Dual Mode Vehicle
昨日、徳島県海陽町にある阿波海南文化村と高知県東洋町にある海の駅東洋町において阿佐海岸鉄道が来年から運行するDMV(略さずにいうと本記事のタイトルになっています。)車両が3両完成したということでお披露目がありました。
お披露目の機会は今度の土曜日に徳島市内と安芸市でありますが、3台揃うのはそうそうないと思われるので見ておこうと思い、海の駅東洋町に行ってきました。
先に阿波海南文化村で行われたのですが、私は海の駅の方にBブログのネタがあると思ったのでこちらにしました。
実際に阿佐海岸鉄道に乗車したら、CブログとDブログのネタも発掘したので、「こじつけ西九条舞ブログ連動企画」と化しました。
DMVとは何ぞや?の方に少し説明しますと、写真で見るとバスのように見えますが、レールの上でも走行できる装置が備わっています。
最初はゴムタイヤしか見えていませんでしたが…
こんな感じに鉄道の車輪が出てきました。
正面から見るとこんな感じです。
鉄道の車輪の部分に鉄板が敷いているのはアスファルトの保護だと思われます。
もちろん、後ろにも車輪があります。
しかし、当ブログの筆者は不満しかありません。
ノンステップバスが普及しているこのご時世にステップの多いスロープなしのバスはいかがなものか。
今までの列車ならあった車いすスペースも期待できません。
もちろん、車いすごと車内に持ち込めなさそうなので折りたためない車いすの利用者がこれを利用するのは絶望的です。
阿佐海岸鉄道の利用者数だとこのサイズのバスで事足りるかもしれませんが、せめて一般バスのサイズでないとバリアフリーの点では「昭和時代の発想の車両」で終わってしまいます。
DMV自体が観光になるということに水を差しますが、Cブログの筆者の視点から見るとシートピッチが狭く荷物を置くのもままならない車内なので、窮屈な車内環境で十分に楽しめるのか疑問に思う。
車内の居住性を高めるにはシートピッチを広げるしかなく、そうなるとこの点からも一般のバスなみのサイズでないといけないのではないかと思う。
世界初の技術なので成功してほしいし、鉄道とバスがひとつになることで乗り換えと言う煩わしさから解放されるのですが、乗車そのものにハードルがあると話にならない。
しかし、営業運転もせずに廃車というわけにはいかないだろうから、バリアフリー改造してほしいです。
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