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2022年2月24日

ポスターからサービスを考える

Okusurinohaitatsubin 笠岡諸島で最も大きい北木島の金風呂港の待合所に貼ってあったポスターです。

笠岡市の街中にある薬局のポスターです。

しかし、このポスターの特徴は離島住民に向けてのサービスが書かれています。

笠岡市にある病院である、笠岡市立市民病院、笠岡第一病院からこの薬局に処方箋をFAXで送ると薬を船乗り場の待合まで届けるサービスです。

その時に乗船する便名を記入する必要がありますが、直接薬局に行かなくても薬が受け取れます。

病院が無ければ、調剤薬局も離島にはないので本土側で薬を受け取らないといけません。

薬を待っている間に買い物や食事をして時間を効率的に使えるということ。

薬局なので純粋なサービスではなく顧客獲得のための施策ではありますが、利用者にとってはありがたいサービスです。

このポスターを見て、都会では真似ができないサービスですが、過疎地ではどこでもできそうなサービスかなと思います。
過疎地では当然のことながらバスや列車の本数が少ないです。
これを利用して何時何分のバスとか指定で駅やバス停に届けるサービスができるのではないかと思います。
都会と違うのは薬を意図的に取りに来なければその薬局を利用するのは難しく、ただでさえ少ない薬を処方するところを自ら狭めるのでそんな行為ができない点でしょう。
もちろん、薬局に限らず、商店でもバスの時刻に合わせて指定されたバス停に届ける。
こちらは先に代金を受け取っていれば取りはぐれもない。
過疎の町には商店が無くなって久しく、移動販売車が活躍する時代です。
しかし、過疎地のコミュニティバスでは買い物需要の方がいると聞きます。
バス停の傍にお店があればいいですが、現実的にはそうもいかないし、生鮮食料品だとバス停まで持っていけない高齢者がいます。
個別に配達なら手間がかかりますが、本数の少ないバスや列車ならある程度まとまって配送もできるので手間がかからないのではないでしょうか?
(逆に本数が多いと依頼者が1人だけという可能性もあり得ます。)
私が知らないだけで実際行っている場所があるかもしれません。
それでも、多くの過疎地の事業者が行えば買い物弱者のサポートになるのでは?と思います。

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