焼き芋の自動販売機で…
大分の府内町五番街商店街を歩いていたら、1台の自動販売機がありました。
焼き芋の自動販売機です。
焼き芋の自動販売機は珍しいなと思っていましたが、ごはんをたらふく食べた後で焼き芋を購入するのにおなかの余裕がありませんでした。
缶に入っていて、缶はリサイクルボックスに入れてくださいと書いてあるので缶を持って帰れないのが辛くて購入を見送りました。
購入はしませんでしたが、自動販売機にあるものを見て、思わず写真を撮りました。 「焼きいもの売り上げの一部は、障がいのある方の収入アップに活用されています。」の文言です。
収益の一部をどこかに寄付するものだろうと思い、調べてみることにしました。
日向市にある農福産業が焼き芋の自動販売機を開発し、障害者が元となる焼き芋を作っているようです。
焼き芋そのものは現在、各地の障害者が作っているようでスーパーで売っている焼き芋の倍の値段はするのですが、焼き芋の糖度が高く、続々と設置台数を伸ばしているらしい。
思っていたよりも遥かに意義のある販売方法でした。
しかし、焼き芋一辺倒だとブームが去れば借金の山になりかねません。
だから、違ったものを障害者の手で作り、付加価値をつけて販売することを考えないといけないと思います。
今回の焼き芋のケースだと農作物だと薄利というところから始まっているけれど、無農薬栽培の米とか小麦とか食に関わるもので付加価値をつけたら飽きられることもなく長続きできるのではないかと思います。もちろん、自動販売機で売ります。
もしくは魚を養殖して急速冷凍して刺身や切り身として販売するとかコロナ禍で様々な自動販売機がお目にかかる時代になりました。
こういう時代になったこそアイデア次第で新たな収益を生み出せるのではないかと思います。
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