Change Shintetsu Hanayama Stn. Part1
2022年11月5日に神戸電鉄花山駅の新駅舎が供用を開始したので現地に行ってきました。
駅舎自体は完成しているのですが、今までの駅舎の撤去、駅前整備もさることながらホームへのアクセス工事が残っているので個人的には不満が残るものでした。
結論から先に言えば、今回の工事でバリアフリーになったところは以下の3点。 ①新開地・谷上方面から三田方面に行く電車で降車する際、今まで必要だった車いす利用者専用のスロープを使わなくてもよくランダムアクセスができるようになったこと。
②自動券売機の隣にあるインターホンが筆談も対応できるようになったこと。
③車いすトイレが新設されたこと。
このトイレは改札内にあり、改札口のそばにあります。
トイレの中身はこんな感じになっています。
鏡に映っていますが、ベビーベッドがあります。
ウォシュレットも付いていて、最近のトイレだと感じます。
コンパクトにまとめられていて機能的だと思います。
同じ個室の別の角度から撮影したものです。
オストメイト装置はホースが伸縮するタイプで小さめです。
チェンジングボードはベビーキープの真下にあるのでボードの有効部分が減っているように感じます。
設置する方も悩んだと思いますが、ベビーキープの位置をベビーベッドの隣でもよかったのではないかと思います。
(ちなみにチェンジングボードは撮影後元の位置に戻してます。) この駅から三田方面に行く場合、改札口に入って工事中の現場を通ることになります。
狭苦しいですが、段差なしで電車に乗れます。最寄りのドアは最も新開地寄りのドアになります。
これは今まで通りになります。
反対に新開地・谷上方面に行く場合、先程の工事中の通路を通ったうえで階段を下りて構内踏切を渡ります。
一時的なものとは言え、階段の幅が狭くなっているのでさらにバリアが生じている状態になります。
ただ、今年の頭に、構内踏切から新開地方面行きのホームへはスロープができています。
ただ、個人的にはこのスロープに上屋をつけてほしい通っています。
このスロープは先頭車両の真ん中のドアが最寄のドアになります。
今は階段でのアクセスとなる構内踏切ですが、スロープの設置工事を行っています。
改札に入ってスロープを使って構内踏切と同じ高さまで降りることになります。
早くこのスロープの供用開始してほしいです。
« 視覚障害者は男性オンリーなのか? | トップページ | 車いす席利用者が使えない車いすトイレ »
「バリアフリー」カテゴリの記事
- 情報提供の統一性(2023.01.21)
- ほじょ犬専用トイレ(2023.01.20)
- このスロープ使うべからず(2023.01.10)
- 神鉄大池駅Part2(2022.12.25)
- バリアフリーとユニバーサルデザインの違い(2023.01.01)
コメント