福祉枠をいただけたら…
昨日、みまさかスローライフ列車に乗ってきました。
列車本数の少ないローカル線を逆手にとって運行区間の数駅で長時間停車(2,30分)し、その間に地元の商品の販売があったり、歓迎サービスがあったりと意外と盛り上がっていると感じるイベント列車です。
前置きはこのぐらいで、この列車(往路)の最初の長時間停車駅である、美作滝尾駅での販売の中に写真のクッキーを作っている作業所がありました。
作業所は津山ひかり学園 ひかりの丘というところで、バリアフリーのブログを書いている身ということもありますが、純粋にこのかっぱがかわいいので購入しました。
この列車に乗って数駅先で下車した那岐駅でジャムを販売していた作業所がありました。
こちらは鳥取県智頭町にある社会福祉法人 自立の会というところです。
どちらにも共通して言えるのは福祉関連団体が他にいないことです。
福祉まつりのようなイベントなら大多数の福祉団体が出展をするのでしょうが、一般向けのイベントなので当然、地元の観光協会や企業がメインです。
福祉まつりがダメとは言いませんが、福祉まつりの最大のデメリットは来場者も福祉に関心のある人が中心になりがちです。
それだと自分たちの活動に広がりが限られるということです。
先程のクッキーを列車の中で食べながら2つの提案を考えました。
まずはこういうイベントに福祉枠を設けて無料か格安の出展料で参加団体を募集する。
一般の団体からクレームがこないように出展団体は制限する必要はあると思いますが、多くの方の眼にふれることで励みになるかもしれません。
そしてもうひとつは最近全国各地でゆるキャラが誕生しています。
幸い、多くのゆるキャラの版元は自治体にあります。
福祉団体が使用する分に限って使用条件を緩和するのはどうでしょうか?
先程のかっぱクッキーのようにゆるキャラを作業所が作るということです。
福祉団体といえどパテント料は版元に支払わないといけませんが、結構いいのが出来るのではないかと思いました。
個人的にくまモンあたりは作りやすいのではないかなと思います。
多くの人が目にする場所で多くの人が購入する商品を作るというのも就労支援ではないかと考えます。
交流をして心のバリアフリーにつながればいいなと思いながら、今回の記事を終わりにしたいと思います。
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