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2022年11月18日

東海道新幹線N700S(車いすスペースが6席あるタイプ)

700s1 私が乗車した特急しなのが名古屋に到着して乗り換えたのぞみが700S系の車いす席が6席あるタイプでした。
 
最近、東海道新幹線区間を走りだしたものです。
(なので投稿日現在、山陽新幹線では走っていません。)
 
以前に紹介した、西九州新幹線かもめの車いすスペースと同様、車いすスペースの区画をラインで引かれています。
(ただし、車両の登場の方はこちらの方が少し早いです)
個人的には車いす利用者御一行様のケースなど滅多にないのだから、他の車両に割り振りをしたらいいと思っているのですが、東海道区間ではホーム柵が既にある駅も多く。該当車両の部分でもホーム柵の位置を変更が難しいし、既存のトイレから車いすトイレへの変更に伴う、一般座席数の減少を余儀なくされるのでこれで仕方がないのかなとも思います。
700s2東海道新幹線の車両は今までは11号車12・13番C席が車いすスペースの為欠番でしたが、この車両は11番C席に加えて、11・12・13番D・E席も欠番になります。(ただし、新幹線特急券そのものは11・12・13番E席は存在します。)
 
座席に移乗するのが困難な人がいるのでスペースだけでもいいという方のニーズはあると思います。
 
700s3 そのうえで語ります。
この700S系車両ですが、コンセントがひじ掛けの部分にあります。
これは11号車11・12・13番A・B席も同様です。
 
しかし、座席そのものが無いE席は従来の新幹線車両と同様足元にあります。
 
今まではあるだけでもありがたかったコンセントはこれからはあって当たり前の時代だと思います。
それは車いす利用者も同様だと思います。
ただでさえ足が悪いから車いすに乗っているのに足元にコンセントって使いにくいのではないだろうか?
窓枠の部分にコンセントをつけられないのだろうかと疑問に思います。
700s4 折角なので車いすトイレものぞいてみました。
 
時代を反映してかウォシュレット、チェンジングボードが付いていました。
 
広さについては変更が無いように思います。
 
この個室についている手洗いは便器に座った状態で左手にある物のみです。
700s5 大きいからこちらも手洗いと勘違いをする方がいそうですが、こちらはオストメイト装置です。
もちろん、注意書きはあるのですが、目立たないのでちょっと大きめのピクトグラムで表示させたらいいと思います。
 
また、この個室の向かいに多目的室があるのですが、トイレと勘違いをしていつまでたってもドアが開かないと必死になっている人を見かけました。多目的室と間違えないように更なる工夫が必要と思いました。

2022年11月17日

車いす席利用者が使えない車いすトイレ

特急しなのに乗車しました。
いつもは短距離利用でしたので自由席利用でしたが(注・特急しなのの自由席は編成のもっとも名古屋寄りの車両にあります)、今回は指定席を利用したので編成の中央部に席をとりました。
 
長時間乗車ということで車内探検をするととあることに気が付きました。
3831 車いす席があるのは2号車1番D席。
(したがって1番C席は車いすスペースの為欠番になっています)
 
他の席にはない車いす固定用のロープが付いています。
 
この席に特別どうのこうのと言うわけではありません。

 
3832 そして、車いすトイレが設置されています。
 
今となっては狭いと思ってしまいますが、製造当時のことを考えると仕方がないとは思います。






 
3833 車いすトイレの中です。
 
先程も述べましたが、車いすから便座に移乗した後で車いすの方がどうやってドアを閉めるのだろうかと疑問に感じるのですが、介護者がドアを閉めると何とか利用できます。

しかし、問題はそこではありません。
車いすトイレの設置場所です。 
 
実はこの車いすトイレ、1号車にあります。3834
 
車いすスペースのある車両が2号車の名古屋寄りの位置にあり、車いすトイレは1号車の長野寄りにあり、比較的近い場所にあるのですが、写真を見ての通り、通路が狭いうえに連結部を通るので車いすでは通りにくいです。
 
車いすの幅が広いと通れない可能性があります。
 
しかも特急しなのに使われる車両はカーブでも高速で運行できるようにするために振り子式車両になっているので揺れます。
 
ただでさえ通りにくい通路で揺れる車両の中で連結部を通るので介護者が車いすを押してトイレに行くのが難しいです。
なぜ座席とトイレの位置が離れたのか理解に苦しみます。
次の車両はこんなことにならないようにしてほしいです。

2022年11月 6日

Change Shintetsu Hanayama Stn. Part1

Kb11hanayama1 2022年11月5日に神戸電鉄花山駅の新駅舎が供用を開始したので現地に行ってきました。
 
駅舎自体は完成しているのですが、今までの駅舎の撤去、駅前整備もさることながらホームへのアクセス工事が残っているので個人的には不満が残るものでした。
 
結論から先に言えば、今回の工事でバリアフリーになったところは以下の3点。
Kb11hanayama2 ①新開地・谷上方面から三田方面に行く電車で降車する際、今まで必要だった車いす利用者専用のスロープを使わなくてもよくランダムアクセスができるようになったこと。




 
Kb11hanayama3 ②自動券売機の隣にあるインターホンが筆談も対応できるようになったこと。






 
Kb11hanayama4 ③車いすトイレが新設されたこと。
 
このトイレは改札内にあり、改札口のそばにあります。





 
Kb11hanayama5 トイレの中身はこんな感じになっています。
 
鏡に映っていますが、ベビーベッドがあります。
 
ウォシュレットも付いていて、最近のトイレだと感じます。
コンパクトにまとめられていて機能的だと思います。

 
Kb11hanayama6 同じ個室の別の角度から撮影したものです。
 
オストメイト装置はホースが伸縮するタイプで小さめです。
 
チェンジングボードはベビーキープの真下にあるのでボードの有効部分が減っているように感じます。
 
設置する方も悩んだと思いますが、ベビーキープの位置をベビーベッドの隣でもよかったのではないかと思います。
(ちなみにチェンジングボードは撮影後元の位置に戻してます。)
Kb11hanayama9 この駅から三田方面に行く場合、改札口に入って工事中の現場を通ることになります。
 
狭苦しいですが、段差なしで電車に乗れます。最寄りのドアは最も新開地寄りのドアになります。
 
これは今まで通りになります。

 
Kb11hanayama7 反対に新開地・谷上方面に行く場合、先程の工事中の通路を通ったうえで階段を下りて構内踏切を渡ります。
 
一時的なものとは言え、階段の幅が狭くなっているのでさらにバリアが生じている状態になります。



 
ただ、今年の頭に、Kb11hanayama10構内踏切から新開地方面行きのホームへはスロープができています。
 
ただ、個人的にはこのスロープに上屋をつけてほしい通っています。
 
このスロープは先頭車両の真ん中のドアが最寄のドアになります。
 
Kb11hanayama8 今は階段でのアクセスとなる構内踏切ですが、スロープの設置工事を行っています。
 
改札に入ってスロープを使って構内踏切と同じ高さまで降りることになります。
 
早くこのスロープの供用開始してほしいです。

2022年11月 2日

視覚障害者は男性オンリーなのか?

関東鉄道の竜ヶ崎駅に行った時のこと。
 
点字ブロックに違和感を感じた私は思わず写真を撮りました。
Ryugasakistn2 それがこれ。
 
男性用トイレには入口まである点字タイルが女性トイレの入口には点字タイルがありません。
 
立地的なものもありますが、改札に近い男性用トイレ側にある上屋が女性用トイレの入口までありません。
 
しかも男性用トイレにたどった後で壁伝いに行くと支柱に当たるおまけつき。
今からでもどこかしら分岐して女性用トイレの入口にたどり着けるようにしてほしい。
Ryugasakistn1しかし、この駅が点字ブロックの敷設に消極的ではなく、できるだけ一直線で点字ブロックを敷設して、動線を分かりやすくしていることが分かります。
 
左の写真はその点字ブロックですが、交差部分から左は改札口、右と下が出口、上が自動券売機となっています。

自動券売機の位置が点字ブロックの正面にあればいいのですが、ここが設置するときに悩んだ部分なのかと思います。
それだけに女性トイレの入口までついていない点字ブロックが残念でなりません。

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