神鉄花山駅と大池駅(新開地方面行き)駅前広場完成したので…
2023年3月25日に神戸電鉄花山駅と大池駅の新開地側の駅前広場が完成し、供用を開始したので現地に行ってみることにしました。 まず、花山駅から。
この駅は私が行った時は式典が終わった後ですが、胡蝶蘭がある通り、お祝いをしたようです。
この駅は駅前広場が完成しただけでなく、駅舎から新開地方面行ホームにアクセスする構内踏切に行くスロープが完成したことも喜ばしいことなのです。
なお、バリアフリートイレは以前の記事で公開しています。 改札に入ってすぐに目にするのがスロープですが、そのまままっすぐ進むと有馬温泉・三田方面行ホームです。
そして、分かりにくいけれど途中で分かれる部分がありまして、これを曲がると新開地方面行きのホームに行く下りスロープになります。
今回このスロープの完成を持って花山駅のバリアフリー化が完了ということになります。 新開地方面行きホーム側(正確には構内踏切を渡ったところ)から、スロープを撮影しています。
構内踏切の渡ったところから新開地方面行きホームへのスロープは既に設置されていて、以前の記事に公開しています。
ちなみにこの工事が始まる前よりも新開地方面に行く階段の段数は減っています。
また、今回のスロープ設置に伴って最寄りの出口等の変更はありません。 入口に新たに設置された点字付き構内図。
ホームまで載っていませんが、これで事足りるのか視覚障害の方に聞いてみたいです。
ただ、こんなにあっさりとした構内図なのに点字運賃表と一緒のところにないのは不親切。
後インターホンが自動券売機のすぐ左にあるのですが、点字案内図にもインターホンの場所を示していなければ、点字ブロックもありません。
インターホンのボタンは視覚障害の方にも分かりやすい形状をしているのですが… 電車に乗って隣駅である大池駅に行きました。
実際にはこの写真は新開地方面行きホーム側の物なので電車を降りて、踏切を渡って反対側の入口で撮影しています。
駅舎が完成した当初はこのスロープはまだ完成していなくて仮設通路でアクセスできていた状態でした。
これからは歩車分離されて安全に利用できると思います。
もともとの駅前には自社系列のタクシーが停車していましたが、それは変わらなさそうです。
デザインはいいのですが、折角のタクシー乗り場が屋根が途切れているので雨の日はほんの数メートルの距離でも傘が必要です。
車いすでタクシーに乗るときは大変です。
これは改札に入ってからも同じことが言えます。 大池駅(新開地方面行きホーム側)の入口に新たに設置された点字付き構内図です。
この構内図は反対側にもありますが以前の記事には載せていませんでした。すみません。
この構内図も花山駅と同様、点字運賃表と別々に設置し、インターホンの場所を点字で示すものはありません。
しかも点字付き構内図の隣にスペースがあるのに。
(先に点字運賃表が設置されているのは分かっています。)
バリアフリーは設備だけではなく人的なサービスも該当するといったポスターを見かけました。
設備ひとつとってもどういう風に設置したら使いやすいものになるのか考えるのもバリアフリーの発想にならないか、それはバリアフリーではなくユニバーサルデザインの発想なのかもしれない。
どちらにせよ折角のバリアフリー設備であるので有効に使わないと宝の持ち腐れになってしまいます。
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