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2021年12月

2021年12月20日 (月)

新幹線 近トク1・2・3

Shinkansen123 来年の2月27日までの金・土・日・祝日に使える(ただし、12月31日から1月2日までを除く)、JR山陽新幹線の1から3駅までの近距離区間の自由席に乗車できるきっぷである、「新幹線近トク1・2・3」です。

山陽新幹線であって、東海道・山陽新幹線ではないため、きっぷの発売区間は新大阪から小倉までの新幹線停車駅間で主に設定駅から3駅までの区間になります。
(例えば、相生から福山までと言った区間は設定されていません。また、厚狭・新下関・小倉・博多相互駅間の設定はありませんので、博多駅からの設定は無いということになります。)

写真は新大阪から姫路までのきっぷで乗車券・新幹線自由席特急料金込みで2,500円になります。

普通にこの区間のきっぷを購入すると…
乗車券 新大阪ー姫路 1,520円
新幹線自由席特急券 新大阪―姫路 1,760円
合計 3,280円になるので、このきっぷを使うと780円安くなります。
わずかですが、障害者割引を受けられる方が使っても安くなるのですが、自由席に車いす席はないので車内を歩いて座席に座れる方に限定されそうです。
割引きっぷであるので条件があります。
e5489かみどりの券売機で乗車日の1ヶ月前から前日までに購入することが条件です。
正直言って普段なら姫路ぐらいの距離は新快速で十分と思っているのでこのきっぷのお世話にならないのですが、青春18きっぷでワープするために購入しました。

きっぷの代金はどちらも同額(しかも、一般で購入したとしても同額)ですが、新大阪-姫路間よりも姫路-岡山間の方が在来線の座席の居住性から考えると後者の方がいいのですが、ダイヤの関係でこちらの方がいいと判断したから敢えて新大阪―姫路間にしました。
新幹線直前割きっぷを使ってもいいのですが、これを使うと青春18きっぷを使う意味がなくなるので速さとお金を天秤にかけて費用対効果の面から今回はこの組み合わせにしました。
新幹線直前割は指定席に乗車できるのに対し、こちらは自由席しか乗車できませんが、新幹線停車駅間ならのぞみ・みずほ・さくらの自由席にも乗車できるのがメリット。
自由席なのでみずほやさくらものぞみとシート間隔は同じですが…

個人的に費用対効果のすごい区間は相生―岡山間です。
このきっぷの値段は1,500円ですが、普通にきっぷを購入した場合、乗車券が1,170円、新幹線特定自由席特急券990円の合計2,160円でその差が660円になります。在来線(普通電車)で1時間強かかるこの区間を新幹線こだまなら16分で到着します。しかも運転本数は在来線より少し少ないレベルです。
一応、期間限定なので利用される方はお早めに。

2021年12月15日 (水)

京都嵐山花灯路2021

京都嵐山花灯路に行ってきました。
12月19日までの10日間、行われています。
私は2年前と同じ13日に行ってきました。
(ただ、開催初日はありませんでしたが…)
そして、今までと違うのは今回で嵐山花灯路そのものが終了することがアナウンスされています。
なので見納めと思い、行くことにしました。
私は阪急で嵐山に行っているので、スタート地点は阪急嵐山駅です。
Arashiyamahanatoro20211 阪急嵐山駅のホームです。

乗客が利用しない臨時ホームに行灯が設置されています。

ホーム上屋にある電灯は嵐山花灯路の時期だけではありませんが、やはり、嵐山花灯路の時期だとホームに行灯が灯されているのですごく似合っています。

私が阪急で嵐山に行く2番目の理由がホームの雰囲気がいいから。
(1番の理由は大阪からだと一番交通費が安いから。)

いつもは嵐電の駅と違い、周りは暗いですが、今回は友禅柄の大きな行灯が設置されていました。
写真は撮っているのですが、公開枚数に都合で割愛します。
そして、帰りはこの駅で乗らないことが多く、一旦、阪急嵐山駅を出ると下手すれば、次に阪急嵐山駅を訪れるのは次の年の嵐山花灯路になるおですが、今年は帰りも阪急でした。

Arashiyamahanatoro20212 渡月橋の右岸側の手前で撮影した嵐山です。

ちなみに渡月橋は左側の一方通行です。
阪急駅から歩く場合は上流側の歩道を歩くことになります。

なのでこの写真は渡る直前に撮ったものになります。

いつもはもう少し暗い写真になっていますが、今回はカメラを変えたこともあり、少し明るくなっています。




 
Arashiyamahanatoro20213 竹林の小径に入ったあたりの竹林になります。

嵐山花灯路の特徴が竹林と照明の融合でしょう。

これを見るためにこの時期の嵐山に行く価値があります。

コロナ禍ということもあって大混雑という事態ではありませんが、それでもこのイベントが始まった当初より人が多いのも事実です。





  
Arashiyamahanatoro20214 竹林の小径の道すがらにある行灯です。
竹がライトアップされているところにあたります。











 
Arashiyamahanatoro20216 今回は行灯をここでもうひとつ。












  
Arashiyamahanatoro20219 ここは野宮神社の北側にあり、JRの線路を越えたところにある、嵯峨野竹林の散策路です。

先程の竹林の小径とは違った場所になります。

意外と人が少ないので大きな収穫でした。
ただ、線路の近くなので時々電車の音が聞こえるのは仕方がありません。

ここで人力車に乗って記念写真が撮れます。

私も並びましたがあまりにも人が多いので途中で諦めて次に進みました。

同じエリアにもう一つ記念写真スポットがあったのでそちらに行きました。
QRコードに読み取って名前(ローマ字)を記入して、別のQRコードを表示させて記念スポットにある機械にQRコードを読み取らせると自分の名前が地面に映し出されます。
本名を書いたので写真は載せられません。
Arashiyamahanatoro20217 大河内山荘付近の竹林です。

個人的にはこのあたりがこのイベントの盛り上がる地点ではないだろうかと思います。

このブログにアップ後、今年の最終日は日曜日ですので、平日は2日あります。

ゆっくり見れて撮影できるので平日がお勧めです。
(特に週末にかからない16日がお勧めです。)





 
Arashiyamahanatoro20218 トロッコ嵐山駅を過ぎたところにある小倉池です。

大河内山荘を過ぎると客足がガクッと減るこのエリアですが、行灯が最も映えるエリアだと思います。





 




Arashiyamahanatoro202111 落柿舎付近です。
いつもは大きな行灯が建っているのですが、今年は地面に光のアートが施されています。

いつもと違い洗練されています。

未来の京都を表現していると感じました。







 
Arashiyamahanatoro202110 いつもなら嵐電か市バスの乗って京都の中心部に行っているのですが、阪急で帰ったので渡月橋を渡ります。
いつもは上流側の歩道しか通らないのですが、今年は下流側の歩道を通りました。
なので、アングルとして可能な渡月橋と嵐山が撮れました。

欄干だけですが、人が多いので仕方が無いです。

最後の嵐山花灯路ですがイベントの類が少なく物静かな印象を受けました。
それでもできるだけ暗さを感じさせない意気込みを感じたのも事実です。

いつか復活する日を願っています。

2021年12月 8日 (水)

近鉄新春おでかけきっぷ(2022年)

Kintetsu_shinshun 2021年12月中に発売される近鉄新春おでかけきっぷです。

一応、未使用なので偽造防止のため線を入れています。

今まで売っていた新春おでかけ 京阪奈1dayパスと有効区間、発売金額とも同じですが、違うのは使用期限です。
(ちなみに有効区間は大阪・京都・奈良の2府1県の近鉄の路線、1日のみ有効で1,300円です。)

新春おでかけ京阪奈1dayパスは元旦から1月14日までとおおよそ半月ですが、近鉄新春おでかけパスは1月中ならいつでもいいです。
また、大晦日に使用開始した場合、次の日である1月1日も使えるのはどちらも同じです。

1日乗りまくって1,300円ですので、阿部野橋―吉野間の片道が990円、難波―桜井間の片道700円、京都―橿原神宮前間の片道が900円なので単純往復だけでも十分元が取れます。

障害者割引が受けられる方でも元を取るのは難しくないでしょう。

ですが、まだフリー区間の駅が全駅がバリアフリー化されているわけではないのでバリアフリー度は★★★★とします。

2021年12月 7日 (火)

賢島エスパーニャクルーズ

Kashikojimacruise1

賢島に行ってきました。

賢島での主目的は賢島エスパーニャクルーズに乗船することです。

当然、御船印を集めることも忘れていません。

折角なので、ブログ記事にしようと思い、乗船しました。
乗り場は近鉄賢島駅から歩いてすぐのところにありますが、きっぷ売り場の場所と実際に乗船する場所との間は80m離れています。
Kashikojimacruise2 乗船券を購入し、乗船口に行きます。
 
陸地から台船までのスロープがかかっていて、台船から船にスロープがかかっています。
 
この間の車いすで乗船した場合の切り返しが少々難しいと思います。

しかし、困難はこれからです。
Kashikojimacruise3 船に水を侵入させないために敷居があります。

これを回避するのは後ろ向きでスロープを上がることになりそうです。

幸い1段ですので電動車いすでない限り、車いすごと持ち上げる方もいるかもしれません。

この船の名前はエスペランサといい、乗降口のある1階客室、少し高いところにある2階客室、オープンデッキの3層とトイレは階下にあります。
またいずれも垂直移動は階段のみです。
Kashikojimacruise4 従って車いす利用者は必然的に1階の客室にいることになります。

1階のメインの客室は車いすから移乗するにはお世辞にも移乗しやすい構造ではありません。
 
幸か不幸か1階にとどまる乗客がいないので車いすでいても問題はありませんが、座席に座らないと窓から遠くなります。
Kashikojimacruise6 車いすの方には申し訳ありませんが、オープンデッキまで登ってみました。
 
英虞湾の景色は素晴らしいものでこの景色はもっと有名になってもいいものだと思います。



 
Kashikojimacruise7 ちなみに1階の客室からこんな景色が望めます。

上からの景色こそ望めませんが、水面が間近に見えるのでこれはこれでありかもしれません。
 
先程も述べましたが、座席に移乗しにくいのが欠点です。
この点を何とかしてほしいと思います。
そして、このクルーズ英虞湾を回るだけでなく、コースの終盤で10分間、真珠モデル工場での見学があります。
Kashikojimacruise8 当然一旦、下船することになりますが、台船と船との間いスロープが無いので敷居を跨ぐことになります。
 
ただでさえバリアがあるのにここにきて難易度が上がります。

それ以外はスロープとかついているだけに惜しいの一言しかありません。なのでバリアフリー度は★★と低い評価をつけざるを得ません。

2021年12月 1日 (水)

つこうてくだしフリーきっぷ

Tsukotekudashi のと鉄道の全線1日乗車券である、つこうてくだしフリーきっぷです。
 
いつでも使えるわけではなく、土・日・祝日及び年末年始(12月29日から1月3日まで)のみですが、事前に購入しなければいけないわけではありません。

駅数が少ないので1,000円は高いと思われるかもしれませんが、運賃も高いので和倉温泉駅から穴水駅までの往復でも元が取れます。
実際に使えるのは七尾から使えるのですが、私がこのきっぷを使うときは青春18きっぷ北陸おでかけパスを使っているのでこのきっぷの本領発揮するのは和倉温泉からになります。

七尾ー和倉温泉間はJR西日本とのと鉄道が二重路線になっているため、両社のフリーきっぷで使えないものはなかったと思う。
ただ、普通列車乗車券と書かれている通り、フリー区間と言っても特急列車には乗車できません。
七尾から乗車して穴水駅で降りる場合、穴水駅で降りるときにフリーきっぷ購入の旨を伝えるとフリーきっぷを売ってもらえますが、途中駅で下車する場合、乗車時にフリーきっぷを求めた方がいいでしょう。

のと鉄道の場合、障害者手帳を持っていたら単独乗車でも半額になる(ただし、半額後の運賃が210円を下回った場合は210円になります。)ので1障害者割引が受けられる方が元を取ろうとすると結構ハードルが高いです。

このフリーきっぷでのと里山里海号に乗車する場合は500円の乗車整理券が別途必要です。
私が乗車した時と制度が変わっています。
ちなみに能登中島駅に停車している郵便車内の見学はのと里山里海号の乗客に限るので見てみたい方はのと里山里海号に乗車してください。

バリアフリー化されていない駅が多く、元を取りにくいのでバリアフリー度は★と半分とします。

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