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2022年11月

2022年11月17日 (木)

軽井沢・長野フリーきっぷ

長野に行ってきました。
この辺りにいくことは初めてではないのですが、今ほどバリアフリーに関心のなかったころに訪れたので初めて訪れるようなものです。
ここから私の長野バリアフリーチェックの始まりといった感じです。
Karuizawanagano その時に使ったフリーきっぷが今回紹介する軽井沢・長野フリーきっぷです。
 
文字通り、軽井沢―長野間のしなの鉄道しなの鉄道線全線と篠ノ井―長野間のJR信越線が乗り放題のきっぷです。
 
個人的にはしなの鉄道の窓口で購入したかったのですが私が長野駅に到着したのが窓口が閉まっていたし、翌朝、窓口が開く時間までにフリーきっぷを使い始めるので味気ないJRのマルス券で我慢しました。
 
JRの券売機で購入したら、青春18きっぷの大きさのチケットで自動改札機は通れない代物。
 
JRでの発行分だけでも自動改札機が通れるようにしたらどうかと思います。
自動改札機があるのってJR側にしかないのだから。
きっぷの値段はおとな2,390円で、フリー区間の最長区間は軽井沢―長野間の1,670円。
障害者割引が受けられる方が元を取るには1往復では元が取れなく、こまめに途中下車をするか行ったり来たりの行程を組まないといけません。
またしなの鉄道区間の小駅はバリアフルの駅が多いのでバリアフリー度は低めで★★と半分です。
ただし、観光客が行きそうな駅はすべてエレベーターがあり、電車の利用そのものは楽にできそうです。

2022年11月 3日 (木)

SLもおか号

SLもおか号の存在は知っていましたが、当初乗車の予定はありませんでした。
思ったより他に時間がかかり、下館駅に到着する10数分後にSLもおか号が出発するのでワンチャン乗車できると踏みました。
全席自由席なので購入できるチャンスがありました。
Slmoka3 そして、ラッキーなことに乗車整理券(おとな500円・こども250円)を入手できました。
 
現在、日本で走っているSLはすべて観光列車でこれに乗車することが目的と言った感じです。
 
私個人的には京都鉄道博物館が梅小路蒸気機関車館だった頃に梅小路公園の外側を数百メートル往復するだけのSL体験乗車とハワイ島のシュガーコーントレインに乗車した時しかSLという乗り物に乗車したことが無かったので意外な収穫した気分で下館駅から乗車することにしました。
Slmoka1 SLに乗車する前にすることと言えば、機関車を撮ること。
 
2022年は運行する真岡鐵道の本拠地である栃木県で国体があったので国体のヘッドマークが掲げられていました。
 
マスコットキャラはとちまるくんというらしいです。
 
Slmoka0 昔懐かしい!?行先表示板(サボ)が設置されています。
 
しかし、今から思ったら、この車両が走っていた国鉄時代、既に方向幕になっていたはずなのでこの列車が運行されるのにあたって旅情を出すためにわざわざ作ったものではないかと思います。
 
もうひとつ言えば、車体のカラーも国鉄時代と違っていたはずです。
 
Slmoka2 そして、最後尾も撮ります。
 
車いすの方は下館駅へはJR水戸線で行かれることをお勧めします。
 
小山方面から来た場合、同じホームの切りかけ部分から出発し、水戸方面から来た場合、ホーム間の移動はエレベーターでアクセスできますが、関東鉄道で来た場合、階段で跨線橋を上がらないといけません。
Slmoka4 この車両にはステップがあり、渡し板が必要ですが、車いすが通れない幅ではないです。






 
Slmoka5ただ、車いすスペースと言ったものはなく、車端部のロングシートの部分にいるか、ロングシートの隣のボックスシートに移乗するかのどちらかになりそうです。
 
ただ、全席自由席なのでロングシートは人気が無く私が乗車した時も人気のないロングシートにいました。
(私の場合、幸い、真岡駅で下車した人がいたのでボックスシートに移りました。)
ちなみにこの写真は終点で乗客が降りた後に撮りました。
Slmoka6 出発してしばらくすると車内改札が行われて、乗車券に該当するときわ路パスと、先程の乗車整理券をだしたら、乗車記念証がもらえました。
 
昔懐かしい硬券のもので自動券売機のペラ券では味わえないです。


 
SLは石炭が燃料で走るので独特のにおいがあるのは否定できません。
しかも、最近の換気のこともあり、窓を開けているので車内にも石炭のにおいがします。
Slmoka7 個人的には気にならなかったですが気になる方もいることでしょう。

真岡駅でボックス席の乗客が降りたのでボックス席に移動し、窓を開けて撮影。
 
3両編成と短いので機関車の煙しか映っていませんでした。
トンネルらしきものはないので顔中すすだらけということはありませんでしたが、すすが付くので、顔が拭けるウェットティッシュを用意した方がいいかもしれません。
終点に到着しました。
Slmoka8 機関車の方向転換の為、一度バックします。
 
蒸気機関車の蒸気機関車らしい写真は何と言っても蒸気を出すところ。
 
迫力が違います。


 
Slmoka9 そして、写真の転車台に機関車を載せて180度回転して方向転換するのですが、蒸気機関車の撮影をしていたら、転車台の前まで行けなくて仕方なく、機関車が去った後に写しました。
 
この時に思ったのは機関士が若いのです。
つまり、運転技術が継承されていること、機関車を運転することに誇りを持っている姿勢が分かり、これから先、SLの運行に関して人手不足と言ったことはないと思いました。
なお、車いすの方は復路は真岡駅乗下車でもいいのですが、往路での真岡駅乗下車は出口まで階段オンリーなのでお勧めしません。
真岡駅の敷地内にSLキューロク館があるのでこれを見るのもいいですし、真岡駅の建物がSLを模した建物になっているのでSLづくしというのもできます。

2022年11月 1日 (火)

ときわ路パス

Tokiwajipass 主に茨城県内の鉄道路線で期間限定かつ土・休日の1日乗り放題のときわ路パスです。(一般2,180円大人の休日俱楽部会員1,670円)

JRは古河駅以外の県内の駅から県内のすべての駅がフリーエリアです。
(古河駅の両隣の駅は他県の駅になるので使えないのは仕方がありませんが…)
 
では、一部だけ茨城県内を走っている鹿島線の潮来(いたこ)駅ー鹿島神宮駅間はどうかと聞かれるとフリーエリアになります。後述する鹿島臨海鉄道とレールでつながっているから。
 
主に茨城県内と述べたのは県内で完結する鹿島臨海鉄道、関東鉄道、ひたちなか海浜鉄道は全線フリーエリアなのは当然ですが、多くは栃木県を走る真岡(もおか)鐵道も全線フリーエリアである反面、茨城県内を走る区間でもつくばエクスプレスは全線フリーエリア外です。
 
普通列車のみ乗り放題でJRの特急は特急料金を払えば特急にも乗車でき、SLもおか号に乗車するときは乗車整理券を払えば乗車できます。
 
このきっぷ2022年度は投稿日以降だと、12月25日までと翌年の2月11日から3月26日までの土・休日に使え、発売は乗車日の1ヶ月前から当日まで購入できます。
個人的には事前に購入しなくてもいいのがありがたいです。
発売箇所はフリーエリアのJRのみどりの窓口と指定席券売機です。
 
鹿島臨海鉄道には特定年齢に達しないと購入できないフリーきっぷしかなく、関東鉄道(常総線)と真岡鐵道(下館―益子間)の路線に乗り放題の常総線・真岡鐵道共通一日自由きっぷで2,300円するので、ときわ路パスが使える日なら迷わずこちらを購入する方がいいでしょう。
 
途中でポスタ―を見て気になったのですが、来年の分は知りませんが、今期の場合、対象駅で有効日に使用開始済みのときわ路パスの原券を提示するとときわ路パス専用のオリジナル鉄カードをもらえます。
 
対象駅はJJR土浦駅・常陸太田駅、鹿島臨海鉄道大洗駅売店、ひたちなか海浜鉄道那珂湊駅改札、関東鉄道竜ヶ崎駅窓口、真岡鐵道真岡駅窓口で時間は9:00-18:00のところが多いです。(多少ずれている駅がありますが)
 
茨城県内の鉄道はほとんど乗ったことが無いのでどういうところを走っているのか乗ってみました。
1日ではまわり切れなかったので何回かに分けて乗車したいと思っています。
 
ただ、ローカル線を中心にバリアのある駅が多いのでバリアフリー度は★★です。

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