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2022年12月 7日

八幡浜ー臼杵間航路(あけぼの丸)

Akebonomaru1 八幡浜から臼杵まで運行している宇和島運輸フェリーのあけぼの丸です。
 
今から約5年前に就航しました。
 
このフェリー会社を採り上げるのはあかつき丸以来ですが、当時は写真の撮影場所である八幡浜港の位置が変わっていて、きれいなビルになっています。
 
昔のターミナルビルにはなかった展望台から撮影しました。
Akebonomaru2 私が乗船したのは八幡浜港ではなく、臼杵港ですが、ここからの徒歩乗船はタラップしかなく、写真のスロープウェイで車で行くか、歩いて上ることになります。





 
車いす専用駐車スペースがAkebonomaru31階の車両甲板と2階の乗用車駐車スペースの2ヶ所あるのが珍しいです。
 
ちなみに写真は1階のスペースで右舷側に設置されています。
 
2階の客室には後述するエレベーターでアクセスします。
反対に2階にある駐車スペースは左舷側にあり、こちらからも段差なしで客室に行けます。
Akebonomaru4 船内のエレベーターになります。
 
写真は2階のエレベーター乗り場でこののりばのすぐ前(右舷側)と反対側に車いすスペースのある席があります。
 
エレベーターは1階と3階に停まる、3停止タイプのもので、MHI下関エンジニアリング製で5人乗りのものです。
3階も客室はあるのですが車いすスペースは特になく、車いすトイレや売店もないので特別室の利用か景色を楽しまないなら2階にいる方がいいと思います。
Akebonomaru5 点字付きの船内案内板です。
 
右舷側も左舷側も2階の客室入口にあるのですが、エレベーターで2階に上がるとこの案内板を見ることが無いです。

代わりと言っては何ですが、エレベーターのかごの中に各フロアの設備表示が点字付きであります。
  
Akebonomaru10 特筆すべき点に非常時の脱出経路図があるのですが、この経路図にも点字が表示されています。
 
脱出経路図は墨字だけというところが多いので他のところも習ってほしいと思います。









 
Akebonomaru6車いす席(左舷側)です。
 
船内移動用に車いすが設置されていますが、私が触ったらタイヤの空気が抜けていました。
 
タイヤの空気が抜けているケースは珍しくないのですが、ブレーキの利きが悪くなるので空気のチェックはしてほしいものです。
基本的に車いすスペースのある席はこことこの後方の2席分ある海に向いてあるスペースぐらいです。
Akebonomaru8 例えば、私が今回乗船した時に利用したリクライニング席ですが、車いすの方がここを利用したくても入口が狭く、車いすで通れません。
 
よって移乗ができなくて車いすを置いて歩いて移動できる人しか利用できません。
 
そして、この付近の通路が狭く、置いた車いすは先程の車いすスペースに置くことになります。
あかつき丸にはあった座敷席へのスロープも見当たりません。
Akebonomaru7 車いすトイレになります。
 
木目調の壁で個室の中の雰囲気が良くなったと思います。
 
設備面ではあかつき丸と同じで、ベビーベッドの隣にあるテーブル、チェンジングボードの設置、軽くて開閉しやすいドアも変わりません。
強いて言うならウォシュレットの操作ボタンが変わったことぐらいでしょうか。
Akebonomaru9 八幡浜港で下船した時は2階にボーディングブリッジが設置されます。
 
ただ、ターミナルビルにつながっているわけではなく、地上階までスロープが続いています。
 
とは言え、歩車分離ができるので安全性が高くなったことには変わりありません。
臼杵港も八幡浜港も車いすトイレがあるのでフェリーを利用する分にはバリアフリー化されているのかなと思います。

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