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2019年6月 9日 (日)

上越市立水族博物館 うみがたり

P1410103 今から1年ほど前に上越市立水族博物館 うみがたりがオープンしました。

気にはなっていましたが場所が場所なだけに気軽に行けるところではなかったので見送っていましたが、幸か不幸か北陸おでかけパスの利用日に雨の予報が付いていたのでこちらに行くことにしました。
(本当だと来月あたりにする予定でした。)

公式HPで何度か確認していますが、初めて行くところなのでおどおどしながらたどり着きました。
P1410105幸い、うみがたりに着いたときにイルカショーがあったので3階のステージへ。

よそで見るイルカショーのステージよりも小さいかなと感じながらもあることを思い浮かびました。

「目の前にある日本海そのものを借景にしている」

イルカプールと日本海は当然つながっていませんが、ステージを見るといかにもつながっているように見えます。
設計の段階で考えたのでしょう。
P1410108 このステージですが、車いすの方の見学スペースが3つあります。ステージ中は本人と介護者以外の人が合入れないようにしています。

先程の写真はこの車いすスペースの後ろの位置から撮影したもので、真正面から見るものではないのですが、日本海の借景を取り入れた見学スペースになっています。
出入口から近い場所に位置しているのは言うまでもありません。
P1410113 イルカショーとは別のプールではシロイルカが泳いでいました。

先程のイルカショーのプールも同じことが言えますが、2階の見学フロアまで水深のあるものになっています。
なので、このフロアで見れなくてもスロープで降りていくと見学できます。
ちなみに現在、日本国内でシロイルカを飼育している水族館は5館しかなく、千葉県にある鴨川シーワールド、横浜市にある八景島シーパラダイス、名古屋市にある名古屋港水族館、島根県にあるしまね海洋館とここです。
P1410107 3階にあるもうひとつのスポット、日本海テラスです。

こちらも日本海の借景で連なっているように見えます。

どこかの温泉の大浴場のような雰囲気ですが、ガラスで仕切られているわけではありません。
海の近くに水族館があるのは多いですが、本物の海の景色と一体化しているのは珍しいのではないかと思います。
水槽は日本海に棲む魚をメインに取り上げられているので、いつも以上に美味しそうと残念な感想を漏らし顰蹙を買いそうになりました。
この間、撮影は禁止されていませんが、人が多くて撮影そのものがためらってしまったので写真はないです。
P1410114 2階につきました。

先程のイルカもいるのですが、特筆ものはマゼランペンギンミュージアム。

日本の水族館でイベントでペンギンの行進を除いてあまり身近で見ることはないペンギンですが、ここは結構身近で見られるのがいいです。
ここの通路がもう少し広かったら車いすの方も動きやすかったのにと思います。
(一方通行なのですれ違い云々はありませんが。)
P1410118 お約束のプールで「水の中を飛ぶ」ペンギンも拝めます。
こちらは1階まであるので、1階でもペンギンを見ることができます。
(言うまでもないですが、1階はガラス越しに見ることになります。)
写真はないのですが、1階の館外(とは言っても有料エリア)には魚とのふれあいコーナーがあり、錦鯉に餌をあげることができます。
P1410122 エレベーターは1基で1階は出口付近にあるミュージアムショップの近くにあります。

初めての方は分かりにくいですが、係員が教えてくれると思います。
ちなみに三菱製の15人乗りのエレベーターでベビーカー利用率を考えると個人的には心もとないかなと思います。
よってバリアフリー度は★★★半とします。

最後に結構楽しかったです。

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