大阪人である私が大阪発の高速バスに乗る機会が少ないのか?
長ったらしいタイトルですが、今回のテーマは「時間やお金を有効に使う」ことです。
高速バスのメリットと言えば、発着地を細かく設定できて乗り換えなしで行ける、運賃が安いことだと思います。
しかし、乗り換えが必要ではあるけれど、早く行けるもしくは安く行ける場合があります。
ケース1 大阪→福井
大阪から福井に行く高速バスがあります。
梅田のある阪急三番街にある阪急梅田高速バスターミナルから福井行の高速バスがあります。
1日3本あり、午前の便が阪急バス担当です。
梅田を8:40に出ると終点である、福井駅東口に12:10に到着します。
JRの鈍行の乗り継ぎで大阪から福井に行く場合、次の形になります。大阪駅を9:16発の新快速にのり、11:15に敦賀駅に到着。11:43発の普通電車に乗り12:46に福井駅に到着。
所要時間は双方とも同じ3時間30分。
運賃は高速バスが3,600円、JRの乗り継ぎが3.300円。
(どちらも大人普通片道運賃)
確実に座れる高速バスと運賃の安いJR鈍行の乗り継ぎ。
高速バスが思いのほか遅く感じるのは新快速の速さと高速道路が米原経由なので、必然的に遠回りさせられているところ。
大阪-福井の高速バスは1日3本。
先程の阪急バスが出ていくと次の福井行は17:40までないので、その間の出発となると高速バスを選べないです。
ケース2 大阪発京都駅経由各地行き
このケースは夜行バスに意外と多く、どれかと限定するのも大変なので、実際私が乗車したバスの話をさせていただきます。
堺からなんば・梅田・京都駅を経て鎌倉や(横浜の)戸塚駅に行くバス路線があります。(運行は南海バスと江ノ電バス藤沢)
始発は堺ですがJR堺市駅を21:00に出発し、大阪駅桜橋口に22:30に停車し、京都駅八条口に23:40に停車して関東方面に行くのですが、途中、1ヶ所に停車はするものの、大阪駅から京都駅まで高速バスで1時間10分もかかっています。
大阪市内から乗車すると京都駅で乗車するより310円高くつくだけなので京都駅までの運賃を考えると高速バスを乗り続けたほうが安いのですが、大阪駅で高速バスに乗り遅れても新快速で追っかけたら京都で間に合うレベルです。
高速バスの座席が狭いこともあり、必要な区間だけ高速バスを利用するのもひとつの手でしょう。
実際、徳島方面に行く高速舞子バスストップはそういう客を意識して作られていると思います。
ケース3 松江・出雲市行の高速バス
梅田のある阪急三番街にある阪急梅田高速バスターミナルから松江経由出雲市行の高速バスがあります。
昼間は他社からも出ていますが、夜行高速バスは中国JRバスの運行です。
梅田を22:50に出て、松江駅6:45、出雲市駅に7:45に到着します。
ミント神戸にある三宮バスターミナルから松江経由出雲市行の高速バスがあります。
(この路線の場合、大阪発着ではありません)
三宮バスターミナルを23:30に出て、松江駅5:10、出雲市駅に6:05に到着します。
運行会社は中国JRバスです。
松江までの運賃は梅田からは5,250円、三宮からは4,650円です。(どちらも大人普通片道)
梅田から三宮まで600円もかからないので、三宮まで行った方が安いですし、早いです。
路線が違うので、高速バスを追っかけることはできませんが、次の日を有効に過ごしたいなら三宮発を選んでしまいます。
以上の理由から大阪在住の私が大阪から高速バスを乗る機会が意外と少ない理由になります。
結論
高速バスに乗るときは近隣の出発地があれば比較してみること。
いろいろな交通機関を比べる必要があること。
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