情報の引継ぎ
久しぶりにJR天竜川駅に行きました。
5年半ぶりに現地に降り立ちました。
当時は工事箇所もありましたが今は駅南口にマンションの建築をしているようでした。 今回は天竜川駅の点字付き案内板を見て気が付きました。
駅の入口附近にある点字付き案内板ですが、駅の入口にある点字付き案内板と違い、道路の案内までされていること。
たまにロータリー側に点字付き案内板がありますが、その場合、ロータリー側のみの情報になっていることが多い中、どちらの情報もあることが珍しい。 このそばにある点字ブロックも半枚分しか離れていないにもかかわらず、しっかり敷かれていました。
駅の入口附近であって駅の入口ではないのでこの案内板は管理者である浜松市が設置したのでしょう。
写真は北口の物ですが、南口にも同様なものが設置されていました。
もちろん、天竜川駅自体にも改札口の向かいに設置しています。
駅の中ですので当然、JR東海が設置したのでしょう。
JR東海の他の駅もこういう形状です。
設置者が違うので案内板の形状の違いは出ても仕方がないのですが、前々からこんな疑問を感じていました。
点字情報を引き継げないものか?
何が言いたいのかと言いますと、天竜川駅の場合、駅の入口附近の案内板に駅の改札口付近に点字案内板がある情報を点字で案内するということです。
実はJR大竹駅も2階の改札口と1階の入口(東口・西口とも)に点字付き案内板があるのですが… 2階改札口の点字付き案内板
1階東口の点字付き案内板
設置者がどちらもJR西日本ですがお互いに情報を引き継げていません。
(ただ、この駅の場合、1階で2階の情報はある程度分かるので救われますが…)
今回の天竜川駅の場合は設置時期が違うので先に設置したJR東海側は情報の引継ぎは難しいにせよ、浜松市の方は情報を出せたと思っています。
限られている情報を引き継ぐことによって「点」でしかない情報を「線」にはできるのではないかと思います。
冒頭のも述べたように天竜川駅の件は駅だけでもなく、道路だけでもない点字の情報そのものは進歩的だと思っています。
だからこそ、さらにもう一歩進んだ情報の引継ぎもしてほしいと思ってしまいます。
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