黒部峡谷鉄道トロッコ列車
もうシーズンが終わるので恐縮ですが、黒部峡谷鉄道のトロッコ列車に乗車してきました。
何故か帰りのきっぷを写真に収めている私。
黒部峡谷鉄道のトロッコ列車は立席がないので、一番安いきっぷでも乗車列車と号車指定の整理券が発行されます。
ですので、きっぷそのものを売っていない黒薙駅以外は窓口で乗車列車指定の乗車券を購入することになります。
特別に割引された往復乗車券以外は宇奈月から欅平まで通しで購入しても1駅づつ下車して宇奈月から欅平まで移動しても運賃の大差はありません。(10円ほど安くなる程度です。)元々バリアフリーのブログを書いている私としたら、バリアフリーの情報を載せないといけません。
鉄道会社のHPにも書いてありますが、普通客車は車いすの方は乗車できません。
写真の通り、普通客車にはドアがなく、跨いで椅子に座る形になります。
物理的に乗車できません。
意外なことですが、このトロッコ列車、1両の長さは短いですが、最大13両編成で運行します。
(私が乗車した時も13両編成でしたが、これからのシーズンは休日以外は少なくなるかもしれません。)
で、欅平の方から1号車、2号車という具合になりまして、宇奈月駅は1号車側にエレベーターがあります。こちらは13号車になります。
この便ではリラックス車両ですが、これが特別車両の便があります。
ちなみにリラックス車両の方が特別車両よりも高いです。
写真は宇奈月駅ですが、13号車は宇奈月駅のエレベーターから1番遠い場所にあります。
欅平駅では反対に13号車側にスロープおよび駅改札口が近いため、車いすの方は13号車に案内されることになります。私が乗った列車の13号車の車内です。
車いすスペースがあります。
ただし、すべての列車の13号車についているわけではないようです。
もちろん、この席に乗車する場合はリラックス車両券が別に必要です。
すみません。
写真だけ撮って一般客車に戻りました。
私が乗車した列車に特別車両が連結していなかったので特別車両の写真はありません。動く列車の中から撮影しました。
宇奈月湖です。
雄大な景色を見ながらの列車の旅はなかなか体験できないこともあってよかったです。
余談ですが、きっぷは記念に持って帰ることができますし、駅によって改札口のはさみの種類が違います。(駅員が言っているので間違いはないでしょう。)
駅のバリアフリーは宇奈月駅は改札からホームまではエレベーターでアクセスできます。
(駅の改札までは段差なしで行ける場所があります。)
黒薙駅はホームに立つぐらいしかできません。
鐘釣駅は宇奈月駅行ホームは段差なしで行けますが、欅平行ホームは階段でのアクセスしかありません。また、駅に降りても車いすのままだと行けるところが限られます。
欅平駅は1本の長いホームがあり、改札から見て手前が乗車ホームで奥が降車ホームです。
ですので、1号車に乗った人は改札を出るのに26両分歩くことになります。
(25両分の間違いではないかという質問があるかもしれませんが、乗車ホームの最後尾の1号車と降車ホームの最後尾の13号車の間にも距離があるので、実際には27両以上あると思います。)
とは言え、改札手前のスロープが少し急なこと以外はアクセス可能です。
欅平駅の2階にある食堂は階段しかないので車いすの方が2階で食事というのは難しそうです。
最近のコメント