいました。
 先に乗車している人が車いすスペースにいて車いすの方が乗車する時に気が付かないなら分かるけれど、同じバス停で待っている人が車いすスペースに立つなんて、嫌がらせとしか考えられない。
 物理的なバリアフリーはお金を出して物を作れば解消できるけれど、心のバリアフリーは人間の心の中には入ることができないので、どんなにお金があっても100%達成できないものです。
 他人に対する思いやりは年を追うごとに欠けてきているのかなと考えてしまう出来事でした。

2005年6月 7日

ソウルの地下鉄

ソウルから帰ってきました。
2年前にソウルに行った時より、地下鉄駅のエレベーターが増えたのを実感しました。
しかし、謎なのはホームからエレベーターに乗ったら、改札外の位置に出てしまう所が何ヶ所かありました。
しかも、駅員が対応するのではなく、ほったらかしの状態。
無賃乗車する人が出てこないのか他人事ながら心配です。

地下鉄のエレベーターに限ったことではないのですが韓国のエレベーターは「閉」のボタンに反応しないものが多い。
日本人なのでなかなか閉まらないエレベーターにいらだってしまいます。(自動的にドアが閉まる時間も日本のエレベータよりも長いので余計にそう感じます)

上記の駅とはまた違う地下鉄駅のことなのですが、車いすの方の改札は専用のゲートがあり、インターホンで駅員を呼んで遠隔操作でロックを解除して改札に入るタイプのものを良く見かけました。

ホームと電車との段差は無いところが多く、車いすの方が地下鉄に乗りやすいのですが、駅員は一切、手伝ってくれないので介護者がいるか、自分で何の問題も無く(手動の)車いすを動かせる方でないと大変かもしれません。

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