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2015年8月24日

近鉄における駅ナンバーリング

8月20日から近鉄でも駅ナンバーリングが始まりました。
駅数が多いから調整に時間がかかったのでしょう。
ただ、投稿日時点では近鉄京都駅と奈良駅の2駅のみなので、両駅に行ってみることにしました。
P1280581まずは京都駅。
他の関西の大手私鉄は会社名を表す2文字のアルファベットと2桁の数字ですが、近鉄は路線ごとに分けています。

地下鉄のような表記方法です。
因みに、近鉄ではAを奈良線、Bを京都線・橿原線、Cはけいはんな線(これは地下鉄中央線との乗り入れの関係で以前から実施)、Dは大阪線、Eは名古屋線、Fは南大阪・吉野線でそれぞれの始発駅を01と附番しています。
(ただし、けいはんな線は大阪港駅を11から始めていますし、奈良線と路線を共有する大阪線は始発駅である上本町を03としています)
P1280583近鉄の駅ナンバーリングの特徴は乗換駅の数字を基本的に同じにしたため(唯一の例外は奈良線とけいはんな線が違う。これは既に実施している中央線との共通のナンバーリングのため)、
同じ路線であるにもかかわらず、番号が飛んでしまうことです。
例えば、大和西大寺駅は奈良線ではA26と京都・橿原線ではB26と附番されているのですが、この両隣の駅は奈良線は大阪寄りが菖蒲池のA21で、奈良寄りの新大宮駅がA27、京都線は京都寄りの平城駅がB25、橿原線は橿原神宮前寄りの尼ヶ辻がB27と番号が大きい方に合わせているので、飛び番が大和西大寺のほかに、大和八木(大阪線)、橿原神宮前(南大阪線)、伊勢中川(名古屋線)があります。
だから写真の京都と奈良は京都から奈良まで28の駅があることになります。
(もっとも、両駅間を各駅停車で行く人は珍しいでしょうけれど)

駅ナンバーリングの附番方法はどれがいいか正解はないのでしょうけれど、意味か分からないと不必要に混乱するので、よく考えて作ってほしいと思います。

2015年8月 8日

柳井ー三津浜間(伊保田港寄港)航路(しらきさん)

P1280413柳井港から周防大島にある伊保田港により松山の三津浜港まで航行する「しらきさん」です。

写真は松山側から撮影しました。

バリアフリーの船と聞くとどうしても乗ってみたくなります。

ですので、伊保田港に寄港しないバリアフリー船ではない船には関心がありませんでした。
(言うまでもなく、伊保田港に寄港しない船の方が所要時間は短いです。)


P1280414松山側から乗船しました。

写真の通り、歩行者も自動車も同じルートで乗船します。










Shirakisanbf1船内エレベーターで客室まで上がるのですが、エレベーターで上がってすぐのところにバリアフリー船室があります。

ここにはこんなものがありました。


















P1280418

昇降式の座椅子です。
福祉機器展示場以外ではあまりお目にかかれないものではあります。

高さが調整できるので個の座椅子には移乗しやすいですが、これを操作する方法がわからない人が多いのではないかとも思います。

発想そのものは面白いとは思うのですが。

P1280419
同じバリアフリー船室にあった車いすスペースです。

結構広い船室ですが、私が乗船した便は誰も乗っていませんでした。

意外と広いのですが、車いすトイレの類は一般船室の中にあります。







Shirakisanen1


一般客室の入口です。
いくつかある入口ですが、入口に段差がないのは1か所だけです。



















Shirakisanwc1


先程の入口から入り、一般客室の後ろに車いすトイレがあります。

因みに一般の方のトイレは客室を出たところにあります。

バリアフリー客室から外に出て一般客室の中にある車いすトイレの扉には「健常者の方は外側のトイレを使用してください」の張り紙がありました。

トイレの配置があべこべだと思うのは私だけでしょうか?

私は次の1枚撮りたかったのでこの張り紙は無視しました。







P1280421
あまりきれいさを感じないですが、車いすトイレです。

扉が重いですが、広さはそこそこありました。









バリアフリー船室があるせいか、一般船室にはバリアフリー度が低く、移乗しやすいように通路が広くとっているわけでもないのが難点です。
Shirakisanev1
バリアフリー船と言っていて、エレベーターはどこにあるのかという疑問がもたれたと思います。

私も1階の乗船口でエレベーターを見なかったのです。

で2階の客室のフロアに車椅子昇降機と書かれたものを発見しました。


それで、扉を開けようとしたら鍵がかかっているような感じでしたので諦めました。

しかし、客室には車椅子昇降機のそな財がなぜ1階にないのか考えたのか分からず、下船の時にすべてが納得できました。




P1280433
車いす昇降機の客室の乗降口の真下あたりを探したら、昇降機のレールらしき構造物がありました。そして、昇降機のカゴらしき物を見つけました。

エレベーターのような形状をしていないのでエレベーターの柱のような構造物をしているはずがなく、2本のレールでしっかりと昇降していくのでしょう。

昇降機は昇降機であってエレベーターではないので一般の乗客がエレベーターのように自由に操作できる代物ではなく、車両甲板である1階ではなく客室のある2階に普段は格納しているという感じなのでしょう。
車いす昇降機を使うときは予約した方がよさそうです。

それでも、まだまだ段差の多いフェリーが多いので評価はしたいと思います。

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