R(ルート)169ゆうゆうバス
先日、R(ルート)169ゆうゆうバスに乗車しました。
奈良交通がこの区間を運行していましたが撤退して、沿線自治体が共同で運行しているコミュニティバスが代替路線として運行しています。
(運行そのものは奈良交通が受託しています。)
R169ゆうゆうバスは1日1往復しかなく、平日は午前に吉野方面に行き、午後に吉野方面から帰るダイヤで、山村部の通院の足として運行し、土日は午前に吉野方面から山村部に行き、午後に吉野方面に帰る観光客の足としてダイヤを設定しています。
吉野方面とは言っても吉野駅発着ではなく大淀バスセンターが起終点ではありますが、近鉄電車に乗るには大和上市駅での乗降車が便利です。
R169ゆうゆうバスで上北山村や下北山村まで行くなら村役場で発行している地域交通パスポートを発行してもらうのがお得です。
川上村にも地域交通パスポートはあるのですが、投稿日現在、村民のみの対象なのでここでは割愛します。
上北山村の場合はここから申請書をダウンロードします。
申請書と返信用の92円切手を同封の上、上北山村総務企画課に郵送します。
下北山村の場合はここから申請書をダウンロードします。
申請書と返信用の92円切手を同封の上、下北山村総務課に郵送します。
私の場合は下北山村まで乗車するので申請先は下北山村に郵送し、村役場から封筒出来ました。
写真の特別乗車券と後述する地域交通パスポートが送られてきて乗車するときに双方が必要となります。
コピー防止のためにわざと特別乗車券の部分を隠していますが、特別乗車券は10枚綴りになっています。
氏名と性別を記入します。
使用期限が無期限というのがいいところです。
上北山村の場合は乗降車地が上北山村内なら有効で一律500円です。
下北山村の場合は乗降車地が下北山村内なら有効で村内のみの乗車なら300円、村外から下北山村までなら1,000円です。
ですので両方に行くなら2つの自治体に申請する必要があります。
これらのパスポートがない場合は普通運賃を払うことになります。
この普通運賃が大和上市駅からだと上北山村の河合まで片道1,850円、下北山村の池原まで片道2,300円します。往復したらすごい運賃になるので地域交通パスポートを取得されることをお勧めします。
障害者割引なんてないし…
と思われるかもしれませんが、障害者割引も受けられます。
下北山村の場合、1,000円の半額500円で乗車できます。
実際に乗車しました。
写真では分かりにくいですが、前面に「R169ゆうゆうバス」のステッカーが貼ってあります。
小型の普通のバスです。
乗客が少ないからコミュニティバスになったわけですが、ここは小型ノンステップバスにして通院のお年寄りのためにステップをなくしてほしかったです。
下北山村まで行った時にはかなり乗り応え(2時間ぐらいかかりました)がありましたし、これだけ乗って1,000円で行けるのはお得感を感じてしまいました。
(注・私は別に下北山村の回し者ではありません。)
ただ、宿泊するにはこのダイヤは厳しいかもしれません。
1日1本しかないので土曜日に宿泊するのに朝の8時過ぎに大和上市駅にいないといけないわけですから。
あと、注文するとすれば休日は観光客を呼ぶためのダイヤを設定するなら、休日だけでもいいから沿線の観光地に寄り道して停車するくらいはやってほしいとは思います。
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