鳥羽-伊良湖航路(伊勢丸)
鳥羽から渥美半島の伊良湖岬まで結ぶ伊勢湾フェリーの伊勢丸です。
今から8年前のブログで知多丸を採り上げましたが、今回は伊勢丸を採り上げたいと思います。
8年前は伊良湖で撮影したものですが、今回は鳥羽で撮影したものになります。
こうして見ると乗船口が良く分かります。
8年前にも書きましたがこの船にもエレベーターがあります。
そして、8年前には気付かなかったことがあります。
それは鳥羽側のターミナルビルの方にエレベーターが無く、折角、ボーディングブリッジがあるにもかかわらず車いすの徒歩客は2階にあるきっぷ売り場に行くのも大変です。 実際には下船時に撮影したものですが、車両甲板にあるエレベーター乗り場です。
エレベーターの定員は知多丸の時と同じ4名です。
そして、エレベーター製造メーカーは日立造船の関連会社である株式会社アイメックスになります。
下船時にこのエレベーターの稼働開始時間が遅くてこのエレベーターに乗れずにさっさと階段で下船した方がいらっしゃいました。
このエレベーターに乗るためにこの船に乗船したような私は階段で移動できようがエレベーターに乗れないといった事態は避けたいです。 客室のフロアのエレベーター乗り場(=鳥羽側のボーディングブリッジでつながっているフロア)です。
もちろん、航海中はエレベーターが使えませんが、鳥羽港に停留中もこのエレベーターが使えませんでした。
運用に少し柔軟に対応してもいいのではないかと思いました。
知多丸のときにも紹介した車いすスペースです。
私が乗船した時は車いす利用者がいなかったのでこのスペースを使っている方はいませんでした。
後述しますが、知多丸と伊勢丸は構造が限りなく似ていてこの2隻間で目に見える違いは船名だけといった印象です。
車いすトイレのドアです。
これも知多丸の時と同様、扉が重いです。
そして、個室の中です。
知多丸の時にはなかった便器の蓋とベビーベッドです。
もっとも、あとで取り付けられたものと解釈ができなくもないです。
エレベーターの客室側のそばにある案内図です。
一応、点字入りです。
「一応」という修飾語が入るのには理由がありまして、写真を撮ってから写真を見ると点字の情報が少ない気がしたので点字の役に立っているのかなと疑問に思いました。
この案内図で3階のデッキがあるのですが、3階のデッキは特別料金が必要なうえ、エレベーターで行けないのでここでは割愛させていただきます。
今度新造するときには3階のデッキもエレベーターで行けるようにして、売り上げに貢献してほしいです。 そして、バリアフリー椅子席と称する座席です。
これも知多丸の時と同様、足元が広いので異常がしやすくなっています。
もちろん、人様の足でできるだけ顔が映らないようにした結果、これが限界でした。
車いす利用者がいないので一般の乗客が座っても問題はありませんが…
バリアフリーの船かどうかはきっぷ売り場で分かりますが、伊勢丸か知多丸かと合わせが必要になります。
今回は偶然にも伊勢丸で個人的にはブログ記事が1本出来てありがたかったです。
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