四国オレンジフェリー
Aブログでバリアフリーの点から見た記事を書きましたが、純粋に船旅も楽しみました。
Aブログでも述べた通り、10年ぐらい前にオレンジフェリーに乗船して以来です。
恐らく、ダイヤも当時と変わっていないと思います。
しかし、就航する船は変わっていて基本的に全室個室になっていました。
私が利用したのは最安値の部屋だったので、内側からしか鍵がかかりませんが、それでもプライバシーを保つのに十分です。
大阪南港も東予港も22時出港ですが、20時から乗船できます。
なので、大阪南港に停泊中に船内レストランで食事をいただくことにしました。
この船では朝食もあるのですが、和食は乗船時に予約が必要ですが、下船までの時間が無いので松山に着いてから食べることにしたので唯一の食事になります。 私が注文したのは宇和島鯛めし(1,500円)です。
就航地である東予港は文字通り東予地方にあり宇和島は南予地方。同じ県内ですが、100km以上離れています。
どちらかと言うと中予地方の鯛めしの方が近いのですが、調理に時間がかかるので仕方がないでしょう。
鯛一郎クンというブランド魚を使用しているということもあり、レストランの単品メニューの中では高額の部類になります。
写真左上にある紙は鯛めしの食べ方が書いてある紙で卵の入っただし汁を混ぜ、そこに鯛を含んだ具材を混ぜてごはんに載せます。適量のだし汁をごはんにかけて食べます。紙の下に「日本一豪華な卵かけごはん」と書いていますが、その通りだと思います。地域色があるものが食べられるのもこの船のいいところです。
このレストランは売店も兼ねていて、ちょっとしたお土産物を購入できます。乗船時から22時30分(L.O)まで営業しているので実は出港するとあまり営業時間が無いのでさっさと食事に行きました。
朝6時に到着なので明石海峡大橋も瀬戸大橋もくぐるのですがさっさと寝ました。
うたた寝程度の睡眠でしたが、夜中に目が覚めて風呂に行きたくなりました。
ここのフェリーのすごいところは真夜中でも風呂に入れること。
乗船時間こそ長くはないのにこういうサービスは優れているなと感心しました。
真夜中に入浴する奇特な人はいないので大浴場でも入っているのは私だけでした。
大浴場は5階で私がいた部屋は4階なので1フロア上がります。5階にある自動販売機にタオル類も売っています。コンタクトの洗浄液もありましたが、ハード用なのかソフト用なのか分からないので持参した方がいいかもしれません。
その自動販売機と反対側にマッサージチェアがありました。
真夜中に入浴をしたのでここを利用している人がいるはずもなく、入浴前に、貴重品ロッカーにカメラを含めた貴重品を預けていたのでそれを取り出してわざわざ5階に上がるといった怪しい行動をしてしまいました。
入浴後、またベッドに横になりました。
それからしばらく経って下船準備をすることにしました。 その時にモーニングコーヒーという普段コーヒーを飲まない私が飲みます。
まず紙コップをコーヒーマシンにセットしてお金(200円)を入れてボタンを押します。
コロナ対策でコーヒーの蓋やマドラーなどはこのコーヒーマシンの傍にある案内所でもらいます。
ちなみに私は小銭が無かったのでこの案内所で両替をしてもらいました。
下船後、新居浜行き、今治行き、松山行きの送迎バスがありますが、松山行きのみ有料で大阪南港での乗船時にバスの乗車の予約をしてその場でフェリーの運賃とバスの運賃を支払います。
その時に乗船券とともにバスの乗車券も貰います。
バス乗車時に運転手にバスの乗車券を渡して乗車します。
下船後、松山に行くなら今治からJRに乗るより、こちらの送迎バスの方が早く松山に着きます。
私は松山からの帰りはJRの高速バスで帰ったので大きな荷物をJR松山駅のコインロッカーに入れる関係でJR松山駅まで行きましたが、松山の市内観光をするなら松山市駅の方が便利なのでJRより先に到着するいよてつ松山市駅で降りる方がいいでしょう。
このフェリー旅行で私の松山行きの機会を作ろうと思いました。
それだけ松山が身近に感じた船旅でした。
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