boh boh KOBE号
神戸港を周遊する観光船はいくつかあります。
今回はそのうちのひとつであるboh boh KOBE号を採り上げたいと思います。
所要時間1時間ほどかかるこの観光船。
神戸空港沖を経由するコースになります。
他の観光船も含めて乗り場は中突堤にあります。
乗り場は中突堤にあると書きましたが、そののりばのそばにあるかもめりあという建物に乗船券売り場がります。
この建物の1階には乗船券の他、車いすトイレもあるので船内にトイレはありますが、乗船中は若干揺れるうえ、個室の広さもかもめりあの車いすトイレほど広くはないのでこちらで済ませることをお勧めします。
この観光船の良いところは乗船時間がゆったりしているところ。 私が乗船したのは出港20分ほど前になります。
乗船券(の半券)はこちら。
なかなかおしゃれな乗船券です。
こちらは半券になりますが、この半券の下部に元々のチケットを切る形です。
5thと書かれているのはこの航路が開業5周年ではなく、この航路が5番のりばから出港するからです。分かりやすくていいです。 実際に乗船します。
入口はスロープが設置され、幅も広いので車いすの方には動きやすいかと思います。
そして、このフロアにいる限り、段差はありません。後で座席について採り上げたいと思います。
残念ですが、バリアフリーの面ではトイレぐらいになります。で、そのトイレですが、フラッシュ(水を流す装置)が車いすに乗ったままでは少々扱いにくい場所になったり、壁側と反対側の手摺が固定されているので移乗しにくかったりと再考を要します。
1階のトイレはこれしかないのですが、車いすの方でなければ2階のトイレの方がきれいなのでそちらの仕様をお勧めします。
トイレでは酷評しましたが、1時間ほどの観光船であるだけでもすごいとは思いますが… ついでにこちらは2階に上がる階段です。
この階段の奥に車いすトイレ(船内のアナウンスではバリアフリートイレと呼んでいます。)があります。
船内の階段なのでこんなものですが、エレベーターの類はないので車いすの方が2階以上のフロアに行く場合、車いすごと掲げて階段を上ることになります。
2階はこんな感じになっています。
ここで飲み物や軽食が味わえます。
テーブル席以外にも座席はありましたがテーブルが大きく好印象。
この航路のルートの関係で船首に向かって右側の座席の方が見どころがあっていいと思います。 そして、3階というか、屋上はオープンスペースになっています。
寒空の下ということと排気のにおいが気になったのでさっさと引き上げました。
もちろん、この階にも階段でしかアクセスできません。夏場の夕涼みクルーズでビールとおつまみを楽しめそうです。 反対に1階の座席ですが、これはバリアフリー対応座席ということですが、座席の間隔が異常に広いです。
座席に移乗しやすいばかりか、この間隔で車いすを広げたまま置けそうな広さです。
これとは別に車いすを置くスペースがあります。
この広さは特筆ものだと思います。
写真の座席は船室入口のすぐ前にありますが、船首に向かって左側にあります。
他の観光船ならここだけがバリアフリーの座席ですが、この船は反対の右側にもあり、個人的にはこの写真と反対側の座席がお勧めです。 最後にクルーズのルート上に撮った写真を1枚紹介しておきます。
運が良ければ神戸空港を離発着する飛行機も見られますが、間近に見られる船がいいです。
この船は海洋開発機構(JAMSTEC)の船になります。
この航路の沿岸に造船所があるのでこういう光景も見られます。
反対に神戸空港はあまり飛行機が駐留していないので期待外れでした。
あと個人的にお勧めなのは船から三宮やハーバーランドの風景です。
私自身、小学校の遠足で神戸港の港めぐりに乗船して以来の神戸港周遊でしたが、昔の遊覧船とは全然違ったものでこういうのもいいなと感じました。
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