東海道新幹線N700S(車いすスペースが6席あるタイプ)
私が乗車した特急しなのが名古屋に到着して乗り換えたのぞみが700S系の車いす席が6席あるタイプでした。
最近、東海道新幹線区間を走りだしたものです。
(なので投稿日現在、山陽新幹線では走っていません。)
以前に紹介した、西九州新幹線かもめの車いすスペースと同様、車いすスペースの区画をラインで引かれています。
(ただし、車両の登場の方はこちらの方が少し早いです)
個人的には車いす利用者御一行様のケースなど滅多にないのだから、他の車両に割り振りをしたらいいと思っているのですが、東海道区間ではホーム柵が既にある駅も多く。該当車両の部分でもホーム柵の位置を変更が難しいし、既存のトイレから車いすトイレへの変更に伴う、一般座席数の減少を余儀なくされるのでこれで仕方がないのかなとも思います。東海道新幹線の車両は今までは11号車12・13番C席が車いすスペースの為欠番でしたが、この車両は11番C席に加えて、11・12・13番D・E席も欠番になります。(ただし、新幹線特急券そのものは11・12・13番E席は存在します。)
座席に移乗するのが困難な人がいるのでスペースだけでもいいという方のニーズはあると思います。
そのうえで語ります。
この700S系車両ですが、コンセントがひじ掛けの部分にあります。
これは11号車11・12・13番A・B席も同様です。
しかし、座席そのものが無いE席は従来の新幹線車両と同様足元にあります。
今まではあるだけでもありがたかったコンセントはこれからはあって当たり前の時代だと思います。
それは車いす利用者も同様だと思います。
ただでさえ足が悪いから車いすに乗っているのに足元にコンセントって使いにくいのではないだろうか?
窓枠の部分にコンセントをつけられないのだろうかと疑問に思います。 折角なので車いすトイレものぞいてみました。
時代を反映してかウォシュレット、チェンジングボードが付いていました。
広さについては変更が無いように思います。
この個室についている手洗いは便器に座った状態で左手にある物のみです。 大きいからこちらも手洗いと勘違いをする方がいそうですが、こちらはオストメイト装置です。
もちろん、注意書きはあるのですが、目立たないのでちょっと大きめのピクトグラムで表示させたらいいと思います。
また、この個室の向かいに多目的室があるのですが、トイレと勘違いをしていつまでたってもドアが開かないと必死になっている人を見かけました。多目的室と間違えないように更なる工夫が必要と思いました。
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