叡電茶山・京都芸術大学駅
2023年11月2日に叡電茶山・京都芸術大学駅の美装化並びにバリアフリー化されたという情報を聞いたので少し遅くなりましたが現地に行ってみることにしました。
バリアフリー化というのは分かりますが、美装化の意味がいまいち良く分かっていませんでした。
幸い、美装化前の同駅(現駅名に改称前)の写真を持っているので比較できます。
鞍馬・八瀬比叡山口方面行ホームへの階段の写真です。
こちらは美装化前の階段です。
そして、こちらは美装化後です。
これだけだとバリアフリーとは真逆になります。
この階段の左にスロープができています。
この駅は無人駅でワンマン運転なので、ワンマンの入口と出口の中間あたりにスロープの出入口があります。
階段はホームの出町柳側の端にあります。
だからというわけではありませんが、こちら側のホーム上の屋根は全部あります。
ちょうど美装化前のホームの写真がありました。
しっかりとしたベンチの有無、屋根の雰囲気も違っていて、変わらないのはホームの形だけです。
反対の出町柳行ホームにあるスロープです。
この出入口は先頭車両の前のドアにスロープも階段もあります。
ただ、スロープの入口は一旦ホーム中ほどあたりまで入って上るので、スロープと階段の上がる方向は正反対になります。
個人的にはスロープはホーム中央に上がる方が良かったと思います。
わざわざ通路に入ることで入口が分かりにくいからです。
さらに不思議なのはこちらだけスロープを使う時にインターホンを使う必要があります。
これは電車に乗る前だけでなく、電車を降りた後でもここのスロープを使う時にインターホンを使う必要があります。
理解に苦しみます。
インターホンを押せない人もいるし、階段だと足を踏み外しそうでできることなら階段を使いたくない人もいる。
車いす利用者だけがスロープが必要なのではなく、今やスロープが必要な人は多いのです。
折角のバリアフリー設備を使うのにバリアを設けるのはいただけない。
即刻インターホン不要にしてほしい。
こちらのホームは反対側のホームと違い、先頭車両に部分のみホーム上に屋根があります。
後ろの車両は扉が開かないので要らないといえば要らないですが、ホームで待つ人はこちらの方が多いので雨天時、屋根に入れない人が出てくるかもしれません。
叡電はまだまだバリアフリー化されていない駅が目立つので少しずつでもバリアフリー化してほしいです。
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