青の交響曲(シンフォニー)
5年程前にあべの橋から吉野まで運転する青の交響曲(シンフォニー)が誕生しました。
今までチケットが取れないだろうと思っていたから今まで乗らなかったのですが、乗車する機会ができたので初めて乗車することにしました。
今回はひのとりと違い、展望席にこだわらなかったのでインターネット予約アンドチケットレスにしました。
近鉄新春おでかけきっぷを乗車券代わりにしてチケットレス特急券で少しでもお得に乗車できる形です。(チケットレス特急券はポイントが付きます。)
吉野に着いてからの行動もあったのであべの橋から乗車しました。私は1号車にしたので1号車の乗車位置に待っていました。
ちなみにこの列車は3両編成ですが、吉野に向かって3号車が先頭車になり、1号車は最後尾になります。あべの橋から見たらメインの改札から1番近いのが1号車になりますが、停車駅の中では吉野に向かって先頭車の方が出口に近い駅が多いです。(例えば吉野・橿原神宮前)
車内に入ると豪華な作りで驚きました。写真の手前左側が車いす対応席になっています。 車いす座席になります。
1人用の座席は私が座った座席も含めて多くあるので隣に誰が座るのが嫌な人がこぞってこの席を取るわけではないので私が乗車した列車ではこの席に座っている健常者はいませんでした。
4人掛けのサロン席になります。この隣に2人掛けのツイン席もありますが、どちらも共通して言えるのはリクライニングができても座席の方向転換はできません。
個人的な感想なのですが、乗り物は進行方向に向かって座るのがいいと思っているのであまり好きではありません。
ちなみに2人掛けの横並びの席もあります。 1号車のドアのそばにあるのがトイレになります。
3両編成でトイレがあるのはここだけで車いす対応になっています。
車いす利用者にも押しやすい高さに開閉ボタンがありますが、この写真の押しボタンとは別に開閉ボタンがあります。
このボタンを押して中に入ると… 狭いながらも機能的なトイレですが、介助が必要な方はこれでも狭さは否めません。
写真には分かりにくいですが、ウォシュレット機能も付いています。
また、水を流すボタンは大きく分かりやすいのもポイントが高いです。
同じ個室の別の角度から撮影したものです。
小さいながらもベビーベッドがありますが、その下にはチェンジングボードがあり、ボトムを着替えるに重宝します。
もちろん、ベビーキープも備わっています。
実は2号車は座席ではなく、主にラウンジスペースになっています。
本当に贅沢な作りになっています。
ここで飲み物や軽食をいただくことができます。
この写真は営業を終了間際に撮影したのでガラガラですが、乗車した時は座れないくらい人がいました。 そして、同じ2号車にあるライブラリーコーナーです。
私は座りませんでしたが、ベンチもあっていい気分転換になります。
しかし…
乗車時間がどんだけ乗車しても90分に満たない列車では気分転換する必要はありません。
それだけ居心地のいい列車です。
なので飲み物を購入はしたのですがラウンジで食べずに自席で食べることに。
景色を眺めながら飲食するのはこちらの方がいいと思ったから。
私が注文したのは西吉野の柿スイーツセット(650円)です。柿の専門いしいの郷愁の柿とコーヒーか紅茶のセットになります。私はホットコーヒーにしました。
上品な柿の甘さが伝わる一品で良かったです。
季節によってメニューが変わるので季節ごとに乗車しても面白いと思います。
これで名古屋まで行きたいなぁ…と思いますが、この車両、軌間が違うので大阪線や名古屋線は走れません。
なので、この列車に乗るにはあべのまで行く必要があります。
ちなみに乗車券とは別に特急料金の520円と特別車両料金の210円両方必要です。
« boh boh KOBE号 | トップページ | 国鉄型観光急行 »
「観光列車」カテゴリの記事
- トロッコ列車ゆうすげ号(2023.09.30)
- SLもおか号(2022.11.03)
- 国鉄型観光急行(2022.01.25)
- 青の交響曲(シンフォニー)(2022.01.20)
- etSETOra(エトセトラ)(2021.09.28)
コメント