仏作って魂入れず その1
前回のブログで、福井方面から来た電車から低床車両の電車への乗り換えを田原町駅で行い、福大前西福井駅でしてはいけない旨を書きました。
その理由を述べたいと思います。
福大前西福井駅のホームについて説明をします。
どちらの行き先のホームも福井駅寄りに改札があり、まず一般車両用のホームがあり、その先に低床車両用のホームがあります。
文字で書いても分かりにくいので、福井方面行ホームを例にします。
この写真の左上側が改札で、構内踏切は反対側(三国港方面)ホームに行く踏切です。
写真下側が一般車両の福井方面行の先頭になります。
で、左側にスロープがあり、右側に階段があり、下りて改札に向かうようになっています。
先程の部分を反対側から撮影してみました。
そうするとスロープが後からできたものはわかりやすいと思います。
逆に言えばバリアフリー化工事を施していて使いやすい駅になったわけです。
しかし、このホームの三国寄りにある低床車両用のホームに行くのに…
5段の段差がある階段を下りなければいけません。
(ちなみに写っている電車は福井鉄道の低床車両のFUKURAMです)
この階段を下りたあたりが低床車両の先頭になります。
なぜこの部分にもスロープを付けない?
本当なら、改札に近いところを低床車両用のホームにするのがいいのですが、電車の本数の差から一般車両用のホームが改札に近いところにあるのは仕方がありません。
しかし、低床車両用のホームへのアクセスが階段しかないのはいただけません。
ホームが狭いなら仕方がないかもしれませんが、納得ができません。
隣の田原町駅と同様有人駅ではあるのですが、この段差のために乗り換えをこの駅ではすすめなかった理由です。
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