最寄駅からの車いす移動
神戸に行ってきました。 ポートライナー医療センター駅の改札口付近に神戸市立医療センター中央市民病院の利用者向けに車いすの貸し出しを行っているみたいです。
私が行った日は日曜日だったので病院は休診なので車いすが必要な場面はあまりないと思われますが、車いすを常用まではいかなくても車いすが必要な場面はあるかと思います。
病院内利用のための車いすならどこの病院にでもありますが、100mとはいえ離れた場所からの利用できるは珍しいです。
院内用の車いすですら車いすの手入れが悪く使い物にならないものが散見される中でこういう取り組みをしているのは手入れの問題や借りパクする輩がいいるため目の届かないところに置きたがらないわけですが、そういう心配事を無視した取り組みには評価したいです。
もちろん、車いすの背もたれ部分に病院名が入っていますが…
上の写真は病院で借りて駅で返す場面での車いす置き場になりますが、もちろん、駅で借りて病院で返すケースも考えられます。 例えば、入院のつもりで病院に行くとか、足のギプスが取れるとかいろんな場面が想像できると思います。
神戸市立の病院に神戸市が大多数の株を所有している第3セクター鉄道会社という比較的融通の取りやすい関係ではあります。
しかし、病院利用者の利便性の向上という意味では官民の垣根を取り払ってもいいのではないでしょうか?
例えば、JR京都線の岸部駅と吹田市民病院及び国立循環器病センター附属病院とか山陽本線の北長瀬駅と岡山市立市民病院なら導入しやすそうです。
利害が絡むと問題なら、交通事業者と商業施設なら同じ系列だったり、バスターミナルだと交通事業者も商業施設もテナント同志だからショッピングカートや車いす置き場をバスターミナルや駅改札口付近に設置というのもいいのかもしれません。
コロナの関係で第三者が使ったものを使うのに躊躇するなら、アルコールスプレーを置いておくのもいいでしょう。
こういうささやかな配慮も一種のバリアフリーではないかと私は思います。
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