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2023年12月29日

南海今宮戎駅

Nk02imamiyaebisu1 2023年12月23日に南海今宮戎駅がバリアフリー化されたと聞いたので行ってみることにしました。
 
新年に合わせて公開しても良かったのですが、初詣に行く方もいるかもしれないので公開することにしました。
 
なんばの次の駅ということもあり、歩いていける距離ではあるのですが、初詣ならともかく、十日戎となると歩道も一方通行になるので迂回するところも出てきます。ただ、この駅から今宮戎に行く場合、少なくとも往路は迂回する必要はなかったと思います。
Nk02imamiyaebisu2 エレベーターはなんば方面行も河内長野方面行も同じホームに発着するのでエレベーターはホームから改札階までの1基しかありません。
 
なんばで河内長野方面行の電車に乗ると、6両編成の場合、前から2両目の前から3番目のドアが、4両編成の場合、先頭車両の前から3番目のドアがエレベーターの最寄のドアになります。
 
反対になんば行の電車に乗ったら6両編成の場合、後ろから2両目の前から2番目のドアが、4両編成の場合、1番後ろの車両の前から2番目のドアがエレベーターの最寄りのドアになります。
Nk02imamiyaebisu4 エレベーターは東芝製の15人乗りの通り抜けタイプのエレベーターになります。
 
下りのエレベーターを降りたら左手後方に改札口、右手にトイレがあります。



 
Nk02imamiyaebisu3 ホーム上の屋根は河内長野方面行の電車は6両編成で先頭車両と後ろから2両目の前から2番目以降のすべてのドアに屋根がありません。
 
なんば行の電車は6両編成の電車で前から2両目の前から3番目以前のすべてのドアと1番後ろの車両には屋根がありません。

4両編成の場合、どちら行きも6両編成時の先頭車両と1番後ろの車両の部分に停まりません。
Nk02imamiyaebisu5 改札階のエレベーターホールの右手にトイレがあります。
 
昔は中2階の部分にあったという記憶があるのですが、バリアフリートイレの設置と合わせて移設されています。
 
写真には映っていませんがバリアフリートイレの左に女子トイレもあります。
Nk02imamiyaebisu6 バリアフリートイレです。
 
オストメイト装置はありますが、石鹸の類はありませjん。
 
写真には映っていませんが温水洗浄便座もあります。


 
Nk02imamiyaebisu7 同じ個室の別の角度から撮ったものです。
 
ユニバーサルベッドがあります。
 
最近の南海電車の駅にできたバリアフリートイレにはユニバーサルベッドの設置が多くなったと感じています。
 
ただ、ベビーベッドもどこかには設置してほしいと思います。
あと、チェンジングボードが無いのも気になりました。
Nk02imamiyaebisu8 改札口は1ヶ所で改札外から入った場合、1番右側の改札機が幅広の改札機、真ん中がIC専用の改札機、1番左側が有人改札、点字ブロックが敷かれています。
 
ただ、私がこの駅にいた時には駅員さんがいませんでした。


 
Nk02imamiyaebisu9 自動券売機の真後ろに点字付き案内板があります。
 
現在地と自動券売機の部分が赤く点灯しているのは親切です。
 
ただ、自動券売機自体移設しているので、点字案内板と点字運賃表を移動せずに設置できたのではないかと思うと複雑な気分になります。
 
とは言え、バリアフリー化されたことに関して喜ばしいと思います。

2023年12月20日

高松ー女木島ー男木島航路(めおん)

Meon1 高松ー女木島-男木島の航路であるフェリー、めおんに乗船しました。
 
バリアフリー船に乗船するだけの為に女木島に行ったので、バリアフリー船であるめおんだったので良かったと思います。
 
高松港はJR高松駅の近くにあり、私自身、JR高松駅から歩いて港に行きました。
乗船券を購入し、待合室でバリアフリートイレを発見。
覗いてみるとユニバーサルベッドがありました。
Meon2 フェリーが到着して乗船するわけですが、歩車分離は特にされてないのですが、私が乗船した便は車での乗船はなかったので、偶然にも歩車分離されていました。
 
このめおんというフェリー、2階が客室で1階がバリアフリー室になってて、2階へは階段オンリーです。
 
そして、バリアフリー室は入口から入ると最も奥にあります。
Meon3 バリアフリー室に入る直前にあるのが、車いす利用者の駐車スペースです。
 
バリアフリー室の近くにあるので当然、一番奥に駐車スペースがあります。
 
理想を言えば出入口に最も近いところに駐車スペースもバリアフリールームを設置したらいいのですが、双方向に出入口が無いので自動車の転回スペースも船内で行うには有効スペースが必要になるので仕方がありません。
Meon4 バリアフリー室の入口です。
 
段差はスロープになっているので入室は問題ありません。
 
入ってすぐ左手にバリアフリートイレがあります。


 
Meon7 ということで、バリアフリートイレです。
 
開閉ボタンで個室に入るとこんな感じです。
 
オストメイト装置は便座の背面にある蛇口の部分が折り畳むもの。

写真には映っていませんが温水洗浄便座です。
ただ、洗面台の下に何らかの機械類のボックスがある上に洗剤類があるのはいただけません。
Meon8 同じ個室の別の角度からの撮影です。
 
ベビーベッド、チェンジングボード、ちょこっと映っているのは男子小用トイレで、映っていないものにベビーキープがあります。



 
Meon5 バリアフリー室に手動の車いすがあり、固定装置もありますが、固定装置を取り付ける手摺の位置が少々高いように思います。
 
手摺と共用したいのは分かりますが…



 
Meon6 車いすスペースもあるうえに、隣の席は跳ね上げ式なので、最悪、車いすスペースにもできます。






 
Meon9 バリアフリー室には車いす利用者だけでなく、お年寄りなど足の悪い方も利用します。
 
なのでソファ席もあります。
 
ただ、土足厳禁なので車いすの方や靴の着脱が難しい方にはお勧めできません。

ちなみにこちらに上がる時もスロープになっていて段差はありません。
Meon10 バリアフリー室及び2階客室の右舷側入口には点字付き案内板がありました。
 
入ってから点字があった方がいいのか入る前に確認したいのかは当事者の判断と思うのでここでの評価は割愛します。
 
なお、バリアフリー室の入口前は車両甲板に当たるので航行中はバリアフリー室から出られません。
結構このバリアフリ―室の利用が多かったのでバリアフリー船にして良かったのではないかと思います。

2023年12月19日

JR東貝塚駅

R41higashikaizuka1 2023 年 12 月 4 日、JR阪和線東貝塚駅西口駅舎およびアクセスするエレベーターが供用を開始したので少し遅くなりましたが行ってみました。

今までは東側にのみ駅舎があり、階段でのみのアクセスでしたがこの日からエレベーターでアクセスできます。
 
ただ、この駅の構造上、東口にはこれからもエレベーターが付くのは難しそうです。
東貝塚駅は島式ホームが2面あり、ホームの和歌山寄りの端に階段があり、地下道に下りてから東口の改札口に向かっています。
今回の西口はエレベーターがホームの天王寺寄りの端に設置しています。ホームの幅の関係で両端しか設置できません。

エレベーターは新たに設置した跨線橋経由で行くことになります。
R41higashikaizuka5 まず、西口の改札を入ります。
 
この改札は写真の通り、幅の広いタイプの改札機がひとつあるだけです。
 
車いすの方が難なく通れるわけですが、有人改札は従来の改札口にいるので介助が必要な方はインターホンで呼び出すことになります。
そして、先述の通り、ホームの反対側の階段から駅員が来るので時間がかかります。
(もしかしたら隣駅である東岸和田駅から応援に来るかもしれません。)
R41higashikaizuka2 まずは、どちらに行くにせよ跨線橋の上の階に上がります。
 
この駅のエレベーターは各ホームに向かうエレベーターも含めてフジテックの11人乗りの通り抜けタイプのエレベーターになります。
 
このエレベーターで階上に上がると跨線橋を通り、エレベーターで降りるわけですが、設置場所の関係から手前のエレベーターが天王寺・堺市方面行、奥が和歌山・関西空港方面行になります。
R41higashikaizuka3 まずは奥側の和歌山方面行のエレベーターになります。ホームの天王寺側の端にあるので車掌の前が最寄のドアになります。
 
しかし、列車の停車位置は和歌山側の端にあるので4両編成の電車は2両分歩くことになります。
 
そしてこの駅は投稿日現在でホームの両端の屋根があるので乗車駅によっては屋根のないところで降りることになります。
ちなみに屋根のある乗降口は先頭車両の前2つのドアと4両編成の場合は一番後ろの車両の後ろ2つ、6両編成の場合は前から4両目の真ん中のドア以降になります。
R41higashikaizuka4 反対に天王寺方面は6両編成の停車位置はホームの天王寺側の端ですが、4両編成の停車位置は6両編成の2両分和歌山寄りにあるので4両編成時の電車に乗降車の場合は2両分歩くことになります。
 
こちらもホームもホームの両端にしか屋根がありません。
ちなみに6両編成の場合は先頭から前から3両目の前のドア、最後尾の車両のすべてのドアです。
ですので、4両編成の場合、前の車両から乗る場合、先頭車両の前のドアただひとつということになります。
R41higashikaizuka6 バリアフリートイレは西口改札を入り、エレベーターの向かいにあります。
 
一般のトイレは東口改札を入って階段奥にしかないため、西口から入るとトイレはここしかありません。
 
オストメイト装置もあります。
写真はないですが温水洗浄便座もあります。
 
R41higashikaizuka7 同じ個室の別の角度から撮ってみるとベビーベッド、ベビーキープ、チェンジングボードがあります。






 
R41higashikaizuka10西口の場合、自動券売機のロータリー側に点字付き構内案内図があります。






 
R41higashikaizuka9 実はロータリーにも音声付き点字案内図がありますが、駅の案内図の方と連動していません。
 
駅西口と同時にオープンしたのに不親切感が否めません。



 
R41higashikaizuka8 ロータリーと言えば、西口の駅舎そばに車いす乗降場があります。
 
駅そばの設置は助かりますが屋根がもう少し車道側に広げて雨天時の車いす利用者が乗降しやすいように配慮できなかったのか悔やまれます。屋根も道路も貝塚市の所有だと思われますので法的に問題はないと思うのですが…
取りあえずはバリアフリー化完了だと言えそうです。

2023年12月 1日

障がい者割引用Suica

Handicapsuica 高槻に住んでいるいとこが東京に行った時に作った障がい者割引用Suicaです。
 
入手時、一般用のSuicaは発行制限中ですが、障がい者割引用Suicaは除外されていたので発行そのものは問題ありませんでした。
 
介護者なしで移動できますが、旅客鉄道株式会社旅客運賃減額欄に「第1種」と記載された障害者手帳を持っているので該当者になります。
 
このICカードの趣旨から考えると本人用と介護者用の2枚セットの販売そのものは妥当なので問題はありません。
 
個人情報のため、名前を伏せていますが、消された文字は同一人物で本人用は「○○××」介護者用は「カイゴ○○××」とカタカナで表記しています。
 
特別割引用ICカードも取得しているので双方の違いも書いていきたいと思います。
 
特別割引ICカードは駅で発行しないので、発行時間がかかるのは既にその時の記事で述べていますが、障害者手帳に記載されている住所欄も確認するのに対し、障がい者割引用Suicaは表紙だけで該当者かどうか確認して終わり。
もちろん、申込用紙に必要事項は記入の上での話です。
 
後日発券の特別割引用ICカードは本人用と介護者用は色が違うので間違えて使用するリスクは少ないけれど「障」と「介」の文字だけの違いであるSuicaは間違って使用するリスクが高い。
デザインはどうしようもないので片方を白抜き文字にしているなら、もう片方は黒抜き文字にして分かりやすくする工夫が必要でしょう。
 
あと、以前述べたように手帳の確認が毎年必要なら、その月を記載すべきでしょう。
 
取得方法の違いなので仕方がないですが、特別割引用ICカードのデポジット額はゼロですが、障がい者割引用Suicaは双方ともに500円のデポジットが必要。
ただし、初回チャージ金額は本人用・介護者用を同額にする必要はなく、いとこは本人用には1,500円、介護者用は500円だけチャージし、介護者用のチャージ分はコンビニでさっさとチャージ分を消費したそうです。
 
使用感で言えば介護者と一緒ならどちらも一緒ですが、障がい者一人の場合は違います。
どちらも100km(西武鉄道単独だと50km)を超える分には障害者本人だけでも使えますが、その際にそのまま通れる特別割引用ICカードと違い、有人改札口で手帳を見せて処理してもらう障害者割引用Suicaは別に障害者割引用の物でなくても同様のことを行うので正直言って使い勝手は極端に悪いです。
バスの場合は問題なくそのまま通れますが、単独乗車でも障害者割引が使える鉄道会社はそのまま通れるところとそうでないところがありそう。
ただ、いとこは全私鉄に乗車していないので確認できなかったとのこと。
 
障がい者割引用のIC乗車券は相互乗車ができないのでいとこのような人は複数枚持つことになります。
ちなみにPASMOでも同様なことができますが、Suicaにしたのは更新月に更新できるエリアが広い方にしたとのことです。
PASMOだと最も近いところで小田原ですがSuicaだと熱海や塩尻でOKだからです。

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