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2018年4月 1日

JR大野浦駅の車いすトイレ

P1370065 松山から柳井を経て山陽本線で広島に向かった時にJR大野浦駅を通りました。
以前大野浦駅に行った時になかったエレベーターがあったので行ってみようと思い、大野浦駅に行くことにしました。

前からある駅なのに新規開業したかのように変わっていました。

ホームのエレベーターの位置は上下線とも1番広島寄りのドアが最寄りになります。

この駅で下車する場合の他に、岩国方面から広島方面行の快速シティライナーに乗って、この駅で各駅停車に乗り換えるときはエレベーターを使って乗り換えることになります。(反対に各駅停車の大野浦駅行に乗ったあとで岩国行きの快速シティライナーに乗り換えるときは同じホームの向かい側に停車するのでエレベーターは使いません)
 
さて本題。
いつもならブログ記事にしないのですが、この駅の車いすトイレが印象的だったので記事にしたいと思います。
P1370058 改札階にトイレがあるのですがユニバーサルベッドもベビーベッドも両方あります。
(注・ベビーベッドは撮影のため広げた状態にしましたが、撮影後すぐに折りたたみました。)
P1370057別の角度からこのトイレを見るとベビーベッドが出入口に一番近いところにあり、そばにはチェンジングボードがあり、一番奥にあるのが便器です。









 
P1370056チェンジングボードのあたりから撮影したのがこれで、出入り口に近いのがオストメイト装置、ユニバーサルベッド、ベビーキープ写真にはないですが洗面台があります。

ここひとつで設備が整っている状態なのです。

特にユニバーサルベッドとベビーベッドが同居しているトイレはあまり見たことがありません。
スペース上の問題でユニバーサルベッドがないのは多いですが、ユニバーサルベッドがあればベビーベッドはないケースがほとんどです。
大は小を兼ねるという言葉があり、大きいユニバーサルベッドがあればことが足りると思うかもしれませんが、家庭にあるベビーベッドがそれなりの高さにあるのはおむつを替えやすいからです。
ただ、成人の場合ベビーベッド並に高くするとベッドへの移乗が難しくなります。

だから、底面からの高さで介護のしやすさが変わってくるのでユニバーサルベッドとベビーベッドは両方用意してほしいと前々から思っていました。
P1370059

ピクトグラムではベッドの高さはあまり違いないですが、これはベッドの高さよりもむしろベッドを利用する人間をわかりやすくするためなので仕方がありません。

この駅の場合は車いすトイレがひとつしかないのでどっちも設置する方法がいいと思いますが、複数箇所あればベビーベッドだけ設置とユニバーサルベッドだけ設置というのもいいと思います。
それこそ入口にピクトグラム表示で区別してもいいと思います。
電動で高さを調節できるベッドを設置すれば1台で事足りますが、スペースを取るので現実的ではないと思います。
なので個人的には大野浦駅の車いすトイレは基本的な部分では最高なトイレかと思います。
後は空調が整っていれば言うことなしの状態です。
空調を整えばトイレにずっと佇む人間が出てきそうで罰のリスクを考えないといけなくなりますが…

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