近鉄特急ひのとり
2020年3月14日に大阪難波から近鉄名古屋まで新型近鉄特急ひのとりが運行を開始しました。
他の用事とコロナの関係で乗車機会を失っていて今の時期に初乗車になりました。
とはいえ、まだしまかぜに乗車していない西九条であります。
将来は名阪間の停車駅の少ない特急はひのとりに置き換えられる予定らしいですがはやく乗車したいので乗車することにしました。
メタリックレッド(といってもいいのかな)の車体は今までの近鉄特急にないカラーリングです。
折角のひのとり乗車なのでプレミアム車両に乗車したかったのですが、発売開始1時間半後に予約をした時点で前面展望が拝めない席しかなかったのでレギュラーシートにしました。
それでもバックシェル座席なのでリクライニングを最大限に倒しても後ろの人に気を遣うことがないのがありがたいです。
こう見えても気が弱いもので…
ここまでならよくある新型特急に乗車しましたブログですが、ここはバリアフリーに関するブログです。
4号車に車いす席があります。
以前、このブログでこの座席のインターネット販売に否定的な意見を述べました。
インターネットで予約をした時にこの席も選択できる環境でしたが、私自身が否定しているのにこの席を予約してはいけないと思い、敢えて予約をしませんでした。
ちなみにこの列車に関して言えば終点まで誰も乗車しませんでした。
名古屋行きの列車の場合、前2列分の座席が車いす対応席のようですが、上記写真の2列席は車いす席というのかなと思いました。
ただ、この列車のすごいのはこの写真の2列席の存在です。
今までの近鉄い特急の車両だと車いすを置くスペースが左右の座席1か所ずつでした。
また、2列席の前がスペースのなっている車両も南海特急ラピートやサザンプレミアムがありますが、どちらも片側にしかありません。
介護者と隣同志で乗車できるパターンと車いすの方単独で乗車できるパターンの両方可能なのはある意味画期的なことではないでしょうか?
4号車には当然、車いすトイレが付いています。
ボタン式で開閉ができるタイプで、広さも車内空間という限られた空間の中ではかなりスペースをとっていると思います。
扉の中はこんな感じです。
車内の車いすトイレでチェンジングボードがあるのは初めて見ました。
が、動くという車内環境を考慮してここにも手摺があった方がいいのではないかと思います。
オストメイト装置は便座の背面にある畳まれている蛇口を出すタイプ。
すでに手摺が付いている場所だということと水回りの箇所をできるだけ減らした方がいいと考えるのはメンテナンスと水漏れのリスクを考えると妥当なかもしれません。
ベビーベッドも設置されています。
ですので子供連れの方も4号車の名古屋寄りの席を予約されることをお勧めします。
プレミアムカーの写真を撮りませんでしたが、今度乗車した時にCブログで取り上げられたらいいなと思います。
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