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2023年8月31日

Change JR Gifu Stn. Part1

Ca74gifu1 JR岐阜駅にエレベーターがありますが、ホームから改札階に下りるエレベーターに乗ると改札階は改札外になるので乗客が自由に使えるものではありません。
 
私自身、岐阜駅のエレベーターに1度乗ったことがあります。
 
車いすを押しているときに利用させてもらいました。
 
そこで、2023年6月10日に東海道線下りホームに8月1日に高山線ホームに改札内のエレベーターが供用開始したので岐阜駅に降りてみました。
Ca74gifu2 東海道線下りホーム(5・6番のりば)にあるエレベーターです。
 
後ろから2両目の名古屋寄りのドアがエレベーターに最も近いドアになります。
 
このエレベーターはホーム階(4階)と改札階(2階)を結ぶエレベーターで三菱製の11人乗りの通り抜けタイプのエレベーターになります。
言うまでもなく、名古屋方面から乗り、この駅で下車する場合、このエレベーターを使うことになります。
また、岐阜駅始発名古屋方面行の普通電車が5番線から発車します。
Ca74gifu3 高山線ホーム(3・4番のりば)にあるエレベーターです。
 
このエレベーターはホーム階と改札階の他に3階にも停まる3停止タイプになります。
 
3階は他の線路(東海道線)へ乗り換える連絡通路やトイレ、時間制限はありますがアクティブGへの連絡口があります。
 
こちらも三菱製の11人乗りの通り抜けタイプのエレベーターになります。
高山線岐阜駅行きの普通列車に乗車する場合、一番後ろのドアが最寄のドアになります。
Ca74gifu4 ちなみに3階のエレベーター乗り場になります。
 
実測したわけではないですが、2階から3階より3階から4階までの方が距離があるように思います。




 
Ca74gifu5 投稿日現在、東海道線上りホーム(1・2番のりば)には改札内エレベーターはないですが、乗り場はすでに出来上がっています。
 
前から3両目の名古屋寄りのドアが最寄のドアになりそうです。
 
先程紹介した2基のエレベーターと同様にホーム階の乗り場が名古屋方面に向いているので通り抜けタイプになるものと思われます。
Ca74gifu6 現在、東海道線上りホームにあるエレベーターになります。
 
先述の通り、この下は改札外になるのでインターホンを押して駅員を呼び出します。
 
このエレベーターは三菱製の11人乗りの普通のエレベーターになります。
このエレベーターはホームの名古屋寄りになります。
したがって、最寄りのドアは先頭車両の前のドアになります。
Ca74gifu7 このエレベーターで2階に下りるとアスティ岐阜の2階入り口付近にあります。
 
ただ、このエレベータ自体、1階とも同じエレベーターで結ばれており、このエレベーターを利用する限り、駅員を呼び出す手間は必要ですが、1回の乗車で1階に行くことができます。
 
これは改札外につながっていた東海道線下りホームや高山線ホームも同様でして、改札内エレベーターが出来てから改札からホームへは行けなくなりました。
ですので今後、東海道線上りホームにも改札内エレベーターが供用開始すると現在使っているエレベーターもホームへは行けなくなると思います。
 
とは言え、エレベーター自体は動くので改札階エレベーターがメンテナンスの時に臨時でホーム階に行くようにはできるでしょう。
案外、(在来線の)名古屋駅よりエレベーターのアクセスが良くなるのかもしれません。

2023年8月17日

遠隔操作をするにしても…

Intercom JR山陽線天神川駅(広島方面行側の)改札口です。
 
駅員は反対側にいて、こちら側には駅員はいません。
 
そして、見ての通り、自動改札機が並んでいます。
自動改札機が使えないきっぷの場合、改札機の左側にあるインターホンで問い合わせをします。
 
私は青春18きっぷを使っていたので、インターホンで問い合わせをすることになります。
Intercom2 インターホンのボタンの下にある青春18きっぷを置いてインターホンボタンを押します。
 
きっぷを置いているので持っているきっぷが正当なものだから、改札機を遠隔操作で開けてくれて難なく駅の改札を出ることができました。

しかし、ある事に気が付きました。
このインターホン、音声のみに対応しています。
そう、聴覚障害の方がこの機械を使うのにはハードルが上がるのです。
 
有人駅なら筆談でも対応できたのにインターホンだとそうはいきません。
そこで、この機械の改良版を作ってほしい。
具体的には聴覚障害用のボタンの設置とそのボタンを押したときに対応する方法です。
乗客側に対してはスクロール機能の付いた文字表示機能をつける。
遠隔操作をする側にはある程度の定型文をボタンひとつで対応することでスムーズかつ文字変換ミスを防げると思います。
無論、降車だけでなく乗車時も必要です。
今回は青春18きっぷでの乗降でしたが、聴覚障害者が使う場面では年中必要になります。
障害者割引の乗車券をこどものきっぷで代用した時は自動改札機が使えないし、車内で購入した乗車券だって自動改札が使えません。ローカル線で乗車して、自動改札機のある駅で下車した場合、きっぷすら持っていない場合があります。
 
人手を減らすのは時代の流れで仕方がないのかもしれないけれど、できるだけサービスを損なうことのない様にするべきだと思う。

2023年8月10日

情報の引継ぎ

久しぶりにJR天竜川駅に行きました。
 
5年半ぶりに現地に降り立ちました。

当時は工事箇所もありましたが今は駅南口にマンションの建築をしているようでした。 
Brailleinformation1今回は天竜川駅の点字付き案内板を見て気が付きました。
 
駅の入口附近にある点字付き案内板ですが、駅の入口にある点字付き案内板と違い、道路の案内までされていること。

たまにロータリー側に点字付き案内板がありますが、その場合、ロータリー側のみの情報になっていることが多い中、どちらの情報もあることが珍しい。
Brailleinformation2 このそばにある点字ブロックも半枚分しか離れていないにもかかわらず、しっかり敷かれていました。
 
駅の入口附近であって駅の入口ではないのでこの案内板は管理者である浜松市が設置したのでしょう。
 
写真は北口の物ですが、南口にも同様なものが設置されていました。
 
Brailleinformation3 もちろん、天竜川駅自体にも改札口の向かいに設置しています。
 
駅の中ですので当然、JR東海が設置したのでしょう。
 
JR東海の他の駅もこういう形状です。
 
設置者が違うので案内板の形状の違いは出ても仕方がないのですが、前々からこんな疑問を感じていました。

点字情報を引き継げないものか?

何が言いたいのかと言いますと、天竜川駅の場合、駅の入口附近の案内板に駅の改札口付近に点字案内板がある情報を点字で案内するということです。
実はJR大竹駅も2階の改札口と1階の入口(東口・西口とも)に点字付き案内板があるのですが…
R14otake4 2階改札口の点字付き案内板







 
R14otakee1 1階東口の点字付き案内板







設置者がどちらもJR西日本ですがお互いに情報を引き継げていません。
(ただ、この駅の場合、1階で2階の情報はある程度分かるので救われますが…)
 
今回の天竜川駅の場合は設置時期が違うので先に設置したJR東海側は情報の引継ぎは難しいにせよ、浜松市の方は情報を出せたと思っています。
限られている情報を引き継ぐことによって「点」でしかない情報を「線」にはできるのではないかと思います。
 
冒頭のも述べたように天竜川駅の件は駅だけでもなく、道路だけでもない点字の情報そのものは進歩的だと思っています。
だからこそ、さらにもう一歩進んだ情報の引継ぎもしてほしいと思ってしまいます。

2023年8月 1日

JR米子駅

A_yonago1 2023年7月29日にJR米子駅を南北に横断する自由通路(通称:がいなロード)が完成、供用を開始したので行ってみることにしました。
 
バリアフリーの面については既にエレベーターが設置されていて、この自由通路が完成していなくても駅北口にある入口と改札口、改札口に直接接している0・1番のりばがあり、跨線橋を使って2・3番のりばおよび4・5番のりばへはフジテック製の11人乗りの通り抜けタイプのエレベーターでアクセスできていました。
 
今回駅の2階が入口になって、各ホームへはエレベーターを使ってアクセスする形になりました。
早い話、橋上駅化ということになります。
A_yonago2 今まで橋上駅化できなかったのには理由がありまして、駅の南側は貨物の操車場があり、駅の南側には物理的に入口を作るスペースが無かったことがあります。
 
とは言え、山陰地方で初めて鉄道が開業した120年前と違い、米子駅な南側にも宅地化が進んで南北の行き来を妨げるのがこの駅ということもあり、貨物駅が廃止されたことで土地に余裕ができ、今回の自由通路建設ということになりました。
A_yonago3 貨物駅は無くなっても列車の留置線は数多くある米子駅を高架にするのは難しいのでがいなロードの長さも結構あります。
 
なので途中にテラスを設けて休憩できるようになっています。
 
写真は松江方面を撮っていますが、正反対の位置に鳥取方面のテラスもあります。トレインビュースポットになるかもしれません。
ただ、ベンチが少ないのは気になりました。
そのせいか改札口付近の待合室(通称:やくもラウンジ)はいっぱいでした。
A_yonago4 がいなロードは自転車の走行はできませんが押して通ることは可能です。
 
なので南口に住んでいる人から見れば開業以来の大改造ともいえる今回の開通だとも言えます。
(米子の繁華街や官公庁などはすべて駅の北側にあります。)

 
A_yonago5 自転車の通行を意識しているのには垂直移動にも表れています。
 
こちらは駅改札口付近にある1階北口と結ぶエレベーターになります。
 
このエレベーター三菱製の30人乗りの通り抜けタイプのエレベーターになります。
最初、こちら側にがいなロードと同時に開業したシャミネ米子の垂直移動も兼ねているから大きなエレベーターなのかと思っていました。
A_yonago6 ところが、がいなロードを通った南側のエレベーターに乗るとこのエレベーターも三菱製の30人乗りの通り抜けタイプの大きなエレベーターでした。
 
自転車の大きさを考慮し、エレベーターの中で方向転換しなくてもいいように通り抜けタイプにしたと思いました。

蛇足ですが、この駅の北側のエスカレーター(上下ともに設置)および南側のエスカレーター(上りのみ設置)も三菱製のエスカレーターになります。
そして、この写真でも見えていますが、駅の点字付案内図です。
A_yonago9 もちろん、駅の北側と2階にある駅の自動券売機とやくもラウンジの間にもうひとつ点字付案内図があります。
 
駅の入口にはあるのですが、北口の案内図が分かりにくいところにあるのが気になりました。
 
また、山陰を代表する駅のメインの入口にも関らず、音声付きの物でないことにがっかりしました。
 
A_yonago7 話を戻して、今回のもう一つの主役である南口です。
 
ここに駅前広場を設けていて、車いす利用者の乗降場もあります。
 
エレベーターの近くに横付けはできますが、雨を完全に避けることはできなさそうです。

南口には商業スペースはありませんが、トイレがあります。
A_yonago8 写真は改札内にあるバリアフリートイレですが、改札内、北口、南口のバリアフリートイレに共通して言えるのはオストメイト対応、温水洗浄便座、チェンジングボード、ベビーキープ、ユニバーサルベッドが備わっています。
 
ただ、ドアは手動式です。

 
個人的に今回の変更に退化したものがみどりの窓口がしょぼくなりました。みどりの窓口プラスも新たにできましたが、有人改札とみどりの窓口が一体化したため、どちらかで応対しているとなかなか対応してくれなかったりします。
(窓口の数も減ったので使いづらくなっています。)
 
2階に人員を集約したので今までの1階の改札は無くなり、岡山方面に行く特急やくもが発車する1番のりば、境港に行く0番のりばへも今までなら改札から直結できたのにエレベーターでアクセスしなければならないことが退化と言えます。
京都駅みたいに西口が開業しても烏丸口の改札がのこっていて、乗客の分散ができるので便利な点があるのですが…
A_yonago10 あといただけないのは1番ホームにあったトイレを廃止したこと。
 
特に米子駅下車する人はそのまま改札に行くのですが、ここから乗車する方は余裕を持って駅の改札に入るのでここのトイレをなくすのはもったいないです。
 
特にこの駅のトイレはそんなに老朽化していないです。ここのホームのバリアフリートイレはユニバーサルベッドはありませんが、オストメイト装置も付いたトイレでした。
管理するのも費用が掛かりますが…
個人的にはうれしさ半分、不満半分の変更でした。

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