日本ライトハウス情報文化センター
建て替え工事が終わった、日本ライトハウス情報文化センターに行ってきました。
地下鉄肥後橋駅のそばですが、車いすで行かれる方は四つ橋筋を南に行った所にある近畿労金本店のそばのエレベーターから上がることになります。
建て替えたとは言え、エレベーターの位置は以前と変わらない場所にあるそうです。
同行していた視覚障害者の感想ですが、昔の建物の位置を覚えているので、建物が変わっても一からは覚えなおさなくてもいいのがいいとの事。
とは言え、以前の建物とまったく同じというわけではありません。
私も前の建物には何回か入っているのですが、入口は同じでも全体的にはガラリと変わった印象です。
清眼者である私にとって、視覚障害者の日用生活用品は見慣れないものばかりなので、気になります。
トイレですが、点字表記はもちろんしているのですが、中途失明の方も多く、視覚障害者であっても点字のわからない方もいることも事実。トイレの場所を点字以外の方法で提示しています。
見ただけではなく、触ることで場所を表示している点は点字と一緒ですが、男性用が三角、車いすトイレが四角、女性トイレが丸と立体的になっているので、一度覚えると点字がわからなくても触っただけでわかりやすいかと思います。
また、写真はないですが、トイレの入口ドアの色を男性用が青、車いすトイレが緑、女性用が赤とドア全体であらわしているので、これは弱視者の方に有効ではないかと思います。
駅や百貨店のような大きなトイレの場合、トイレ入口にドアそのものがないので、あまり参考にならないかもしれませんが、中規模以下のトイレだと立体的な区分けやドアの色分けは他の場所でも参考にできるかもしれません。
視覚障害者の情報提供する場所であるので、視覚障害者にとって便利なものを提案していってほしいと思います。
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