ことでん綾川駅
先日ことでん綾川駅に行ってきました。無人駅の自動券売機のそばに折り畳みのスロープが置いていました。
言うまでもなく、車いす利用者が電車に乗降するためにあるものです。
地元の方以外、この駅のことはわからないと思われるので少し説明させていただくと、香川県綾川町にある、ことでんで1番新しい駅で、近くには(歩いてすぐです)イオンモール綾川があります。
ですので、最も新しい駅にもかかわらず、意外と乗降客がある駅です。
しかし、ことでんのすべての無人駅に折り畳みのスロープがおいているわけではありません。
むしろ、綾川駅の方が珍しいでしょう。
今回、私が見たところでは車いす利用客が見かけませんでしたが、無視できないくらい、車いす利用者がいるのではないかと思われます。
そうでなければ、盗難のリスクを顧みずに無人駅のホームにスロープを無造作に置かないでしょう。
大阪の駅のホームにもスロープがありますが、有人駅にもかかわらず鍵がかかっていて、駅員以外の人が使うケースなど稀です。
車社会の地方都市においてもアクセスが良ければ電車を利用するモデルケースになりうるのではないかと考えさせられます。
(もちろん、全体から見ればほんの一握りでしょうが、交通弱者が郊外のショッピングモールに行ける機会があることは大きいと思います。)
駅のそばにある公衆トイレです。
こちらはことでんの設置ではないと思われますが、車いすトイレもあります。
ただ、残念なのは写真の駅の案内板です。
見えにくいですが、点字入りの案内板ですが、小さい駅なのに案内板が大きく、点字がどこにあるのか分かりにくくなっています。
あまりにも間隔がないと読みにくいですが、ありすぎるのも点字を探すのも大変です。
もぅ少しコンパクトにしても良かったのではないでしょうか?
今すぐにはできないと思うので更新の時に改良してほしいと思います。
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