JR大竹駅
2023年2月19日にJR山陽線大竹駅の橋上駅舎になり、上下線ともエレベーターでアクセスできるようになりました。
今までは上り線(広島方面)のホームと改札口は同一平面でしたが、下り線(岩国・柳井方面)は跨線橋を使って改札に行く必要がありました。無論、エレベーター・エスカレーターはありませんでした。
そして、今までは駅の西側にしか入口がありませんでした。
この日から駅の東側にも入口ができて東側の住民にとって便利になりました。 下りホーム(3・4番のりば)のエレベーターです。
フジテック製の11人乗りの通り抜けタイプのエレベーターになります。
8両編成の場合は前から4両目の後ろのドアが、それ以外の場合は前から2両目の後ろのドアが最寄のドアになります。
また、エレベーターより1両分後ろに改札階に上がる階段があります。今までの跨線橋は投稿日現在、撤去作業を行っています。
橋上駅舎にしたので東口とつながっていない上に老朽化もあり、跨線橋を使い続ける意味がないからでしょう。 上りホーム(1番のりば)のエレベーターです。
3両編成の場合、先頭車両の前のドア、4両編成の場合、前から2両目の前のドア、5・6両編成の場合、前から3両目の前のドア、8両編成の場合、前から5両目の前のドアが最寄のドアになります。
こちらのエレベーターもフジテック製の11人乗りの通り抜けタイプのものです。
また、2番のりばは線路は存在していますが、ホームは存在していないので乗り場案内はありません。 ホームの上屋は下りホームは電車が停車するところすべてあるのですが、上りホームは写真の通り、4・6・8両編成のみ一番後ろのドア(車掌の前のドアになります)だけ、上屋がありません。(3・5両編成の場合は最後尾が1両分前にあるので該当しません。)
停止位置を1mほど前にずらしたら良かったと思います。
写真にはありませんが改札口は改札外から改札内に向かって一番左の改札機が幅広タイプかつ点字誘導タイルが貼られています。 点字付き案内地図は写真の改札口左横の他に西口・東口の1階階段の昇降口にあります。
JRなので100kmまでの運賃でも相当な数があるので、点字運賃表と点字付き案内板を同じ場所に設置できないのでしょう。
それを差し引いても両者の位置をもう少し近づけてもいいとは思います。 メインの出口である、西口1階のエレベーターです。
このエレベーターだけフジテック製の15人乗りの通り抜けタイプのエレベーターです。
駅に用事がある人だけでなく、駅の反対側に行く人の為の自由通路を兼ねているので、利用者が多いとみられる西口だけ定員を多くしているのだと思います。
こちらは今までなかった東口のエレベーターになります。
こちらはフジテック製の11人乗りの通り抜けタイプのエレベーターになります。
今まで出入口が無かったのにエレベーター付きの出入口になったので利便性が向上したと思います。
ただ、駅前の整備が投稿日時点でも続いています。
海側にあり(埋立地に工場があります)、すぐそばに国道2号が通っているので車での送迎はこっちがメインになるかもしれません。
トイレは駅にしては珍しく、改札内にはありません。これはバリアフリートイレについても同じです。
改札階の自動券売機の西側にあります。
バリアフリートイレはオストメイト対応です。
別の角度から撮影。
温水洗浄便座のボタンが並んでいるのが分かります。
そして、ベビーキープがあります。
さらに別の角度から撮ったものです。
ベビーベッドとチェンジングボードがあります。
トイレットペーパーに「大竹市」とマジックで書いてあったので、トイレの管理者はJRではなく、大竹市なのでしょう。
だとすると改札内にトイレがないのも分かる気がします。
まだ工事が続いていますが、バリアフリーに関する工事は一応終わった感じです。バリアフリーも点ではなく、線、面へと進化してほしいと思います。
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