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2018年10月14日 (日)

往復割引乗車券

P1380510JRの往復割引乗車券です。
大阪市内から東京・成田経由銚子までの乗車券です。
JRの往復割引乗車券は乗車駅から片道600kmを超える場合、往路復路とも同じルートで往復する場合に適用されます。

例えば、JR西日本では往復割引乗車券の発売条件に片道の営業距離が601km以上とありますが、運賃の計算で1km未満は1km単位に切り上げすることになっているから601km以上と表記していますが、すべての人が運賃の計算方法が分かっているはずがないので、私は「片道600kmを超える」という表現をしています。
そして、新幹線の往復割引とか言う人も多くなった気がしますが、別に新幹線でなくても往復割引が適用されます。
私も含めて実際に在来線だけで片道600kmを超えるような乗車することはめったにありませんが…
写真の例の場合、大阪市内から東京・成田経由銚子までの片道乗車券は10,150円です。

往復割引乗車券は行き・帰りとも1割引になるので、10,150×0.9=9,135なのですが、JRの場合、10円未満は切り捨てで計算します。(これは往復割引だけではなく、学割やこどものきっぷも同様です。)
従って、9,130×2=18,260円が同区間の往復割引乗車券の運賃になります。
JRの割引運賃は重複されることはないのですが、唯一の例外が学割と往復割引で、学割の場合はさらに2割引になります。

往復割引はあくまでも運賃に対して適用されるので特急券に対しては割引はありません。
(こちらに関しては企画乗車券でセットで割引されたものは存在しますが、今回の場合はあくまでも普通乗車券の話になります。)

乗車券に「復割」と印字されていますが、払戻しの場合に計算方法が変わります。
この乗車券の場合で往路の銚子で払い戻しする場合は
18,260円から片道の普通運賃である10,150円を引いて、さらに普通乗車券の払い戻し手数料220円を差し引いた金額7,890円が返ってきます。

で、どこからどこまでが600kmになるのでしょうか?
大阪市内から東京方面の場合
大阪市内から東京都区内までが556.4kmになるので、東京都区内の中心駅になる東京駅から43.7km以上あれば往復割引乗車券の対象になります。
(ただし、中央線の場合、運賃の計算が東京経由よりも品川から山手線まわりで新宿に行く方が距離が短いため東京駅からの距離ではなく総距離で600kmとします。)
東北線…新白岡
高崎線…北本
常磐線…藤代
総武線…四街道
中央線…高尾
ただ、片道が600kmを超える場合、同じ運賃の区間が40km刻みになるので、同一運賃で分かりやすい場所までにするのが駅員氏の手間が省けるでしょう。
上記の例だとこうなります。
東北線…小山
高崎線…熊谷
常磐線…土浦
総武線…成田
中央線…大月
大阪市内から博多方面の場合
福岡市内で600kmを超えるので、往復割引が適用されます。

大阪市内からだと東京都区内も北九州市内(新幹線経由)も同じ運賃で8,750円。
大阪市内から先程の例の駅、小山
熊谷・土浦・成田・大月・福岡市内(新幹線経由)は同じ9,610円。
後者には往復割引があるのでこれを適用された場合、片道にすると
8,640円。
わずかですが、単純に東京往復よりも運賃が安いです。
反対に東京からの場合だと西明石まで行って普通片道9,610円になります。

大阪からの場合、山陽新幹線利用の企画乗車券はありますが、東海道新幹線利用の安いチケットは基本的に回数券のばら売りを購入するか旅行会社の商品になります。
東海道新幹線の回数券は多客期には使えませんし、旅行商品は制限が厳しいので往復割引を利用するのもいいかもしれません。

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