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2024年7月16日

続・あいの風とやま鉄道新富山口駅

2022年3月14日付の当ブログでこんなことを書きました。
 
車いすトイレだけでなく、一般のトイレもありません。
まわりを見て、スペースがないとは思えないのですが、とにかくないです。
 
開設された新富山口駅にトイレそのものが無いことを指摘したものです。
 
ところが2024年5月7日付のあいの風とやま鉄道のニュースリリースで「新富山口駅の東口駅前広場トイレについて、5月11日(土)から供用を開始します。」とありました。
 
少し遅くなりましたが、現地に行って確かめてきました。
 
先述したニュースリリースによると東口の方に設置されたとのことなので、東口に行きました。
 
Shintoyamaguchi11 駅の構外に新たにトイレを設置しています。
 
恐らく、設置者はあいの風とやま鉄道ではなく、富山市なのでしょう。
 
昨今、トイレの管理費まで払えない鉄道事業者がトイレの撤去を行っている事例を聞きます。
 
この駅のトイレもそんなレイかもしれません。
 
この駅の特殊な事情と言えば、新規分譲地であるこの地に下水管が通っていなかったために下水道工事をすることが先だったのでトイレの供用が駅の開業から2年以上経ってからということになったのでしょう。
 
写真の向かって左側から、女性用トイレ、バリアフリートイレ、男性用トイレが並んでいます。
 
そして、駅舎側から続く点字ブロックはバリアフリートイレの前のトイレ部分の点字付き案内図までになっています。
Shintoyamaguchi12 その点字付き案内図です。
 
いつもなら公開枚数の関係でお蔵入りになっている写真です。
 
この駅のトイレの位置は駅の敷地の端にあり、駅舎側からしかアクセスするしかないので駅舎への点字案内そのものは要らないと思いますが、逆に駅舎側の点字案内板にはトイレへの点字案内は必要と思っています。
それを確かめることを忘れていました。
Shintoyamaguchi13 トイレの個室です。
 
写真で見ての通り、小型がオストメイト装置があります。
 
フラッシュの部分が水洗タンクにありますが、写真にはないですが、壁面に洗浄ボタンがあります。
 
ないのは温水洗浄便座です。
 
個人的に気になったのはオストメイト装置に設置されている石鹼液が無かったこと。
Shintoyamaguchi14 同じ個室にあるベビーベッドです。
 
新しく設置されたものにしてはあっさり目の設備です。
 
わざわざトイレの建物を作ったのだから、ユニバーサルベッドと温水洗浄便座、チェンジングボードは作って欲しかったです。
 
写真にはないですがベビーキープはあります。
Shintoyamaguchi15 あと気になったのは駅舎側からトイレまで屋根が無かったこと。
 
駅の構内だと屋根の有無など気にもしませんが、独立して設置されているので取材日の様に雨が降っていると駅を出てトイレに行くまでに雨具が必要になります。

レインコートの着脱そのものが大変な人向けにバリアフリートイレまでも屋根が欲しいところです。
予算があるので無理は言えませんが富山市には何とか設置してほしいと思います。

2024年7月 9日

E5系新幹線多目的室

久しぶりに東北新幹線に乗車しました。
 
(北)福島から東京まで乗車し、すぐに東海道新幹線で大阪に帰る時です。
注・(北)福島とあるのはJRに同一駅名(読み方が違っても同一の感じの場合も含む)がある場合、区別するために( )内に路線名の一部を入れています。本記事の福島駅は東北本線福島駅を指しますが、筆者の日常生活の中では(環)福島、つまり、大阪環状線福島駅を指すことが殆どです。
 
列車が東京駅に到着するちょっと前にデッキに立っていると、車いす席のある5号車にいた私はバリアフリートイレと思い、開閉ボタンを押すと…
 
E5tamokutekisitsu2 多目的室でした。
 
車いす利用者ではない私が多目的室を利用することはまずありません。
 
ですので、なかなかこの部屋を見ることはできません。
 
昔、車いす利用者の方と多目的室を利用した時、一般の乗客がトイレと間違えて多目的室の開閉ボタンを押して行くことがありました。
 
10数年ごに私がその立場になったことになります。
 
幸い、上野までに本来使っていた乗客が降車して事なきを得たことになります。
 
多目的室なので車いす利用者だけでなく、授乳の為に使うことができることは知っています。
 
ただおむつ替えに車掌を捕まえて普段は鍵がかかっている多目的室を開けてもらうより、向かいにあるバリアフリートイレにあるベビーベッドを利用すると思います。
 
なので、この部屋を使っていたのはシートを倒す必要のある車いす利用者なのかと想像します。
 
で、シートを倒したのはいいが、元の戻すことができなかったと思います。
 
ちなみに倒したシートの上部にあるペーパー―ホルダーみたいなものはシートが倒れないように固定する金具です。
E5tamokutekisitsu1 折角なのでシーを元に戻しました。
 
実は座席部分も折り畳んだシート側に引きづり出すことができるのですが、そのことを知らなかったのか座席の部分に誰かが座るためか知らないですが、上のような状態になっていました。
 
向かいのバリアフリートイレに向かおうとしたときに東京駅に到着してドアが開いたので行けずじまいでした。
混んでいたので乗車中に車内探検というわけにもいかなかったので、またの機会に紹介できたらいいなと思います。

2024年6月25日

検索ワードから知った出来事

Dブログでネコ影を採り上げるために「ネコ影」を検索をかけたら、猫影という保護猫カフェが出てきました。
 
それだけならこのブログで採り上げることはありません。
 
私が気になったのは「就労継続支援B型事業所シャンツェが運営しています。」という文言でした。
 
就労継続支援B型事業所(以後、「就B」と言います。)、昔で言えば障害者作業所と言った方が分かりやすいと思います。
 
ここは発達障害や精神障害の方が利用する就Bで普通のカフェで就Bは知っているのですが保護猫カフェで就Bは聞いたことが無いので気になりました。
 
場所を調べたら岐阜にあるようなので遠くは無いし、行ってみることにしました。
 
最寄駅はJR高山線長森駅で岐阜駅から普通列車で次の駅になります。
 
Gifunekokage1 駅から少し歩いた住宅地の一角にありました。
 
「猫影」の看板より暖簾で分かると思います。
 
HPを見て、猫に対する感染症対策の為、靴下着用(ストッキング着用の場合も含める)とのことなので靴下着用で行きました。
 
入店時にまず手を洗ってから、さらに手と足の裏の消毒をして入店。
 
猫カフェですのでまずキッチンの部屋に行ってワンドリンクの飲み物を選び、商品を受け取ります。
 
この商品を受け取ってから滞在時間がカウントされます。
 
Gifunekokage2 それから猫のいる部屋に行って猫に触れることになります。
 
保護猫ということもあり、人間がまだ怖いと思っているかもしれないのでこちらから近づきませんでした。
 
そのためか無事、猫が私に近づくことはありませんでした。
何しろ、私がここに来た目的は猫ではなく、このカフェで働いている人だから。
 
あとで調べたら障害者の方がいるのは平日のようで週末に行った私は障害者が働いている様子を見ることはできませんでした。
 
オフィス街ではないところでカフェをする場合、週末は開いています。
このカフェ自体も火曜定休です。
もちろん、猫の世話は定休日でもする必要があるので仕事そのものはあるのでしょうが、障害者も稼働率の高そうな休日にこそ出勤すべきだと思うのです。
就Bだから毎日出勤する必要はないし、実際に飲食店で働くとなると休日に開いていることの方が普通で休日に出勤することは実態に沿っていると思います。
 
店の案内に就Bと書いているので休日に来た客にも理解してもらえると思うのですが、いかがなものだろうか?

2024年6月23日

山電夢前川駅

Sy52yumesakigawa1 2024年6月22日に山陽電鉄夢前川(ゆめさきがわ)駅にエレベーター設置工事が終わり、供用を開始したので現地に行ってみることにしました。
 
夢前川駅は山陽電鉄本線の飾磨(しかま)駅から分岐している網干線に乗って2つ目の駅になります。
 
夢前川駅は駅の所在する姫路市統計要覧(令和5年発行分)によると年間の乗車人員が285,103人で1日の乗降客数にすると(285,103÷365×2)で1,562人になり、1日の乗降客数の3,000人から大きく下回ります。
 
網干線の駅の中でも平松駅の次に乗降客の少ない駅ですがエレベーターを設置したのは駅南口そばにある三栄会広畑病院への通院があるのかなと思います。
今回、エレベーターの設置と同時に今までは北側にしかなかった改札も南側にも1基だけですが設置され便利になりました。
写真は従来からある北口ですが、北口と書かれました。
Sy52yumesakigawa2 反対の南口は入口そのものはありました。
 
しかし改札は先述の通り、きたがわにしかありませんでした。北側に行く通路があり、今まで、飾磨方面から来た場合、一旦、北側の改札を出て南側に行く通路で南口に行っていたのでアクセス面でも向上しました。


 
Sy52yumesakigawa3 その南口の改札機がこちらです。
 
通路の奥に網干方面行ホームへのエレベーターがあります。
 
エレベーターは三菱製の11人乗りの通り抜けタイプのエレベーターになります。

ホーム階のエレベーターのりばは前から2両目の後ろのドアが最寄になります。
また、階段も同じドアが最寄のドアになります。
ホームの上屋は前から2両目の後ろのドアと前から3両目の前のドアの部分だけあります。
Sy52yumesakigawa4 従来からある北口の改札です。
 
改札の左側に通路がありますが、これが従来の北口と南口を結ぶ通路になります。
 
駅改札内の通路の方が広いので駅の利用者はわざわざ狭い通路を通らなくてもよくなりました。

飾磨方面行ホームへの階段の手前にエレベーター乗り場に行く通路があります。
Sy52yumesakigawa5 こちらが飾磨方面に行くエレベーターです。
 
こちらも三菱製の11人乗りの通り抜けタイプのエレベーターになります。
 
ホーム階のエレベーターのりばは前から2両目の前のドアが最寄のドアになります。

階段も同様に前から2両目の前のドアが最寄になります。
飾磨方面行ホームの上屋は先頭車両の後ろのドアと前から2両目の前のドアのみあります。
Sy52yumesakigawa6 飾磨方面行エレベーターに行く途中にバリアフリートイレがあります。
 
温水洗浄便座があります。
 
写真には映っていませんが、ベビーベッドとベビーキープがあります。

またドアは手動です。
Sy52yumesakigawa7 オストメイト装置もコンパクトタイプがあります。
 
位置関係はこの写真の右側に便座があります。





 
Sy52yumesakigawa8 今回のバリアフリー化に伴い、駅の点字付き構内図が付くことになりました。
 
こちらは北口の物です。
 
点字付き構内図と点字運賃表が別のところにありました。

自動券売機の設置場所を変えたのだからまとめたらいいと思うのは私だけではないはず。
Sy52yumesakigawa9 もちろん、南口も別のところにあり、改札機の前です。
 
自動券売機は真後ろの方向です。





 
Sy52yumesakigawa10 その自動券売機がこちら。
 
自動券売機の右にあるのが点字運賃表で左の青いのがインターホンです。
 
障害者手帳を確認する台があり、遠隔で確認できるように出来ているのでこの装置そのものは必要ですが、これを自動券売機の右にして、左に点字付き構内図と点字運賃表を設置したら視覚障害者も動きが少なくて済むし、台があるので荷物を置いて点字に触れられるメリットもあります。
とは言え、バリアフリー化が進んだことは喜ぶべきことだと思います。
これからもバリアフリー化された駅を採り上げていきます。

2024年6月22日

えきねっとで障害者割引の乗車券を申し込むには…

2024年2月26日にJR東日本がインターネットで障害者割引を適用された乗車券を購入できるようになりました。
 
以前の記事の通り、事前にマイナンバーカードを読み取る必要があるので、マイナポータルで連携をしてから登録することになります。
 
実はJR西日本のe5489では仙台―大阪のきっぷが購入できません。
なのでJR東日本のえきねっとで同区間を購入すると仮定していとこにえきねっとに入会してもらい、操作してもらうことにしました。
まず、えきねっとのトップページを表示します。

Ekinet1

上部にログインをタップします。
 
ログインですが、えきねっとユーザーIDとパスワードを入力します。
この時のユーザーIDはユーザーの任意なのでありがたいです。

 

「割引きっぷ申込」をタップします。

Ekinet2

そうすると「割引きっぷ申込」が出てきます。

Ekinet3

やっと手帳利用の文字が出てきて、乗車区間を入力します。
例として6月23日の大阪に向かう最終新幹線で設定しました。
「列車を検索する」をタップします。

Ekinet4

スクリーンショットをつなぎ合わせているので画像が不自然に見えますが気にしないでください。
候補がいくつか出てきますが、新大阪から大阪までサンダーバードに乗る奇特な大阪人はいません。
該当する列車を選択して「きっぷ・座席の種類選択へ進む」をタップ。

Image2
Image4
大阪まで新幹線eチケットを利用すると高くつくので普通に紙のきっぷにします。
JR東日本と関係のない東海道新幹線に乗車してもJREポイントが付くのはいいのですが、e5489ではできる東海道新幹線でのピンポイントでの指定席が選べないのは不便。(もちろん、JR東日本の列車はピンポイントで指定席を選べます。)
下にある「次へ」を選んで座席を選びます。
クレカ決済オンリーなのがえきねっとのダメなところ。障害者割引が受けられる人の収入を考えるとクレジットカードを持っていない可能性が高く、代理で駅やコンビニで決済できる選択肢が欲しい。
取りあえず、ざっと説明しましたが如何せん使い慣れないサイトを使いこなすようになるのは大変です。

2024年6月15日

WESTEERで障害者割引の乗車券を申し込むには…

2024年2月27日にJR西日本がインターネットで障害者割引を適用された乗車券を購入できるようになりました。
 
以前の記事の通り、事前にマイナンバーカードを読み取る必要があるので、マイナポータルで連携をしてから登録することになります。
 
登録ができて初めてインターネットで障害者割引の乗車券を購入できます。
 
さて、実際に購入の場面を見たことが無かったのでいとこに協力してもらい、JR西日本のアプリWESTERで実際に購入する場面を見せてもらいました。
 
まず、12桁のWESTERIDとパスワードを入力してログインするのですが、12桁の数字がユーザーの任意の数字ではありません。
 
ログインするとこんな画面が出てきます。

Odekakenet1
もちろん、名前を伏せています。
言うまでもなく「新規予約」をタップします。
Odekakenet2
6月23日に1人で西九条から博多までの乗車券を購入するものと仮定して操作します。
 
「リストから選択」のタブは今回の様に山陽新幹線とか予め決まった駅からならプルダウンで選べますが、今回の乗車駅がいとこの住まいである高槻だとプルダウンにはないので「駅名を入力」した方がいいようです。
 
「乗車券のみを予約」にチェックを入れ、検索を入れます。
また、上部にある「新幹線を利用」「特急・急行/快速を利用」のチェックを外さないでください。
Odekakenet3
1人で乗車するので身体障害者割引 おとな本人(単独)の欄の「選択」ボタンを押します。
障害者割引ができる会員でないと出てこない項目になります。
Odekakenet4
経路に新幹線が出てきますが、乗車券のみの発売なので「片道」にチェックを入れ「次へ 新規予約」をタップします。
後はクレカ番号の入力して決済します。
特急に乗車するときは面倒でも別の予約になるみたいです。
画像はスクリーンショットをつなぎ合わせているので不自然な点があると思います。
また、青く囲っているのは分かりやすく当方で加工しています。
 
乗車前にクレカ払いだと決済したクレカをもって、紙のきっぷに引き換えます。
引き換え時にみどりの券売機でもできるので待つことが少ないし、引き換え可能時間が長いので重宝すると言ってました。
 
昔、当ブログで「障害者割引の切符を買うには…」という記事を出したことがあります。
ネットで障害者割引の乗車券が購入できるようになったのでこういうのも必要になるのかなと思い、協力してもらいました。
 
なので、調子に乗った私はJR東日本のえきねっともやってみたいとおねだりしたので会員になってもらいました。
後日、公開したいと思います。

2024年5月14日

この道を塞ぐのはあなた

JR小浜線美浜駅から電車に乗りました。
 
Mihamastn 折角なのでバリアフリーチェックをしたところ、点字付き案内板の大きさとそこに行く道を邪魔をする立て看板に絶句しました。
 
立て看板は駅に同居している観光協会の物でレンタサイクルを筆頭に各種案内をする内容です。
 
正直言って、点字付き案内板の前に立ててまで訴えるものではありません。
 
駅の外側からも観光協会に入れるのでこの立て看板を見る人はJRを利用した人に限定されます。
(車で来た人がわざわざ駅舎に入って観光協会に入る人はいないと思われます。)
 
そしてこのブログを書こうと思って写真をよく見たら点字ブロックの上に玄関マットが敷いています。
 
こんなところに玄関マットがあると車いすの方も入りにくい。
 
小浜線に乗って美浜駅に降りる障害者は少ないのかもしれません。
だからと言って折角の設備を自己都合で使い物にならないようにするのはいただけません。
 
せめて立て看板の置き場所を変えてみてはどうだろうか?

2024年5月 2日

佐賀関-三崎間航路(涼かぜ)

Suzukaze1 大分市の佐賀関港から三崎港まで結ぶ九四国道フェリーの涼かぜです。
 
Bブログの作者なら関さば・関アジが獲れる場所と言えば分かってくれそうです。
 
国道九四フェリーのHPによるとこの航路のフェリーはどれもバリアフリー船と名乗っていますが、涼かぜは2021年2月に就航したもっとも新しい船になります。(投稿日現在)
 
3隻のフェリーで運航していて通常で1日に16便ですから日によって運航する船が変わります。
なので最も新しいフェリーになったのはラッキーでした。
Suzukaze2 JR幸崎駅からバスでフェリー乗り場に来た私は徒歩乗船ということになりますが、ボーディングブリッジと言うものはなくラインで区切られた歩道を歩くことになります。
この地で車いすの乗客で徒歩乗船というパターンは少ないとは思われますが、新造船の時には改善してほしいところです。
 
佐賀関港のターミナルビルが左舷側にあったので左舷側の歩道を歩きましたが、エレベーターは右舷側にあるので船員さんにエレベーターに乗る旨を伝えて車両甲板を横断することになりました。
(ちなみに下船地である三崎港は右舷側にターミナルビルがあります。)
Suzukaze3 その車両甲板を横切った時に撮った、車いす利用者の駐車スペースです。
 
この写真の右上にあるのがエレベーターの場所なので真隣に駐車スペースがあります。
 
左ドアから車いすの方が出入りしても問題ないくらいスペースに余裕があります。
 
Suzukaze4 1階(車両甲板)のエレベーターのりばになります。
 
フェリー自体は2・3階に客室がありますがエレベーターは3階には行きません。
 
エレベーターはMHI下関エンジニアリング製の4人乗りのエレベーターになります。

 
Suzukaze5 2階の客室に行きました。
 
エレベーター降りてすぐにスロープ付きの桟敷席があります。
 
同じ桟敷席でも反対側からは段差があります。
 
このあたりはよく考えられていると思います。
 
Suzukaze6 椅子席もあり、こちらは優先席になります。
 
移乗スペースが取られているので車いすの方の移乗もしやすくなっています。
 
そして、特筆すべき点はひじ掛けに杖掛けがあること。
 
杖を置くところがない乗り物が多い中、貴重な設備です。
個人的に感心しました。
Suzukaze7 同じ優先席の右側には車いすの固定スペースがあります。
 
移乗した後の車いす置き場がそばにあるのはありがたいです。
 
1時間強の航行時間で金具まで取り付けるかどうかは分かりませんがあった方がいいのでしょう。
 
Suzukaze9 スロープ付きの桟敷席から離れたところにある車いすスペースになります。
 
このフェリーに限らず意外と多いのが、車いす利用とはあまり関係のないところにある車いすスペース。
 
車いすを置いておくにしても例えば移乗した席の近くに置きたいものです。
桟敷席のとなりには5人掛けの長椅子があるわけですが、このスペースの何割かのスペースで車いすを置くスペースに出来ないか考えます。
この長椅子も移乗がしやすい席なだけにそう感じてしまいます。
Suzukaze10 この謎の車いすスペースの奥にトイレがありその中にバリアフリートイレがあります。
 
ベビーベッドと便器の壁面に蛇口が出るタイプのオストメイト装置があります。
 
写真にはないですが、温水洗浄便座、チェンジングボードがあります。
また、開閉ボタンを押すと自動で開きます。
Suzukaze8 話を変わって点字付き案内板になりますが、2階のエレベーター乗り場のそばにありますが設置位置が少し高いと思います。
 
エレベーターの操作盤と同じ面の方が良かったのかなと思う反面、この点字付き案内板の左側に脱出経路図にも点字がついているので船内の情報を同一面にあるのもいいと思いました。
他の船も仕様が違うみたいなのでそちらもできたらチェックしてみたいと思います。

2024年5月 1日

コミュニケーション支援ボードは分かりやすいところに

Communicationboard3 JR日豊本線幸崎駅の自動券売機横に掛かっているホワイトボードとコミュニケーション支援ボードです。
 
どちらも聴覚障害者とのコミュニケーションを図るための物です。
 
コミュニケーション支援ボードは聴覚障害者や知的障害者に対するコミュニケーションを図で示すことで相手に伝わりやすくするためにあります。
Communicationboard1 ホワイトボードはともかくこの駅にあったコミュニケーション支援ボードを見てみましょう。
 
こちらはJRの駅らしいものになっていますが後で調べたら、大分県聴覚障害者センターのHPに載っている駅編の物みたいです。(ダウンロードもできます)
 
ただ、この駅は無人駅でインターホンはあるけれど音声のみなので駅員とのやり取りではなく第三者を通じてインターホン越しの駅員とのやり取りになりそうです。 
Communicationboard2 先程の裏面です。
 
こちらは外出先で困ったこととか指差しで理解してもらいやすくしています。
 
このコミュニケーション支援ボードで先方とのやり取りができる知的障害の方は限定的だと思われます。
 
理由は伏せますがトイレならこれで指さすよりもさっさとトイレに駆け込むと思います。
観光案内所って最も近い観光案内所でもバスか電車に乗らないといけないところにあります。
むしろ観光案内所はこの駅付近にないというのをピクトグラムで表示した方が分かってもらいやすそうです。
内容にいろいろ不備がありますが評価したいのは誰の目にも分かりやすいところに置いていることとこの駅に限って言えば丁寧に使われていることです。
 
14年程前の当ブログでも指摘したように気軽に使える環境でないとコミュニケーション支援ボードそのものがあるのかどうかを聞かないといけません。
コミュニケーション支援ボードを示す手話が確立されているとは思えません。聴覚障害者の中ではあったとしても伝える相手は手話が分からない人というのが前提になります。
やはり誰もが目に付くところにあるのは理想です。
そして14年前の筆談器の件ですがただのメモ書きとして利用されるケースが出て当の聴覚障害の方が使えない事態が出たようです。
丁寧に使うことで必要な人にいつでも使える状態にしておくのが重要です。
この駅の利用者のモラルの高さのおかげなのだと思います。
 
点字ブロックの上に物を置かないことが周知されると点字ブロックの上に物を置く人がいなくなるようにコミュニケーション支援ボードをどこにでもある存在になれば適切に使うのではないかと思うのですがいかがでしょうか?

2024年4月30日

情報不足によりバリアが払拭されない事例case3. 九四オレンジフェリー

Orangeshikoku1 八幡浜港―臼杵港を結んでいる九四オレンジフェリーのおれんじ四国です。
 
同区間には宇和島運輸フェリーが航行していて、この会社が運行しているあけぼの丸は以前、当ブログに書きました。
 
今回は別の会社のフェリーです。
 
御船印が目的で乗船しようと思って乗船したのですが…
まず、乗船地である八幡浜港は地上階のチケットカウンターからスロープで上り、乗船口で段差なしで行けます。
乗船口は客室階(第2甲板)へは段差なしで行けました。
また、ここに直接乗り入れられる車両甲板もありました。
この上のフロア(第3甲板)へは階段しかありませんし、椅子席も第3甲板にしかありません。
Orangeshikoku4 第2甲板の座敷席に行くには自動扉を通ることになりますが、手前に案内図があります。
 
228番の区画に車いすの方の優先座席があるようです。
 
また、この案内板は点字が付いています。
 







 
Orangeshikoku6 自動ドアを通ると車いす置き場があります。
 
手摺があるし、気になる方はここでワイヤーロックを使って航行中にとられる心配はなさそうです。




 
Orangeshikoku7 一応、船内利用の車いすがありました。
 
ただ、私が乗船した時は車いすの空気が少なめでした。
 
完全なフラットである病院の車いすならノーパンクタイヤでもいいのですが、段差がある船内ではノーパンクタイヤは振動が直接伝わるのでチューブ方式のタイヤが望ましいです。
しかし、空気が少ないと車いすの操作が重くなるだけでなく、ブレーキの効きも悪くなるのでこまめにチェックするべきだと思います。
Orangeshikoku2 車いすスペースの向かいにはバリアフリートイレがあります。
 
温水洗浄便座付きのトイレがあります。
 
手摺が固定ですので車いすの方の移乗は少し難しいでしょう。

また、写真はないですがベビーベッドとベビーキープがあります。
Orangeshikoku3 228番の区画です。
 
区画の番号はありましたが、区画番号には点字が入っていませんでした。
 
案内板には点字があって実際の表札には点字が無いのでどうやって区別するんだろうと思いました。
 
他の区画は後で画像を見ていただくとして、座敷までスロープでアクセスできます。
 
これだけかと思っていたら…
Orangeshikoku8 座敷の中に椅子がありました。
 
椅子は他の座敷席にはありません。





 
Orangeshikoku9 第3甲板にある女性と子供の乗客専用の座敷席です。
 
女性と子供専用であること以外は一般の座敷席と同じ仕様です。
 
この区画の奥には一等室や特等室があるので男性がここの区画を通れないわけではないので化粧は化粧室でされることをお勧めします。
 
Orangeshikoku5 臼杵港での乗下船口附近にはこの船の全体の案内図があります。
 
八幡浜港での乗下船口とは別の場所ですがどちらも右舷側になります。
 
私は徒歩乗船でしたので臼杵港では階段でしたが、車両甲板に行く人たちはエスカレーターで降りていきました。
Orangeshikoku10 そのエスカレーターが車いす対応エスカレーターで、手前のブルーのラインがあるところがフラットになり車いすの方が後ろに倒れることはありません。
(無論、操作は係員がします。)
 
エスカレーターはあるとはHPに載っていますが、エスカレーターは普通のエスカレーターだと思っていました。
この船はバリアフリー船とは名乗っていませんが、車両からの乗船だと車いすの方も乗船出来ますし、徒歩客でも車両甲板まで社用車でアクセスしたら乗船できるのではないでしょうか?
案内如何では車いすの乗客も利用できます。
折角のバリアフリー設備があるのだから活用してほしい。
おれんじおおさかやおれんじえひめと同じ会社なのだから。

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