信州そばシリーズ-vol.6 奈良井宿・こころ音
奈良井宿に行ってきました。
奈良井宿の雰囲気が好きで数年に1回、訪れています。
奈良井宿には蕎麦屋さんが結構あり、1度に何軒も訪れるわけにもいかないので現地を訪れるたびに1軒づつまわっています。
今回は気になって訪れたこころ音さんです。 私が注文したのは冬季限定のとうじそば(1,500円)です。
とうじそばはもともとこの地の物ではなく、平成の大合併で今は松本市になった奈川地区の郷土料理です。
鍋の中に野菜や肉が入ったつゆにそばを投じて食べるのでとうじそばだそうです。
とうじかごというすくいザルのようなものにそばを入れるのですが写真を撮り忘れました。 ひとくちに小分けされたそばがザルに載っているのですがこれをとうじかごに入れてそばを温めて具材とつゆをお椀に入れて食べます。
ちなみにこのお店のとうじそばは白菜、ネギ、キノコ、鶏肉とあげが入っています。
お店の人にはそばを温める時間は3秒くらいでいいと言われましたのでそれに従います。
少し甘めのつゆはそばにピッタリでそばの茹で加減と相まってうまく出来上がっていました。
もちろん、かけそばとは違い、火のついた鍋ですので体が温まります。山国の信州でもさらに山の中である地区の郷土料理だけあります。 そして、このそばを最後まで味わうにはこのつゆを利用して雑炊を作ります。ごはん(100円)、卵(50円)を追加注文をし、締めの雑炊を作ります。
野菜のエキスが入ったつゆですので雑炊が美味しく、最後の1滴までつゆを堪能しました。
初めてそばを鍋で温めて食べましたが、同じものは無理でも似たような食べ方を家でもできるのかなと思いました。
ここの音
塩尻市奈良井368番地
11:00-14:00
定休日:なし
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