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2017年8月20日

深日洲本ライナー

P1350949 岬町と洲本市が主催となって社会実験運航している深日洲本ライナーに乗船しました。

もともと深日港から洲本港までの船便はあったのですが、明石海峡大橋ができたせいで廃止になりました。

でも廃止になった港周辺は寂れるばかりなので、もう一度活性化させるのが目的のようで、「深日港路再生へ向けて」では関空を拠点に大阪湾観光ルートの構築の手段としてこの航路の復活をあげています。
多くの人は数ある交通手段のなかから選ぶとき、何某かのメリットを感じるものでなければその交通機関を選びません。
当然のことながら、選択理由は人それぞれです。

物理的に早い、乗り換えが少ない、運賃が安い、運行業務に携わっている人が親切、便利なダイヤになっている…

当ブログはバリアフリーに関するブログですので、バリアフリーの観点から批評をしていきたいと思います。

関空を拠点とする観光ルートの構築の手段である以上、この観光ルートが連携をしなければ意味がないと思います。
しかも関空が拠点ということは関空から深日港までのアクセスが良くないといけません。
現在、関空から深日港まで電車を利用する場合、南海電車に乗り、泉佐野とみさき公園で乗り換えが生じます。
どちらもホームが変わります。渡り線を使えば関空から深日港まで直通電車を走らせることは可能ですが関空の橋そのものがJRとの共用なので、運行本数が限定される関係で理想ではあるけれど実現は難しいので、せめて泉佐野からの直通電車を仕立てないと荷物を持っていることが前提となるであろう客が敬遠します。
P1350938 そして、最寄り駅となる深日港駅はバリアフリー化された駅ではありません。

幸い、バリアフリー化するにはスロープにすればいいので用地も予算もかけずにバリアフリー化できます。

深日港駅のそばには岬町役場があるので、役場までのアクセス向上を目的に港湾関係の予算ではなく、街づくりの予算からつぎ込んでいただきましょう。
P1350937
駅を降りたら、港までの案内類が多くあったので初めての人でも迷うことなく行けるので好感が持てます。





 
P1350941 深日港側では「さんぽるた」という観光案内所で乗船券を購入します。

休憩するスペースがあったり、トイレがあったりするのですが、あまり広くはないので長居は難しそうです。


 
P1350944 車いすトイレもあります。
施設が新しいのできれいです。








 
P1350940 乗船しました。
バリアフリーの視点で見ると「言葉が出ません」。

もちろん、いい意味ではありません。

車いすのまま乗船するのは絶望的です。

乗船通路から車いすの幅ではありません。
特に手前にあるのは何のためにあるのか分かりません。
介護保険で借りられる折り畳みのスロープを付けてくれた方が幅が広いのでありがたいです。
P1350947船側から撮影しました。
荷物を持ってここを通行するのは難しいです。
船舶業界では当たり前のことかもしれませんが、車いすごと乗船ができるできないでは大きく違います。
高齢化社会を迎えた現在、バリアフリー化されていないと選択肢の中に入らないケースが出てくると思います。
ですので、社会実験の結果定期的な運行が決まったら、バリアフリー化は必須だと思います。
また、荷物を持った乗客を想定した船でないといけないことも付け加えておきます。

結論:この航路の問題点
1 乗船時および港までのアクセスのバリアフリー化が遅れている
2 乗船前後の乗り継ぎアクセスが質量ともに貧弱
3 観光ルートの構築の割に観光客のニーズに応えていない

2017年8月12日

思いがけない思いやり

某月某日松江駅での出来事。
出雲市方面行きホームで普通列車を待っていた時のこと。
(注・松江駅を発着するディーゼルの普通列車はすべてステップがある車両です。)
私の前に視覚障害の方と駅員がいて渡し板を持った別の駅員が出雲市方面行きホームにやってきました。
ホームには車いすの方はいないので松江で降りる人を待っているのかなと思って列車を待っていました。

列車がホームに到着した時に渡し板を列車の入口に設置しました。
車いすの人が降りるのかと思えば、ホームで待っていた視覚障害の方への渡し板だったのです。

地元ではステップ付きの車両が来ることがないから視覚障害の方のために渡し板を設置する必要がないのですが、手引きだけで十分と思っていたので感心しました。

中途失明の方の場合、白杖になれていないケースがあります。
また旧型列車の場合ステップそのものが高い場合があります。
渡し板を車いすの方専用ではなく必要な人に必要なサポートをしていたことに感心したということです。

今回の場合はステップのある車両でしたが、ステップがなくても電車とホームとの段差がある駅が山ほどあります。
そういった駅で視覚障害や手押し車を押しているお年寄りの方が乗降する際、渡し板を設置するのはいい取り組みではないかと思いました。

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