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2019年2月26日 (火)

花嫁のれん

P1400232金沢駅から和倉温泉駅まで運転する「花嫁のれん」に乗車しました。

同区間には「能登かがり火」という特急が走っており、所要時間も能登かがり火の方が短いですが、花嫁のれんは定員数が少ない(2両編成・52席)のと内装が豪華なのでとても希少価値があり、売り切れる列車でもあります。
(ちなみに全車指定席ですので自由席特急券では乗車できません。)

写真は和倉温泉駅で撮影したもので、車内清掃後、金沢行の花嫁のれんとして運転する前の状態です。
(ちなみにこの金沢行の分は満席だったそうです。)
Hanayomenorenticket私が乗車したのは和倉温泉行きの花嫁のれん1号。

花嫁のれんも通常の列車と同様、e5489で予約が可能で、コンビニ払いにして乗車日前に駅で受け取りました。

写真右下の分が特急券のホルダーになっています。また、特急券の右下は花嫁のれん専用の車内改札印になっています。

左側が記念スタンプで少し見えにくいですが、花嫁のれんの文字があります。
ちなみにこのスタンプは2号車にあります。
P1400217チケットホルダーを裏返しにしたものです。

春夏秋冬でデザインが異なっているらしく、4つ集めると1枚の絵になっているそうです。

この時期に乗車したので当然、冬バージョンのものになります。

印刷物ですので金箔を貼っていませんが、金色を使うと豪華に見えます。
金沢と金箔を結びつけるのは日本の金箔生産の99%が金沢で作られています。
P1400200花嫁のれんは金沢駅4番のりばから発車します。

豪華列車が出発するのに金沢駅で1番端のホームで気が引けますが、臨時列車のせいなのか、ホームに停車時間の余裕があるからだろうか、とにかくこのホームから出発します。

雪景色を予想して特急券を購入してみたものの、当日は雪は積もっていませんでした。
P1400202花嫁のれんの入口のステップです。

元々の車両がステップのある車両なので仕方がないですが、七尾線を走る列車の中でステップがないのはサンダーバードと能登かがり火だけなので車いすの方はスロープを用意してもらうしかありません。


 

P1400203車いすスペースになります。

このスペースは2号車にあり、この写真に写っている窓と反対側の窓側に座席があります。

この写真の次の2枚の写真が車いす席に該当します。


 
 
P1400209車いす席になります。

車いすスペースのように座席がないか簡素な椅子かと思ったのですが、この写真の右隣の席と変わりません。

この座席、リクライニングが効かないのですが、椅子は半回転します。
レバーを上げてそのまま回転してレバーを話すと椅子は回転しなくなります。
P1400210

 

 

そして、半回転すると…

こんな感じになります。

このまま移乗してくつろぐのも良し、また半回転して景色を楽しむのも良し。

ただ、足に緊張がある方、足が曲がりにくい方には窮屈かもしれません。
Hanayomenorenwc紹介するのを忘れていました。

トイレです。

さすがにトイレは昭和時代のままの訳がないです。

新幹線ほどではないですが、列車内のトイレにしては結構広めではあります。

さすがにここだけは花嫁のれん仕様というわけにはいかなかったのでしょう。

それでもきれいです。
(投稿時において)
七尾駅の車いすトイレよりは綺麗かなと思います。
ちなみにこのトイレは2号車にあります。
P1400227では1号車って何があるの?と思われるかもしれません。
どちらかと言えば、こちらは半個室主体の座席になっています。

こちらの方がむしろ人気があります。
この写真は2人掛け用です。
座席そのものは2号車の座席と変わりなさそうです。
 

P1400228こちらは4人掛け用です。

座席はどっしりしていそうです。

途中羽咋駅で少し長めの停車時間を利用して記念撮影などもありましたが、モデルが最悪なので写真は撮ってもらいましたが、公開は差し控えさせていただきます。
今回は和倉温泉行きの花嫁のれんですが、金沢駅はエレベーターがあり、羽咋駅、七尾駅、和倉温泉駅は花嫁のれんの停車するホームが階段なしで改札外とアクセスできます。
ただ、和倉温泉から先、のと鉄道に乗られる方は七尾駅で下車して乗り換えないと階段中心の乗り換えになります。
たまにはこういう列車に乗るのもいいなと思ったひと時でした。

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