Eye Navi
先日、テクノエイド協会のHPを見て、「スマホでAIが音声道案内」 視覚障がい者歩行支援アプリEye Naviの提供開始という記事を見て、アプリをダウンロードしました。
投稿日現在、i Phoneのみの対応でしたので、i Phoneにアプリをダウンロードしました。
自宅でダウンロードをしたので、道案内しようがないので外出先で実際、確かめてみました。
道案内を三宮で行いました。
WiFiのマークがあるのはアンドロイドの方がギガ数があるのでアンドロイドを親機とするデザリングをしているせいです。
出発地は一応、地下鉄西神・山手線三宮駅で目的地はポートライナー三宮駅のつもりで目的地を三宮駅と入力したら…
候補が神戸三宮駅、三宮駅、三ノ宮駅が出てきて、全部で5つ出てきました。
道案内をする前に設定でつまづきます。
かろうじて三ノ宮駅だけはJRだと分かりますが、阪急とか阪神とか区別してほしいです。
実際に歩いてみたら、三宮の場所柄、騒々しいので音声が聞き取りにくいです。
胸ポケットにi Phoneを入れているので(カメラレンズを外に向けています)、使い方は間違っていない筈ですが、立体的な案内には弱いというのが印象に残りました。
具体的に言うと、地下にいるのに地上階にあるお店を案内しだします。
また、目的地のポートライナー三宮駅の改札口は2階にあるのですが、2階に上がるエスカレーターで1階のお店の名前を案内されます。
別の場所では横断歩道を使わないといけない道案内で横断歩道に行きたいのに道案内では「間違った方向に進んでいます。」と間違った案内をされたりしました。
ちなみに名古屋でも同様なことを行いました。
「名古屋駅」と入力したら地下鉄なのかJRなのかあおなみ線なのか分かりませんでした。
そして、「お散歩」モードを名古屋で使ってみました。
案内と違っておおよそ、歩行者自信が慣れている道で使うのだろうと思って使っていたのですが、「横断歩道」とアナウンスするだけでカメラを使っているにもかかわらず、赤信号なのか青信号なのか教えてくれません。
視覚障害者だと自動車の走行音で渡るべき信号を把握しているということかもしれませんが、最近増えてきた歩車分離信号だと走行音だけで判断するのは危険だと思います。
途中で途切れてしまっている点字ブロックの案内をするなら信号を案内してほしいと思います。
あと、夕方ラッシュ時の名古屋駅の地下街で使ったら途中でフリーズを起こしていて全く案内ができていませんでした。
このアプリを使った私が晴眼者なので間違いだと即時に認識できますが、視覚障害者が慣れていない場所で使うのはどうかと思います。
ただ、アプリの良いところは修正があれば修正できるところであり、こういう問題を改善を求める声も必要だと思っています。
そういう意味では視覚障害者の方に使ってもらい、私が見過ごしている問題点を挙げていってほしいと思います。
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