神鉄鈴蘭台駅
昨年の9月25日に神鉄鈴蘭台駅が橋上駅舎になっていました。
工事をしているのは知っていましたが、まだまだ工事が続くだろうと思い放置していたら供用が開始されていました。
なので、慌てて鈴蘭台駅に行ってみました。
南口にエレベーターがあるので、この工事の有無にかかわらず、車いすの方が電車に乗ることそのものは問題なかったのですが、実際行ってみるのが私の主義ですのでチェックしてみました。
ちなみに写真は駅前の再開発ビルBELLST(ベルスト)鈴蘭台から駅の入口を撮ったものです。
今までは地上1階に改札口があり、2階にホームがありました。
更にその上に改札(中央改札)を作ったのですから、一旦、3階まで上がってから2階に下りる形になります。 BELLST鈴蘭台1階のエレベーター乗り場です。
BELLST鈴蘭台は7階建てで4階から上は北区役所(とその関係団体)が入居している関係でエレベーターが3基と多いです。
そして注目したいのはBELLST鈴蘭台が閉まっているときはどうやって電車を利用するのか?ということになりますが、すべてのお店が閉まっていても電車が動いている間は建物そのものは開いているのでエレベーターもエスカレーターも動いています。
エレベーターはフジテック製の15人乗りのものです。
BELLST鈴蘭台の3階から鈴蘭台駅の改札口に向かいます。
また、中央改札から見てBELLSTと反対側はエスカレーター(上下とも)はありますが、こちらはエレベーターも階段もありません。 中央改札を入ってすぐにホームに行くエレベーターがあります。
こちらは1・2番のりばである新開地方面に行くエレベーターになります。
こちらは駅改札内にあるエレベーターはすべて三菱製の11人乗りのエレベーターになります。
このエレベーターに乗ると前から2両目の真ん中のドアが最も近い位置になります。
(神戸電鉄は3両と4両編成の電車がありますが、停止位置が同じため何両編成で先頭車両の位置は変わりません。) こちらのエレベーターは3・4番のりばである三田・粟生方面行ホーム階にあるエレベーターです。
こちらは前から2両目の後ろのドアが最寄りのドアになります。
BELLSTの1階にバス乗り場があり、バスに乗るのは車いすの方もBELLSTまわりの方が便利です。
傘なしで乗り換えもできますし。 こちらは鈴蘭台駅の車いすトイレになります。
前の駅舎の頃にはなかった車いすトイレです。
結構広いのが特徴です。
こちらにはオストメイト対応装置にウォシュレットもあります。
そして同じ個室の反対側には…
ユニバーサルベッドが設置されていました。
私の記憶に間違いがなければ神鉄の駅にベビーベッドはあってもユニバーサルベッドのあるトイレは今までなかったように思います。
そして、BELLSTの3階にも車いすトイレはありますが、ここに比べると狭いので電車利用者は駅のトイレの方をお勧めしておきます。 まだこのブログでは登場していなかったので、この駅のもうひとつのエレベーターを紹介しておきます。
こちらは南改札口に出るエレベーターで、中央改札とは違い、駅員さんがいませんし、エスカレーターも階段もありません。
バスに乗らない、ダイエーに行く方はこちらの改札の方がお勧めです。
こちらのエレベーターはもっとも新開地寄りに存在しているので新開地方面行の電車に乗ったなら先頭車両の前のドア、三田・粟生方面行の電車に乗った場合、最後尾のドアが最寄りのドアになります。
まだ工事が終わっていないところもありますが、バリアフリー面ではほぼ終了していると思います。
階段が少ないのは気になっているのですが、階段ばかりでバリアフリーがないとぼやいているのが多い中、階段が少ないと言うとは思いませんでした。
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