奈良万葉きっぷ
JRが阪神なんば線開業に対抗してきたフリーきっぷです。
阪神なんば線に対抗したものなので、大阪では発売されていません。
フリー区間は大和路線の王寺から奈良までと桜井線の奈良から高田までと和歌山線の王寺から高田までです。
発売駅からフリー区間までとフリー区間から発売駅までの2枚1組が基本となっています。
発売駅は尼崎から相生までの各駅と播州赤穂駅、(JR)塚口から相野までの各駅(武田尾と道場駅を除く)と篠山口駅です。
きっぷの値段は発売駅によって異なります。
(きっぷの値段/主な出発駅)
980円/尼崎・甲子園口
1,080円/塚口・猪名寺
1,180円/西宮・芦屋・摂津本山
1,280円/住吉・三ノ宮・元町・伊丹・中山寺
1,380円/宝塚・西宮名塩
1,480円/神戸・兵庫・須磨
1,580円/三田
1,780円/塩屋・明石
1,880円/新三田・相野
1,980円/西明石
2,580円/大久保・土山・加古川・篠山口
3,280円/宝殿・姫路・英賀保
3,780円/はりま勝原・網干・相生
4,480円/播州赤穂
まるでスーパーの値段設定みたいです。
そして、神戸を過ぎたあたりから割引率が低くなっている気がします。
このきっぷは利用日の前日までに購入する必要があります。
もちろん、購入時に何月何日に乗ることを伝える必要があります。
私の場合、尼崎で購入しました。
乗車そのものは尼崎でなければいけないわけではなく、大阪駅から乗りました。(尼崎から大阪までは乗車放棄という形になります。)
ちなみに大阪から奈良まで大人片道780円です。
奈良までの往復とどこか2ヶ所途中下車(場所によっては1ヶ所)すれば障害者割引を受けられる方でもこのきっぷを買うメリットがあります。
このきっぷを提示すると割引になるものはいくつかありますが、障害者割引を受けられる方は障害者割引を受けられたほうが安くつきますので、そちらのほうを使われたほうがいいと思います。
なお、このきっぷの利用期間は6月30日まで(発売は6月29日まで)ですので、使われる方はお急ぎください。
バリアフリー度:★★★
理由:桜井線の駅がバリアフリーになっていないところがある。
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