続・ヘルプマーク
登場してから久しいですが、ヘルプマークです。
前回の記事でいとこが身体障害者になった話をしましたが、無料乗車証しか持っていなかったようなので、こちらをもらうことになりました。
ヘルプマークの実物です。
裏はどんなものになっているのかずっと気になっていたのですが、実は同じデザインです。
ただ、メモ状になったシールが添付されていてそれに所有者が援助してしてほしい内容を記入してヘルプマークに貼り付けるものになっています。
そのヘルプマークですが、2012年に東京都が配布を始めました。
2021年2月20日現在、以下の都道府県で配布しています。(都道府県コード順)
・北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県
・福島県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県
・東京都・神奈川県・新潟県・富山県・石川県・福井県
・山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県
・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県
・鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県
・香川県・愛媛県・高知県・福岡県・佐賀県・長崎県
・大分県・宮崎県・沖縄県
(リンクは投稿日現在でのものです。リンク切れの可能性あり)
ちなみに私の住む大阪府の場合は…
・大阪府庁福祉部障がい福祉室障がい福祉企画課 (大阪市中央区大手前3-2-12府庁別館1階)
・府各保健所
・府内市区町村障がい福祉担当課
となっています。
府各保健所というのは大阪府所管の保健所のことであり、政令指定都市や中核市に設置されている保健所を指しているわけではありません。
大阪市や堺市、東大阪市、吹田市は保健所では配布されませんが保健センターで配布しています。
枚方市や寝屋川市のように保健所では配布していますが保健センターでは配布していません。(ただ、寝屋川市の場合、障害福祉課で配布していますが、ここは市役所にはなく保険福祉センターの中にあるので配布拠点としてはあまり変わらないでしょう。)
この記事を機に各都道府県のヘルプマーク配布拠点を見ましたが、障害福祉や保健の窓口が多いようです。
駅でも配布しているというような情報が飛び交っていましたが、ヘルプマークを作成した東京都の場合でも都営地下鉄や都電や都バスの車庫やゆりかもめや多摩都市モノレールの一部の駅と東京都が直接かかわっているか東京都が出資している鉄道会社です。
(でも、東京都が大株主のりんかい線や東京メトロの駅にはありません。)
東京都以外に所在する駅だと神戸市営地下鉄三宮駅か札幌市営地下鉄の駅、仙台市営地下鉄の仙台駅や勾当台公園駅ぐらいしか見当たりませんでした。
従って、JRや私鉄などの駅に行っても手に入りません。
また、滋賀県や福岡県など一部の県では郵送もありますが、多くの都道府県では本人でなくてもいいですが、直接窓口に行く必要があります。
個人的に面白い取り組みだと感心したのは札幌市で市内にあるアイン薬局、なの花薬局、サツドラ薬局、ファミリー薬局でも入手できること。
名古屋市も札幌市ほどではないですが、市内にある赤十字病院や国立病院機構でも入手できます。
これは他の都市でもできることだと思うのは私だけでしょうか?
ヘルプマークと検索すると不正という文字も出てきます。
優先的に扱ってもらえるのか対象者ではないのにヘルプマークを所持していることなのかと思われますが、不正が横行すると入手も困難になってリ、ヘルプマークそのものの信用が失われるので不正利用はやめてほしいです。
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