上屋の必要性
JR七尾線高松駅3番線に停車中の電車とホームに書かれた車いすマークです。
見ての通り、この車いすのマークのそばに電車の車いすスペースがあります。
今回は車いすマークの有無ではありません。
最近、当ブログでホーム上の上屋の位置を記述することが増えました。
バリアフリーとどう関係があるのかいい機会なので書くことにします。
この駅の構造は1番線から3番線まであり、1番線は改札口に直結して、2・3番線へは1番線から跨線橋で結ばれています。
1番線は七尾方面行の電車のりば、2・3番線は金沢方面行の電車のりばになりますが、金沢から(七)高松行の電車は3番線に停車し、そのまま金沢行きに折り返し運転になります。
ですので、この電車は金沢からこの駅までやってきて、金沢行きの普通電車として出発する前の状態になります。
ちなみにこの駅自体はバリアフリーではありません。そして、この光景を反対の1番線側から撮るとこんな感じになります。
先程のドア以外から乗降すると上屋のないところから乗降することになります。
気候の良い時ならどこで乗降しても問題ありませんが、雨の日に理由もなくわざわざ上屋のないところから乗降したくありません。
そして、上屋は編成の端にだけあるケースは稀で大抵は編成の中央部分にあります。 特に雪が積もるようなところだと上屋が無いところは雪が積もり、ホーム上の物が雪で見えなくなります。
さらに、滑りやすくなるなど歩行自体困難になり、車いすを押すことですら事故のリスクが上がります。
雪の日に車いすの方が外出しないのかもしれませんが、通院だとそうも言ってられません。
地元の人だと雪道に慣れているかもしれませんが、雪道に慣れていないと普段の運転はできるけれど雪道だと公共交通機関に頼る方もいると思います。
誰だって雪の積もるところで待ちたくないのでホーム上の上屋が重要だと思います。
また、雨の季節のレインコートを着たまま電車に乗らないといけないのは車内のスリップ事故の要因になりかねません。
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