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2021年9月22日

千日前線桜川駅

S15sakuragawa_westgate 2021年9月18日にOsaka Metro千日前線桜川駅のホーム階から西改札口までエレベーターができたので行ってみることにしました。
正直言って、このエレベーターが無くてもエレベーターだけでアクセスはできます。
しかし、このエレベーターができることでバリアフリーの質が向上したと思っています。
 
地下鉄千日前線のエレベーターは東改札口の方にあります。
前述の通り、東改札口から地上に上がるエレベーターもホームに下りるエレベーターもあるので今回紹介するエレベーターはなくても車いすでのアクセスは可能です。
 
しかし、阪神桜川駅・南海汐見橋駅は西改札側にあるので桜川駅の端から端まで行くことになります。
しかも、汐見橋交差点で千日前線の進路が90度変わるので桜川駅の位置が阪神と同一駅名でありながら距離があります。
今までの千日前線桜川駅の地上階のエレベーター乗り場が間違っているとは思いません。
阪神桜川駅のエレベーターの位置よりも便利な場所にあるのでエレベーターの利用者を見込めたから。
千日前線桜川駅のエレベーターが出来てから阪神なんば線が開業したので阪神云々は関係が無いし、南海汐見橋線は現在、30分に1本しか運転されていないので乗り換えを考慮する必要はないでしょう。
とは言え、並行して走っている地下鉄千日前線・阪神なんば線でも全く同じ場所を走っているわけではない上、阪神線から地下鉄御堂筋線や堺筋線へのアクセスとなると桜川で乗り換えた方がいいです。
(近鉄・阪神)大阪難波駅から御堂筋線に乗り換えとなると大阪難波駅の西端から東端まで移動して乗り換えすることになるし、阪神線から近鉄日本橋駅で降りるとなると大阪難波駅を境に近鉄の運賃が別途必要になるので不経済なので桜川乗り換えは合理的であります。
S15sakurafawa_b2ev 今回供用を開始した西改札口までのエレベーターです。
 
こちらは地下2階にあるホーム階の乗り場です。
 
日立製の11人乗りの通り抜けタイプのエレベーターになります。
 
エレベーターが西端にあるので最寄りの乗車位置は4号車4番ドアで1番野田阪神寄りのドアになります。
(ちなみに東改札口に行くエレベーターは1号車1番ドアが最寄の乗車位置になります。)
S15sakurafawa_b1ev エレベーターで地下1階に上がります。
 
西端と言ってもエレベーターの位置よりも階段が西にあるので途中、ホーム階に下りる階段を通り越して改札口に向かいます。
 
西改札口はこの記事の最初の画像になります。
この改札から4番出口を目指して進みます。
通路をそのまま突き当りまで進みます。
突き当りを左に曲がると階段が見えますが、その階段の手前に右に曲がります。
Sakuragawa_passenger やっと阪神桜川駅の入口になります。
 
なだらかなスロープを下りると阪神桜川駅の改札口です。
ここまで長い通路を歩いたと実感します。
この記事の冒頭で「バリアフリーの質が向上した」と述べました。
こんなに歩かされてバリアフリーの質の向上なのかと思われるかもしれません。
よく考えてみてください。
乗り換え距離はともかく、一度も地上に上がっていません。
今までの乗り換えアクセスだとさらに乗り換え距離があったこと。そして、地上での乗り換えで生じる雨が降った時や暑さ寒さを回避できます。
こんなに歩かされるならベンチの類も必要だと思いますが、これからの課題として取り組む事項かと思います。
阪神桜川駅の出入口は1番から4番まであります。
阪神の桜川駅の4番出口と千日前線の4番出口はそれぞれありますが、地下鉄にアクセスできる出口は4番出口となります。
Hs42sakuragawa_exit1 阪神桜川駅の出口はどの出口もエレベーターがありますが、この出口は汐見橋交差点の南西角にあり、南海汐見橋駅がそばにあり、エスカレーターでもアクセスできます。
今まで地下鉄側になかったホーム階から西改札口までのバリアフリーアクセスができたことによって阪神桜川駅の地上行きエレベーターを介してバリアフリーの質が向上したと言えるでしょう。

2021年9月21日

叡電貴船口駅

E16kibuneguchiekimeihyo 2020年3月19日に叡山電鉄貴船口駅にエレベーターができたのですが、このころから私の外出禁止令がでたので外出できないとイライラしている間に同年7月8日に土砂崩れで貴船口を含んだ区間が運休となり、2021年9月18日に復旧開通をしました。
バリアフリー化されている駅を見るために現地に行ってみることにしました。
 
コロナ禍で外国人観光客が減ったけれど、最近では貴船にも外国人観光客が来ていたため、駅名標も4ヶ国語表記でJR西日本よりも多いです。
ホームは2階で改札を出たところに地上階に下りるエレベータがあります。
ホームはひとつしかなく、鞍馬行きと出町柳方面行と同じホームです。
観光客がいる時間は係員がいる時間になるので電車はワンマン運転ですが有人駅扱いですべてのドアから乗降できます。
改札口へは鞍馬行きだと先頭車両の真ん中のドア、出町柳方面行だと後ろの車両の真ん中のドアが最寄のドアになります。
ただし、きららという観光列車は真ん中のドアそのものがないため鞍馬行きの場合は先頭車両の後ろのドア、出町柳方面行の場合は後ろの車両の前のドアが最適です。
E16kibuneguchiev2f 改札を出たら左手に階段がありますが、階段の左にエレベーターがあります。
 
東芝製の15人乗りの通り抜けタイプのエレベーターになります。
 
叡電は平屋構造の駅が多いためか、今回の貴船口駅が叡電初のエレベーター設置駅になっています。
比較的高齢の方が多いせいか、エレベーターの利用頻度は結構ありました。
E16kibuneguchiev1f エレベーターで地上階に下りました。
 
もちろん、このまま進むと駅の外に出て、貴船行きのバスに乗り換えたり、自力で貴船に向かう人もいるでしょう。
 
しかし、外に出る前に行った方がいいところがあります。
それは…
E16kibuneguchiwctoilet1 トイレです。
 
出口に向かう通路がありますが、少し右に曲がるとあります。普通のトイレもありますが、車いすトイレもあります。
 
改札階から地上階を結ぶ階段の裏あたりのスペースを行こう利用しているためか、トイレのスペースそのものはあまり広くありません。車いすトイレも例外ではなく、最近の車いすトイレにしてはコンパクトな広さです。
E16kibuneguchiwctoilet2とはいえ、ベビーベッドやオストメイト装置もあります。ちなみにここのオストメイト装置は蛇口の部分を引っ張ると伸びるタイプで、シャワーのように動かすことができます。
 
ここを出ると基本山道なのでここを出るとトイレがなかなか見つかりません。そういう意味では貴重なトイレだと思います。
ちなみにトイレを通り過ぎると待合スペースになっています。
E16kibuneguchiwctenji 駅の出口を出ると点字付き駅の案内板があります。
 
この案内板のそばに駅の改札口に向かう階段がありますが、18段上ったところに踊り場があり、さらに23段上って改札階にたどり着きます。
2階と言っても段差はあるので手引きをする方でも体力に自信がない方はおとなしくエレベーターのお世話になった方がいいかもしれません。
そういう意味でもこの駅のエレベーターの設置は価値のあるエレベーターだと思います。

2021年9月 8日

えちごトキめき鉄道えちご押上ひすい海岸駅

Echigooshiagehisuikaigan_annai 2021年3月13日、えちごトキめき鉄道糸魚川駅と梶屋敷駅との間にえちご押上ひすい海岸駅が開業しました。
 
開業そのものは知っていましたが外出ができなかったので今まで現地に行けませんでした。
 
外出宣言したので気軽に外出できます。
(私の家から気軽に行ける場所ではありませんが)

早速バリアフリーチェックをしたいと思います。
Oshigami_kudari_plathome まず下りホーム(直江津・新潟方面行のりばのあるホーム)からです。
 
この駅の特徴は上りホーム(糸魚川・富山方面行のりばのあるホーム)と下りホームで入口が違うのはもちろんですが、ホームの配置が千鳥式になっていて本来あるはずの上りホームが下りホームの向かいにありません。
後述する県道221号を挟んだ東側に下りホーム。西側に上りホームがあります。上り・下りともホームの長さは車両2両分で入口から近い1両分のみホーム上に屋根があります。
なので、全列車ワンマン運転であるこの路線だと2両編成の場合、屋根のないところから出ることとなります。
Oshigami_kudari_slope 下りホームへアクセスできるスロープです。
 
平屋構造のホームですが、スロープが長いのが特徴です。
スロープが長いのも文句を言う人が出るかもしれませんが、反対に傾斜が緩いので、手動車いすで自力で操作する方には楽です。
個人的にはこんなに長いスロープで屋根がないと降雪時、雪が積もって除雪するのが大変という雪国ならではの問題が出てくるのではないかと思います。この地域には雁木というのがあり、雪の積もった日に雁木の下を通るのが珍しくなかったから。
ちなみにトイレや待合室のようなものは上りホームの方にしかありません。
Oshigami_closs この地点は上りホームへの入口から下りホームの方向に撮影したものです。
目の前の道路は県道221号です。
 
写真では分かりにくいですが、横断歩道の類のものは現場の南北に離れたところにあります。
 
さすがに踏切の直前に横断歩道は車の往来の関係でよろしくないのでここに横断歩道がないのはしかたがないでしょう。
しかし、こうやって見るとスロープが長いのでホームをスロープの方向に伸ばしていたらコンパクトで運用列車の編成如何で乗降車位置に変更がないので便利だと思いました。
Oshigami_nobori_tenji 個人的に気になったのは上り側にある点字付き構内図です。
 
上りホーム側にはスロープが途中で2方向に分かれるのですが、先程の県道の近くにあるスロープではなく、遠い方のスロープ入口になります。

ちなみに下りホーム側はスロープがひとつしかなく、酢ロープの傍に点字付き構内図があったので問題はないのですが、設置場所が違うのではないかと思います。
県道側の入口とこちらの入口と間にトイレがあるのでトイレを通り過ぎてからトイレの位置が点字で表示されるといったチグハグな設置になっています。
もちろん、こちらの入口から利用する人もいるでしょうが、自転車置き場しかないような場所から視覚障害者が利用するケースよりはアクセスができる県道側からアクセスする人の方が多いと思います。
Oshigami_nobori_slope こちらは上りホームの入口から見たスロープです。

見にくいかもしれませんが途中で180度折り曲がる形で分かれています。こちらのスロープも長いのは下りホームと同じです。

右上に写っている高架は北陸新幹線の線路になっています。この高架下あたりに自転車置き場があります。
写真そのものは撮っていますがホームへはスロープだけではなく階段も存在しています。ただ、アクセス道路がスロープの方が便利な位置にあるため敢えて階段を利用しようとは思えません。
Oshigami_wc_toilet1 最後に車いすトイレを紹介します。
 
狭い空間を利用しているので最近の車いすトイレにしてはちょっと狭いというイメージです。
 
便器の左側にあるシャワーのようなものがオストメイト装置になっています。
なので、洗面台のような大きさのオストメイト装置があるわけではありません。
Oshigami_wc_toilet2 このブログを書き始めたころはオストメイト装置そのものがまだ珍しかったのであるだけでもいいと思っていましたが、これからはオストメイト装置がどういうタイプなのか表示させることが必要な時代が来るのかもしれません。
久しぶりにバリアフリーチェックをしたからか気合が入って辛口になった感はありますが、駅から東に1.2km行くと地域の総合病院があるので通院需要が見込めると判断して駅が建設されたわけですから通院客が利用することが前提でトイレも整備してほしかったです。

2021年8月 9日

尼崎駅の八百屋さん

JR西日本の特例子会社にJR西日本あいウィルというのがあるらしい。
この会社は障がい者雇用を推進するために設立された会社でこの会社が8月27日までJR尼崎駅構内で朝どれ野菜を直売実証実験をするということで障がい者雇用という観点から関心があるので行ってみることにしました。

まず、営業時間が平日は15:30-19:30、土・日は13:30-19:30ですが、この記事の投稿時において、平日しか営業日がありません。
また、毎週水曜日・土曜日・日曜日および8月12・13日は休みなので、まだ、期間の前半ですが慌てていくことになりました。

本当はカメラを持っていましたが、プライバシーの観点から写真撮影を諦めました。

朝どれ野菜なので、営業開始時間が遅いのは仕方がないと思う一方で、事業として成立するのか疑問が残ったのが第一印象です。
個人商店の八百屋だって品数が何十倍もあります。
実験ということを差し引いても事業として成り立たないと撤退して折角の就職の機会が得られた障害者の雇用が無くなるのはこの後の就職活動が長いものになると予想されるため事業の失敗だけは避けたいです。

朝どれ野菜そのものは新鮮さという付加価値を生み出しているのでこの付加価値を商品代金に転嫁しやすいし、事業として成立しやすいと思います。
今回見に行って気になったのはJR西日本あいウィルによる出店ですが障害者雇用の部分が見えてこないところ。
事業が成立してから障害者雇用を生み出すのか分からないですが、考えられるのは商品の陳列とか運搬なのかと思いますが、地方の農作地で野菜の収穫を障害者が行い、JRの路線網を使って消費地に届け(この時に商品を貨客混載列車に運搬するのも障害者の仕事にしたらいいと思う)、消費地で販売、または自社の社員食堂などに卸すというのも面白いかもしれません。

個人的に面白い事例がひとつありまして、糸魚川市にあるワークセンターにしうみで自前でコシヒカリ栽培し、それを餌に与えた翠鶏(みどり)という地鶏を飼育・出荷しています。
地鶏の飼育は難しいとしても自前で生産して、加工して、販売するをすべて行う「第6次産業」はできるのではないだろうか?
幸い、JR西日本あいウィルは他の障害者作業所に比べて優位に立っている点は駅という好立地に出店できるところ。
幸か不幸かJR西日本はみどりの窓口や駅売店を閉鎖しているので駅でスペースを捻出しやすいです。
個人的に新たな事業を成功して、障害者雇用を促進できたらいいなと思います。

2021年8月 1日

大阪駅南口駅前広場にできたエレベーター

大阪駅前第4ビルから地下道経由で大阪駅に行った時のこと。
大阪シティバスの乗り場付近に上がる階段付近にお年寄りが並んでいました。
Osakastnevb1 何でだろうと思ったら、エレベーターを待っている人たちでした。
 
そういえばここにエレベーターなんてなかったなぁと思ったら思わすスマホを取り出して写真を撮っていました。

地下1階のエレベーター乗り場は阪神百貨店や地下鉄梅田駅の南改札口から近いこともあって、できて間もないのに稼働率がなかなか高いというイメージです。
 
阪神百貨店の建て替え工事と並行に阪神梅田駅やその上にある地下道の拡幅工事も行っていて先に出来上がったエレベーターだけでも動かして利便性をあふぇる姿勢に感心します。

このエレベーターの地下1階は日付の変わってすぐの午前0時20分から午前4時40分まで停止しません。

「地下1階は使えない」という表現を用いたのはこのエレベーターは1階と2階にも停まる3停止タイプのエレベーターだから。

1階は大阪シティバスの乗り場付近ですが、2階は歩道橋階で大阪駅のサウスゲートビル(大丸梅田店のある建物)の2階にダイレクトに連絡しています。
Osakastnev1f 1階のエレベーター乗り場です。
 
大阪駅の入口と思われるところから結構離れているのですが、一応、大阪駅の構内扱いのようで、このエレベーターのそばにあった案内図には本記事のタイトルにもなっている「大阪駅南口駅前広場」となっていました。大阪駅周辺の地下街の階段番号は7-30号階段で、地下鉄梅田駅18番の出入口と共用しています。
(ちなみに投稿時においてOSAKA MetroのHPには当記事のエレベーターのことは掲載されていません。)
 
特に阪神梅田駅から大阪シティバスの守口車庫前行き(毛馬経由・都島区役所前経由とも)、井高野車庫前行き、加島駅前行きは1階のエレベーター乗り場に近いうえに本数も多いので重宝する人が多そうです。
阪神梅田駅のエレベーターだと地下1階経由でも2階経由でもたどり着けますが、天候と視認性を天秤にかけてルートを選択したらいいと思います。
Osakastnev2f 2階のエレベーター乗り場になります。
先述したサウスゲートタワービルにも行けますし、阪急や阪神百貨店の2階にもアクセスできます。歩道橋なので屋根がないので暑かったり、雨が降っていると歩道橋は嫌ですが、地下だとエレベーターの位置関係が分かりにくいと言ったことがありますし、地下鉄駅があるために大回りを強いられることがあるのも否定できません。
 
そういう意味では、バリアフリーの質が向上したともいえます。
 
なお、このエレベーターは三菱製の20人乗りのエレベーターになります。
梅田はまだまだ工事箇所が多く、工事が終わればバリアフリーの地図も変化していきます。
その変化についていけるように情報の上書をしていきたいと思います。

2021年7月18日

最寄駅からの車いす移動

神戸に行ってきました。
Kobecitymedicalcentergeneralhospital1 ポートライナー医療センター駅の改札口付近に神戸市立医療センター中央市民病院の利用者向けに車いすの貸し出しを行っているみたいです。
 
私が行った日は日曜日だったので病院は休診なので車いすが必要な場面はあまりないと思われますが、車いすを常用まではいかなくても車いすが必要な場面はあるかと思います。

病院内利用のための車いすならどこの病院にでもありますが、100mとはいえ離れた場所からの利用できるは珍しいです。

院内用の車いすですら車いすの手入れが悪く使い物にならないものが散見される中でこういう取り組みをしているのは手入れの問題や借りパクする輩がいいるため目の届かないところに置きたがらないわけですが、そういう心配事を無視した取り組みには評価したいです。

もちろん、車いすの背もたれ部分に病院名が入っていますが…
上の写真は病院で借りて駅で返す場面での車いす置き場になりますが、もちろん、駅で借りて病院で返すケースも考えられます。
Kobecitymedicalcentergeneralhospital2 例えば、入院のつもりで病院に行くとか、足のギプスが取れるとかいろんな場面が想像できると思います。
 
神戸市立の病院に神戸市が大多数の株を所有している第3セクター鉄道会社という比較的融通の取りやすい関係ではあります。

しかし、病院利用者の利便性の向上という意味では官民の垣根を取り払ってもいいのではないでしょうか?
例えば、JR京都線の岸部駅と吹田市民病院及び国立循環器病センター附属病院とか山陽本線の北長瀬駅と岡山市立市民病院なら導入しやすそうです。
 
利害が絡むと問題なら、交通事業者と商業施設なら同じ系列だったり、バスターミナルだと交通事業者も商業施設もテナント同志だからショッピングカートや車いす置き場をバスターミナルや駅改札口付近に設置というのもいいのかもしれません。
コロナの関係で第三者が使ったものを使うのに躊躇するなら、アルコールスプレーを置いておくのもいいでしょう。

こういうささやかな配慮も一種のバリアフリーではないかと私は思います。

2021年7月11日

前途多難なAIロボット

今年の9月30日までAIを活用した「非対面」や「非接触」でのお客様案内の実証実験というのを下記の7社で行っています。(会社名の50音順)
近鉄・京王・東急・南海・JR西日本・阪急・JR東日本

大阪在住の身としたら地元でやっている社会実験なので、地元の鉄道会社でどういうものなのか見てみたいと思いました。
そして、AIの実力を試してみました。

まず大阪駅に行ったのでJR西日本テクシア製の「歩夢AyumI」と言いたいのですが、どこにあるかわからず後回しになります。
Botfriendsvision なのでほぼ同位置にある阪急大阪梅田駅にある凸版印刷製の「BotFriends🄬Vision」からになります。
 
この機械は阪急の他にJR東日本の仙台・盛岡・秋田・新青森駅が稼働中で高輪ゲートウェイ駅が今週中に稼働開始になります。
 
ボタンのところに直接触れなくても作動するのは他の機械も同じなのですが、ボタンの位置が画面上なのに音声認識するマイクは画面下にあり、操作しにくい。

また、具体的に伊丹駅までの乗り換え案内をしてもらいましたが、インターネットの路線検索並みの精度でAIならではというのが感じられませんでした。
 
ホテルまでのルート案内も某グーグルのルート検索の結果が表示されてプリントアウトができない分折角の道案内も見ず知らずの土地での道案内の役に立ちそうもありません。
好感が持てるのは設置場所をニュースリリースで明記していたのでどこにあるのか分かりやすかったです。
ちなみに場所は2階中央口及び3階改札口の京都線側の改札あたりです。
(どちらも改札外にあります。)
地下鉄に乗ってなんばに行きました。
Nankai_sakurasan 南海なんば駅3階南海線側の改札外にティファナ・ドットコム製のAIさくらさんです。

この機械は南海の他に後述する近鉄やJR東日本の海浜幕張駅が稼働中で渋谷駅は今週中に稼働開始します。

ここで質問したのは「近鉄電車に乗りたいけれどエレベーターでのアクセスを教えてほしい」と聞きました。
(もちろん、答えは知っているのですが敢えて訊くのが性格の悪さが出ています。)
 
「エレベーターのアクセスはこちらです。」
と言って画面が真っ白になりました。
 
私の頭の中が真っ白になりました。
 
思わず、たこやき食べる前にAIの仕事をしろとツッコミました。
 
グルメ情報は自社ビルにあるお店ばかりでないところは感心しました。

ただ、ボタンの操作性が悪く、ボタンの真上のところに手をかざしているのですが、なかなか作動してくれません。
これは後述する近鉄でも同じことが言えます。

ただ、ボタンの位置とマイクの位置が比較的近い場所にあるのは好感が持てます。
これも後述する近鉄も同じです。
Kintetsu_sakurasan 近鉄大阪難波駅地下2階の東改札の改札内にあるAIさくらさんです。
 
今回紹介する4駅の中で唯一改札内にある機械です。
 
南海から近鉄は歩いていきましたが、改札内にあるのでこの駅から東か西か電車に乗るしかありません。

南海と同じ機械ですが制服は違ったものを着ているようで運営会社によって同じ機械でも個性が出せるものだと思います。

近鉄で質問したのは「次の快速急行で奈良に行った時、近鉄奈良駅の到着番線を教えてほしい。」と言いました。
(近鉄奈良駅のホーム階は3番のりばだけエレベーターがあり、それ以外に到着すると段差こそないものの3番のりばまでぐるっと回らないといけない構造になっています。もちろん、エスカレーターや階段は他のホームにもあります。)

そうしたら、さくらさんは奈良公園の観光案内を始めました。

もはや、とんちんかんな回答以外何物でもありません。
それでも路線検索を使うとちゃんと具体的に1番のりばに到着と案内が出ました。

とは言うものの阪急のところでも述べた通り、インターネットの路線検索並みの精度でAI技術でならではという代物ではありません。
あと、形がデジタルサイネージに似ているのでAIロボットとデジタルサイネージの見た目を変えないとデジタルサイネージに話しかけるといった間抜けなことをしそうです。
最後に阪神西九条から環状線に乗って大阪駅まで行きました。
Ayumi JR西日本テクシア製の「歩夢AyumI」です。
 
これだけは本当に探し回りました。

鉄道案内所に聞いても桜橋口と回答され、その桜橋口にないから聞いているのですが、埒が明かないけれどこのブログを書くには必要なので探しまくりました。

何と御堂筋口の北側にありました。

大阪駅の桜橋口は大阪駅の南西の位置ですが、対角線上にある御堂筋口の北側なので大変でした。

こちらの機械は他社駅も含めてもここにしかありません。

ここで尋ねた質問は…
「北新地駅に行くエレベーターでのルート案内」です。
ここでもこのAIは「桜橋口から階段を下りて行ってください。」
 
当然のことながらこの回答には不満足でしかありません。
この機械にはインターホンで係員に直接質問できる機能が付いていますが、当然知っているので係員に不必要な作業をさせるので係員に聞くのはやめました。
画面が小さいのと文字が屈折して見えるので使い辛かったです。
 
4つの機械を見て思ったのはAIがバリアフリーの手助けになるのはまだまだ先の未来だということです。
梅田や難波といった場所でエレベーターの場所を把握している人なんて少ないので、こういう情報は必要になると思うのです。
今はコロナで外国人観光客が少ないけれど、少し前に南海なんば駅から地下鉄千日前線にエレベーターで行けるルートを案内したことがあります。
健常者でしたがエスカレーターでスーツケースを1人で2個運ぶのでエレベーターでないと怖いと言っていました。
それなりにエレベーターでのアクセスルートは需要があります。
 
エレベーターの話だけではありません。
耳の聞こえない方に音声案内なんて難しい。
AIを使って手話で案内するといった技術を使えばいいのにと思います。
聴覚障害者用のボタンを押すと手話案内やリレーサービスと連携をするといったこともできそうです。
AIそのものがまだまだ発展途上の技術で改良の余地がある分、この実験でバリアフリー情報の需要を掘り起こしてほしいです。

2021年7月 3日

電話リレーサービス

2021年7月1日に電話リレーサービスが公共インフラとして開始されました。
 
聴覚障害者や言語障害のある方(以下、「聴覚障害者等」と言います。)向けのサービスで、発信者と着信者の間にオペレーターを通じて手話や文字で聞こえない方に通訳して双方ロの連絡のやり取りを行います。
 
聴覚障害者等は予め電話リレーサービスに登録する必要があります。

スマートホン、パソコンやタブレットで登録します。
登録方法はアプリと郵送のみです。
登録方法は公式HPの中にあるので割愛しますが、運用開始日現在、郵送での受付を行っておらず、聴覚障害者等向けのサービスとして「これでいいのだろうか?」と首をかしげたくなります。
 
登録にはアプリの場合でも身体障害者手帳(聴覚障害者等の手帳なら本人確認書類は不要)や診断書及び本人確認書類が必要でJPGやPNG、PDFファイルにして送信します。(登録者が未成年の場合、さらに親権者などの法的代理人の同意書と法定代理人の本人確認書類も必要です。)
 
電話リレーサービスに登録出来たら、050で始まる電話リレーサービス用の番号が付与されます。
電話リレーサービス利用者がが発信するときにまずアプリを開いてログインするときに050の番号が必要ですが、これは利用者が発信するときだけではなく、健聴者が利用者に電話をする時も050番号に電話をかけることになります。
 
健聴者が電話リレーサービスで電話リレーサービス利用者に電話を掛けるときは050番号向けに発信する電話料金のみが必要ですが(発信事業者によって050番号向けの料金は違うので割愛します)、電話リレーサービス利用者が発信する場合、少しややこしい。
月額利用料ありのプラントなしのプランがあります。
月額利用料ありだと、1番号あたり税込みで月に178円20銭かかり、固定電話にかける場合は1分あたり5円50銭(税込み)、携帯電話にかける場合は1分あたり33円かかります。(いずれも2021年7月1日現在)
月額利用料なしの場合は月額利用料がかからない代わりに通話料金が固定電話も携帯電話も月額利用料ありのプランに税込み11円余分にかかります。
当然ですが、どちらのプランも緊急電話やフリーダイヤルのかける場合は無料です。
ですので、毎月16分以下だと月額利用料なしの方が安く、16分を超えると月額利用料ありのプランの方が安くつくことになります。
で、最近、企業の問い合わせ電話番号に多い0570で始まるナビダイヤルですが、こちらには対応していません。
恐らく、技術的には可能でしょうが、0570の番号も通話料を加算すると通話料がかなり跳ね上がるからでしょう。
このブログとは関係のない話ですが、携帯電話のかけ放題サービスに入っていてもナビダイヤルへの通話はかけ放題のサービス対象外です。
 
健聴者側から電話リレーサービス利用者に電話を掛けるときの注意点として間に通訳者が存在するので必然的に時間がかかるわけであります。
Free 例えば、左にあるフリーダイヤルのマークのように電話リレーサービス利用の場合のロゴが必要なのではないでしょうか?
とくに050のIP電話番号は普通にあるので、専用ロゴがあれば通訳者が介在すると予め分かってもらえるし、導入することをきっかけにこのサービスそのものを知ってもらう啓蒙活動にもなるのではないかと思います。
 
スマホで手話のサービスに使うなんて技術は解像度の問題からできなかったので新しい技術さまさまなのだと思います。
もちろん、携帯の電波を使う以上、電波状態によって画像が乱れたりすることがあると思います。
なので、このサービスができて終わりではなくこのサービスがより良いものにするために通信状態のさらなる安定化ということや、街中でこのサービスを受けるためにスマホをどこでも立てて使えるようなスマホスタンドの設置などのハード面、料金面での引き下げなどのソフト面が必要だと思います。
特に通話料金は着信者の都合で待たされても発信者に通話料がのっかってくるのだから。

2021年6月24日

shikAI(シカイ)

1年近くも前の話になります。
JR新神戸駅でスマートフォンを使った駅構内の案内システム「shikAI(シカイ)」の実証実験をする話を聞いていました。
残念なことに私自身、外出禁止令が出ていたので現地に行けず終いでどういうものなのか分からないままでした。
ふとあの実証実験のことが気になり、調べてみました。

そうしたら、東京メトロの9駅で開始していることを知りました。
スマートホンアプリが必要なのでアプリを入れてみました。
しかし、所有者情報を入力することに抵抗があったのと私は晴眼者ということもあり、使用を断念しました。
(歩行指導を受ける必要があるのも使用を断念した理由なります。)
なので、公開されている動画を参考に私見を述べたいと思います。
 
まず、このアプリはiPhone向けのソフトであり、Android端末では使えないこと。
この件ではメーカーは以下のように説明しています。
「画面読み上げ機能が標準装備されてることから、視覚障がいを持たれている方にはiPhoneユーザーが多いという現状を考慮したものです。」
予算が限られているなら、メインターゲットを絞り込むのも仕方がないものと思います。
ただ、白状を持たない手でiPhoneを持ち続けるわけですから、ストラップの穴のないiPhone端末を持ち続けていると落としそうになります。
そうでなくてもiPhoneって衝撃に強くないし。

目の見えない人が点字タイル上のQRコードをどうやって読み込むのだという疑問は敢えて採り上げないでおきます。
白杖を持っていても全く見えていない人だけではないわけで、文字通り「転ばぬ先の杖」の役割のために使用している方や白状を持っていることで手助けしてもらえるかもしれないので持っている人もいるでしょう。
視覚障がい者に少しでも役に立つソフトを作ることそのものは賛成です。

それだけにもう少し内容を充実できないかと思います。
動画を見ているとホーム柵のある駅で危険箇所を案内していますが、むしろ、ホーム柵のない駅にこそ、設置が必要なのではないかと思います。
(ホーム柵の設置後の情報修正を簡略化するためなのかもしれませんが…)

列車の乗降口とただ単に案内するだけではなく、その乗降口の場所を具体的に示した方がいいのではないかと思います。
例えば、「この乗降口は7号車の2番ドアの位置」とか、「B階段のどこそこ方面に何m先の位置」とかです。

あと、公開駅が貧弱すぎます。

日本ヘレンケラー財団の最寄り駅でかつ日本点字図書館の近くの駅(最寄り駅ではない)である、西早稲田駅の設置自体はいいのですが、都立中央図書館(視覚障害者向けのサービスがある)の最寄り駅である広尾駅には設置されていませんし、文京盲学校の最寄り駅である飯田橋駅にもありません。
また、乗り換えが複雑なターミナル駅や乗り入れ路線の多い駅の案内はありません。
やはり、視覚障害者向けのアプリなので視覚障害者が利用している(利用するであろう)駅を最優先すべきだと思います。

点字ブロックだけでなく肩の高さのあたりに盲動鈴を設置し、このメロディはshikAI専用のメロディにして設置場所にQRコードを入れるのもいいかもしれません。

もちろん、評価すべきところはあります。
iPhoneの端末が操作パネルになっていますが、バックカラーが黒でボタンにあたる部分が黄色なので明度差があっていいと思います。

そして、音声案内も具体的にあと何メートルで階段という風に実測した跡がうかがえるのもいいです。
まだまだ発展途上という感はありますが利用者の声でこのシステムが充実したものになれたらいいなと思います。

2021年5月25日

Chenge Nankai Hagoromo Stn. vol.1

P1430933 2021年5月22日に南海本線上り、高石駅及び羽衣駅が高架工事が終わり、新ホームが供用を開始しました。
 
今回は羽衣駅を書きたいと思います。
 
南海本線下りに関しては前回のブログでも書いたとおり、5年前に供用を開始していて、当ブログも既に書いているので今回、特に断りがない限り、下りホームの記述は割愛いたします。
 
羽衣駅は急行が停車することもあり、8両編成の電車が停まれるだけの長さがあります。
ホーム上の屋根はホームの長さ分ありますので雨が打ち込んでこない限り、雨に濡れることはありません。これは今回紹介する上りホームだけではなく、下りホームも同様です。
P1430934 改札階と上りホームを結ぶエレベーターになります。
 
日立製の11人乗りのエレベーターになります。
 
前回の高石駅のエレベーターと違うところは羽衣駅のエレベーターは通り抜けタイプのエレベーターになります。
 
最寄りのドアは…
8両編成と6両編成の場合、前から4両目のなんば寄りのドアになります。
4両編成の場合、4ドア車なら前から2両目のなんば寄りのドアで、2ドア車なら前から2両目の和歌山市寄りのドアになります。
 
高石駅と違うのは改札階が2階なので、改札を出たら1階に下りないといけません。
 
5年前に下りホームの時は羽衣駅と高石駅は同じ記事でした。
しかし、今回記事を分けたのは理由があります。

高石駅はもうほぼほぼ工事が終わったものですが、羽衣駅はまだ工事が続きます。
というのも、羽衣駅はこの駅から出ている高師浜線があり、この線の高架工事が始まるからです。
3年間電車を休止して、バスによる代行運転になります。
P1430941 羽衣駅の改札階に代行バス乗り場行きの階段があります。
 
これは羽衣駅の改札内になります。
 
車いすの方はどうなるのかなと思い、この階段を下りました。
ちなみに地上階にあるバス乗り場まで20段ありました。
P1430943 面白いことに高師浜駅で下車する改札機と伽羅橋(きゃらばし)駅で下車する改札が分かれており、この改札気を出た時点で高師浜駅もしくは伽羅橋駅までの運賃支払い終了扱いになります。
 
ちなみに乗車の場合も同様で、この改札機を通った時に高師浜駅もしくは伽羅橋駅乗車扱いになります。
私は今回、IC乗車券で入出場しましたが、きっぷの場合はどうするのかと言いますと…
P1430944 両改札機の中間に乗車駅証明書発券機が設置されています。
この証明書で改札機に入り、降車駅で精算機に入れて運賃精算します。
では、高師浜駅、伽羅橋駅から乗車して羽衣で下車する場合、どうするのかと言うと、この乗車証明書で改札機に入り、階段を上がって羽衣駅の改札口まで行き、そこで精算することになります。
ハッキリ言って、これを3年続くとなると嫌になりそうです。
P1430945 そして、何が悔しいのかというとノンステップバスだということ。
 
今まで、高師浜駅も伽羅橋駅も高架駅でしたが階段しかない駅でした。
これを機にバリアフリーになれるのなら代行バスもそれなりのメリットもあったのですが、羽衣駅のバス乗り場までのアクセスが階段しかなく、この階段をどうにかしたらバリアフリーになるのに…と思ったのは私だけでしょう。
昨年、このブログで採り上げた京阪伏見桃山駅の記事のように3年も代行バスを動かすのであれば、エスカルを取り付けてほしいものです。最悪でも高石駅の西口の整備が終わってからこちらに転用してもいいから。
P1430936 その高師浜線ですが、羽衣駅のホームや線路用地は既にあります。
 
今回供用を開始した2番ホームの切りかけの部分があり、そこが高師浜線になるのでしょう。
 
上り電車で羽衣駅に着いたら編成の後ろの方に高師浜線のりばになると思われます。
なので、高師浜線がこののりばに到着した日が来た時は、先頭車両の1番前のドアが改札や下りホームに連絡するエレベーターの最寄りのエレベーターになるでしょう。

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