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2019年2月22日

ふらっとルート

Dcim0203神戸市営地下鉄三宮駅に行ったときに「ふらっとルート」と書かれたポスターを発見しました。
 
画面のQRコードを読み取ったら、こちらのURLが出ました。
 
画像のQRコードの場合、地下鉄三宮から公共施設や避難所マップが表示されるのですが、試しに東遊園地をクリックしてルートが出ました。

正直言って分かりにくいです。

金沢三宮ビルのエレベーターの記述があるのですが、この記述だと地下鉄三宮から地下街・地下道を通って金沢三宮ビルの地階から地上に行き、そこから東遊園地まで歩道を歩くものと思うのですが、この地図では地上オンリーのルートが表示されていてただでさえ迷いやすい地下道が表示されないのは納得できません。

地下を通るのなら地下階のマップが必要だと思います。

出先で表示はされるけれど、事前に調べたい方の需要はあまり考慮されていません。
そのせいなのか「ふらっとルートプロジェクト」というものが存在するらしいですが、そのプロジェクトのHPが見当たらない。
 
三宮の場合、地上より地下のほうが坂道があるケースが散見されますが、雨風や自動車を避けられる地下は安全なのでエレベーターでアクセスできるならこちらの方が便利な場合も相当数あると思います。
 
個人的には坂が少ないルートと雨風を避けられるルートの選択も欲しいところです。
折角のインフラを有効に活用したいので、ニーズの掘り起こしから必要かなと思います。
また交通局も応援しているなら、地下鉄だけでなく市バスへの乗り継ぎのルートを作成できると思うのですが…

2019年2月17日

スロープカー

P1400238鳴門に行ってきました。

高速バスで鳴門に行く場合、神戸淡路鳴門自動車道(明石海峡大橋や大鳴門橋もこの高速道路の区間)上にある高速鳴門バスストップに停まります。

高速道路本線上にあるバスストップは大抵辺鄙な場所にあり、そのあとのアクセスに困るケースが多いのですが、同じ神戸淡路鳴門自動車道の本線上にある(高速)舞子バスストップほどではないですが、比較的わかりやすい位置に一般路線バスのバス停があったり、観光案内所があったりと比較的公共交通機関で行く人のことが考慮された場所になっています。
P1400246このバスストップの近くから一般道までアクセスするのがスロープカーです。

鳴門市当局ではすろーぴーという愛称がついていますが、この機械の製造会社である嘉穂製作所ではスロープカーと名付けていて、登録商標になっているので、当ブログではスロープカーと呼ぶことにします。

写真で見ると小さいケーブルカーのように見えます。

しかし、ケーブルカーとは違い、床面が平らです。P1400248
入口です。

日本の法律上、スロープカーはエレベーター扱いです。
従って操作方法はエレベーターと同じです。

製造メーカーによるといろいろな大きさを用意できるらしいので同じ商品名でも乗車定員は違いますが、鳴門市の場合は定員は20名です。

そして、乗車面とかごの中との段差がないのもエレベーターと変わりません。P1400252

エレベーターは全員立席ですがこれも椅子を付けるかどうかもユーザーである施設設置者の意向で出来るので腰かけて移動したい方のニーズも取り入れられます。

鳴門市の分はかごの大きさもあり、車いすのままでも容易に乗車できます。

高速鳴門バスストップの場合、鳴門ICに向かう側のそばにスロープカーがあります。反対に神戸側に行く場合は高速道路の本線の下に地下道があり、バスストップのあたりの地下道からエレベーターでアクセスできます。
車いす利用者が車いす乗車のまま高速バスは利用できませんが自力で何とか乗車できるくらいの脚力があればここでの高速バスの利用はできそうです。
(実際に利用できるかどうかはバス会社とのやり取りは必要だと思われますが…)
全国の設置場所を見てみるとバスストップについている例はここしかなく、高速バスと市街地や観光地への結節点として行政当局が真剣に取り組めば特定の人間だけの高速道路ではなくなると感じます。
個人的には鳴門公園にもスロープカーの導入をお願いしたいです。

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