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2021年7月18日

最寄駅からの車いす移動

神戸に行ってきました。
Kobecitymedicalcentergeneralhospital1 ポートライナー医療センター駅の改札口付近に神戸市立医療センター中央市民病院の利用者向けに車いすの貸し出しを行っているみたいです。
 
私が行った日は日曜日だったので病院は休診なので車いすが必要な場面はあまりないと思われますが、車いすを常用まではいかなくても車いすが必要な場面はあるかと思います。

病院内利用のための車いすならどこの病院にでもありますが、100mとはいえ離れた場所からの利用できるは珍しいです。

院内用の車いすですら車いすの手入れが悪く使い物にならないものが散見される中でこういう取り組みをしているのは手入れの問題や借りパクする輩がいいるため目の届かないところに置きたがらないわけですが、そういう心配事を無視した取り組みには評価したいです。

もちろん、車いすの背もたれ部分に病院名が入っていますが…
上の写真は病院で借りて駅で返す場面での車いす置き場になりますが、もちろん、駅で借りて病院で返すケースも考えられます。
Kobecitymedicalcentergeneralhospital2 例えば、入院のつもりで病院に行くとか、足のギプスが取れるとかいろんな場面が想像できると思います。
 
神戸市立の病院に神戸市が大多数の株を所有している第3セクター鉄道会社という比較的融通の取りやすい関係ではあります。

しかし、病院利用者の利便性の向上という意味では官民の垣根を取り払ってもいいのではないでしょうか?
例えば、JR京都線の岸部駅と吹田市民病院及び国立循環器病センター附属病院とか山陽本線の北長瀬駅と岡山市立市民病院なら導入しやすそうです。
 
利害が絡むと問題なら、交通事業者と商業施設なら同じ系列だったり、バスターミナルだと交通事業者も商業施設もテナント同志だからショッピングカートや車いす置き場をバスターミナルや駅改札口付近に設置というのもいいのかもしれません。
コロナの関係で第三者が使ったものを使うのに躊躇するなら、アルコールスプレーを置いておくのもいいでしょう。

こういうささやかな配慮も一種のバリアフリーではないかと私は思います。

2021年7月11日

前途多難なAIロボット

今年の9月30日までAIを活用した「非対面」や「非接触」でのお客様案内の実証実験というのを下記の7社で行っています。(会社名の50音順)
近鉄・京王・東急・南海・JR西日本・阪急・JR東日本

大阪在住の身としたら地元でやっている社会実験なので、地元の鉄道会社でどういうものなのか見てみたいと思いました。
そして、AIの実力を試してみました。

まず大阪駅に行ったのでJR西日本テクシア製の「歩夢AyumI」と言いたいのですが、どこにあるかわからず後回しになります。
Botfriendsvision なのでほぼ同位置にある阪急大阪梅田駅にある凸版印刷製の「BotFriends🄬Vision」からになります。
 
この機械は阪急の他にJR東日本の仙台・盛岡・秋田・新青森駅が稼働中で高輪ゲートウェイ駅が今週中に稼働開始になります。
 
ボタンのところに直接触れなくても作動するのは他の機械も同じなのですが、ボタンの位置が画面上なのに音声認識するマイクは画面下にあり、操作しにくい。

また、具体的に伊丹駅までの乗り換え案内をしてもらいましたが、インターネットの路線検索並みの精度でAIならではというのが感じられませんでした。
 
ホテルまでのルート案内も某グーグルのルート検索の結果が表示されてプリントアウトができない分折角の道案内も見ず知らずの土地での道案内の役に立ちそうもありません。
好感が持てるのは設置場所をニュースリリースで明記していたのでどこにあるのか分かりやすかったです。
ちなみに場所は2階中央口及び3階改札口の京都線側の改札あたりです。
(どちらも改札外にあります。)
地下鉄に乗ってなんばに行きました。
Nankai_sakurasan 南海なんば駅3階南海線側の改札外にティファナ・ドットコム製のAIさくらさんです。

この機械は南海の他に後述する近鉄やJR東日本の海浜幕張駅が稼働中で渋谷駅は今週中に稼働開始します。

ここで質問したのは「近鉄電車に乗りたいけれどエレベーターでのアクセスを教えてほしい」と聞きました。
(もちろん、答えは知っているのですが敢えて訊くのが性格の悪さが出ています。)
 
「エレベーターのアクセスはこちらです。」
と言って画面が真っ白になりました。
 
私の頭の中が真っ白になりました。
 
思わず、たこやき食べる前にAIの仕事をしろとツッコミました。
 
グルメ情報は自社ビルにあるお店ばかりでないところは感心しました。

ただ、ボタンの操作性が悪く、ボタンの真上のところに手をかざしているのですが、なかなか作動してくれません。
これは後述する近鉄でも同じことが言えます。

ただ、ボタンの位置とマイクの位置が比較的近い場所にあるのは好感が持てます。
これも後述する近鉄も同じです。
Kintetsu_sakurasan 近鉄大阪難波駅地下2階の東改札の改札内にあるAIさくらさんです。
 
今回紹介する4駅の中で唯一改札内にある機械です。
 
南海から近鉄は歩いていきましたが、改札内にあるのでこの駅から東か西か電車に乗るしかありません。

南海と同じ機械ですが制服は違ったものを着ているようで運営会社によって同じ機械でも個性が出せるものだと思います。

近鉄で質問したのは「次の快速急行で奈良に行った時、近鉄奈良駅の到着番線を教えてほしい。」と言いました。
(近鉄奈良駅のホーム階は3番のりばだけエレベーターがあり、それ以外に到着すると段差こそないものの3番のりばまでぐるっと回らないといけない構造になっています。もちろん、エスカレーターや階段は他のホームにもあります。)

そうしたら、さくらさんは奈良公園の観光案内を始めました。

もはや、とんちんかんな回答以外何物でもありません。
それでも路線検索を使うとちゃんと具体的に1番のりばに到着と案内が出ました。

とは言うものの阪急のところでも述べた通り、インターネットの路線検索並みの精度でAI技術でならではという代物ではありません。
あと、形がデジタルサイネージに似ているのでAIロボットとデジタルサイネージの見た目を変えないとデジタルサイネージに話しかけるといった間抜けなことをしそうです。
最後に阪神西九条から環状線に乗って大阪駅まで行きました。
Ayumi JR西日本テクシア製の「歩夢AyumI」です。
 
これだけは本当に探し回りました。

鉄道案内所に聞いても桜橋口と回答され、その桜橋口にないから聞いているのですが、埒が明かないけれどこのブログを書くには必要なので探しまくりました。

何と御堂筋口の北側にありました。

大阪駅の桜橋口は大阪駅の南西の位置ですが、対角線上にある御堂筋口の北側なので大変でした。

こちらの機械は他社駅も含めてもここにしかありません。

ここで尋ねた質問は…
「北新地駅に行くエレベーターでのルート案内」です。
ここでもこのAIは「桜橋口から階段を下りて行ってください。」
 
当然のことながらこの回答には不満足でしかありません。
この機械にはインターホンで係員に直接質問できる機能が付いていますが、当然知っているので係員に不必要な作業をさせるので係員に聞くのはやめました。
画面が小さいのと文字が屈折して見えるので使い辛かったです。
 
4つの機械を見て思ったのはAIがバリアフリーの手助けになるのはまだまだ先の未来だということです。
梅田や難波といった場所でエレベーターの場所を把握している人なんて少ないので、こういう情報は必要になると思うのです。
今はコロナで外国人観光客が少ないけれど、少し前に南海なんば駅から地下鉄千日前線にエレベーターで行けるルートを案内したことがあります。
健常者でしたがエスカレーターでスーツケースを1人で2個運ぶのでエレベーターでないと怖いと言っていました。
それなりにエレベーターでのアクセスルートは需要があります。
 
エレベーターの話だけではありません。
耳の聞こえない方に音声案内なんて難しい。
AIを使って手話で案内するといった技術を使えばいいのにと思います。
聴覚障害者用のボタンを押すと手話案内やリレーサービスと連携をするといったこともできそうです。
AIそのものがまだまだ発展途上の技術で改良の余地がある分、この実験でバリアフリー情報の需要を掘り起こしてほしいです。

2021年7月 3日

電話リレーサービス

2021年7月1日に電話リレーサービスが公共インフラとして開始されました。
 
聴覚障害者や言語障害のある方(以下、「聴覚障害者等」と言います。)向けのサービスで、発信者と着信者の間にオペレーターを通じて手話や文字で聞こえない方に通訳して双方ロの連絡のやり取りを行います。
 
聴覚障害者等は予め電話リレーサービスに登録する必要があります。

スマートホン、パソコンやタブレットで登録します。
登録方法はアプリと郵送のみです。
登録方法は公式HPの中にあるので割愛しますが、運用開始日現在、郵送での受付を行っておらず、聴覚障害者等向けのサービスとして「これでいいのだろうか?」と首をかしげたくなります。
 
登録にはアプリの場合でも身体障害者手帳(聴覚障害者等の手帳なら本人確認書類は不要)や診断書及び本人確認書類が必要でJPGやPNG、PDFファイルにして送信します。(登録者が未成年の場合、さらに親権者などの法的代理人の同意書と法定代理人の本人確認書類も必要です。)
 
電話リレーサービスに登録出来たら、050で始まる電話リレーサービス用の番号が付与されます。
電話リレーサービス利用者がが発信するときにまずアプリを開いてログインするときに050の番号が必要ですが、これは利用者が発信するときだけではなく、健聴者が利用者に電話をする時も050番号に電話をかけることになります。
 
健聴者が電話リレーサービスで電話リレーサービス利用者に電話を掛けるときは050番号向けに発信する電話料金のみが必要ですが(発信事業者によって050番号向けの料金は違うので割愛します)、電話リレーサービス利用者が発信する場合、少しややこしい。
月額利用料ありのプラントなしのプランがあります。
月額利用料ありだと、1番号あたり税込みで月に178円20銭かかり、固定電話にかける場合は1分あたり5円50銭(税込み)、携帯電話にかける場合は1分あたり33円かかります。(いずれも2021年7月1日現在)
月額利用料なしの場合は月額利用料がかからない代わりに通話料金が固定電話も携帯電話も月額利用料ありのプランに税込み11円余分にかかります。
当然ですが、どちらのプランも緊急電話やフリーダイヤルのかける場合は無料です。
ですので、毎月16分以下だと月額利用料なしの方が安く、16分を超えると月額利用料ありのプランの方が安くつくことになります。
で、最近、企業の問い合わせ電話番号に多い0570で始まるナビダイヤルですが、こちらには対応していません。
恐らく、技術的には可能でしょうが、0570の番号も通話料を加算すると通話料がかなり跳ね上がるからでしょう。
このブログとは関係のない話ですが、携帯電話のかけ放題サービスに入っていてもナビダイヤルへの通話はかけ放題のサービス対象外です。
 
健聴者側から電話リレーサービス利用者に電話を掛けるときの注意点として間に通訳者が存在するので必然的に時間がかかるわけであります。
Free 例えば、左にあるフリーダイヤルのマークのように電話リレーサービス利用の場合のロゴが必要なのではないでしょうか?
とくに050のIP電話番号は普通にあるので、専用ロゴがあれば通訳者が介在すると予め分かってもらえるし、導入することをきっかけにこのサービスそのものを知ってもらう啓蒙活動にもなるのではないかと思います。
 
スマホで手話のサービスに使うなんて技術は解像度の問題からできなかったので新しい技術さまさまなのだと思います。
もちろん、携帯の電波を使う以上、電波状態によって画像が乱れたりすることがあると思います。
なので、このサービスができて終わりではなくこのサービスがより良いものにするために通信状態のさらなる安定化ということや、街中でこのサービスを受けるためにスマホをどこでも立てて使えるようなスマホスタンドの設置などのハード面、料金面での引き下げなどのソフト面が必要だと思います。
特に通話料金は着信者の都合で待たされても発信者に通話料がのっかってくるのだから。

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