チョコっといい話

阪急高槻市駅周辺を歩いていたら1軒のチョコレート屋さんを見つけました。
気になったので中に入りました。
見た目が高級そうでしたが、売っているチョコレートはもっと高級でした。
取りあえずは何かを購入しないとと思い、単価の安いチョコレートを購入しました。
製造元を見て驚きました。
「社会福祉法人杉の子福祉会」の文字でした。
4年半前に書いた「よどのコロッケ」と同じ法人です。
気になってサイトを探しました。
知れば知るほど面白い発想だと感心しました。
純チョコレートは丁寧に作れば作るほど商品価値が高くなるらしい。
この作業を障害者が担い、高品質高価格の商品を販売する。
そうすることによって、製造者である障害者の工賃を引き上げるという仕組み。
お情けで購入するのではなく、高品質だから購入するというふうに思わなければいつまでも続かないし、顧客の裾野が広がらない。
4年半ほど前に書いたのも十三でしたし、今回の舞台は阪急高槻市駅のそばと言ってもいいような場所。
多くの人が目にしやすい場所で販売をするのがいいところだと思います。

そういう情報を知ったのでもう一度お店に行ってみることにしました。
肝心な主力商品のチョコレートの味を味わってみようと思いました。
お店の奥の工房でチョコレート職人を見ました。一生懸命に頑張っている姿を見ると応援したくなります。
取りあえず3個購入。
自宅に帰り、いただきました。
確かに高級チョコレートの味でした。
写真を見ても分かっていただけると思いますが、仕上がりがきれいです。
もちろん、こういう事業ができるところばかりではありませんし、すべてが同じ事業をすれば共倒れになるのでできるところだけやればいいと思います。
どこの作業所でもやっていることをすると駄目であることは確かです。
発想を変えるだけでオンリーワンになれると思います。
ちなみにお店の名前はLaLa-Chocolat by久遠
高槻市城北町二丁目13番2号
10:00-19:00
定休日は日曜日です。
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