SLもおか号
SLもおか号の存在は知っていましたが、当初乗車の予定はありませんでした。
思ったより他に時間がかかり、下館駅に到着する10数分後にSLもおか号が出発するのでワンチャン乗車できると踏みました。
全席自由席なので購入できるチャンスがありました。 そして、ラッキーなことに乗車整理券(おとな500円・こども250円)を入手できました。
現在、日本で走っているSLはすべて観光列車でこれに乗車することが目的と言った感じです。
私個人的には京都鉄道博物館が梅小路蒸気機関車館だった頃に梅小路公園の外側を数百メートル往復するだけのSL体験乗車とハワイ島のシュガーコーントレインに乗車した時しかSLという乗り物に乗車したことが無かったので意外な収穫した気分で下館駅から乗車することにしました。 SLに乗車する前にすることと言えば、機関車を撮ること。
2022年は運行する真岡鐵道の本拠地である栃木県で国体があったので国体のヘッドマークが掲げられていました。
マスコットキャラはとちまるくんというらしいです。
昔懐かしい!?行先表示板(サボ)が設置されています。
しかし、今から思ったら、この車両が走っていた国鉄時代、既に方向幕になっていたはずなのでこの列車が運行されるのにあたって旅情を出すためにわざわざ作ったものではないかと思います。
もうひとつ言えば、車体のカラーも国鉄時代と違っていたはずです。
そして、最後尾も撮ります。
車いすの方は下館駅へはJR水戸線で行かれることをお勧めします。
小山方面から来た場合、同じホームの切りかけ部分から出発し、水戸方面から来た場合、ホーム間の移動はエレベーターでアクセスできますが、関東鉄道で来た場合、階段で跨線橋を上がらないといけません。 この車両にはステップがあり、渡し板が必要ですが、車いすが通れない幅ではないです。
ただ、車いすスペースと言ったものはなく、車端部のロングシートの部分にいるか、ロングシートの隣のボックスシートに移乗するかのどちらかになりそうです。
ただ、全席自由席なのでロングシートは人気が無く私が乗車した時も人気のないロングシートにいました。
(私の場合、幸い、真岡駅で下車した人がいたのでボックスシートに移りました。)
ちなみにこの写真は終点で乗客が降りた後に撮りました。 出発してしばらくすると車内改札が行われて、乗車券に該当するときわ路パスと、先程の乗車整理券をだしたら、乗車記念証がもらえました。
昔懐かしい硬券のもので自動券売機のペラ券では味わえないです。
SLは石炭が燃料で走るので独特のにおいがあるのは否定できません。
しかも、最近の換気のこともあり、窓を開けているので車内にも石炭のにおいがします。 個人的には気にならなかったですが気になる方もいることでしょう。
真岡駅でボックス席の乗客が降りたのでボックス席に移動し、窓を開けて撮影。
3両編成と短いので機関車の煙しか映っていませんでした。
トンネルらしきものはないので顔中すすだらけということはありませんでしたが、すすが付くので、顔が拭けるウェットティッシュを用意した方がいいかもしれません。
終点に到着しました。 機関車の方向転換の為、一度バックします。
蒸気機関車の蒸気機関車らしい写真は何と言っても蒸気を出すところ。
迫力が違います。
そして、写真の転車台に機関車を載せて180度回転して方向転換するのですが、蒸気機関車の撮影をしていたら、転車台の前まで行けなくて仕方なく、機関車が去った後に写しました。
この時に思ったのは機関士が若いのです。
つまり、運転技術が継承されていること、機関車を運転することに誇りを持っている姿勢が分かり、これから先、SLの運行に関して人手不足と言ったことはないと思いました。
なお、車いすの方は復路は真岡駅乗下車でもいいのですが、往路での真岡駅乗下車は出口まで階段オンリーなのでお勧めしません。
真岡駅の敷地内にSLキューロク館があるのでこれを見るのもいいですし、真岡駅の建物がSLを模した建物になっているのでSLづくしというのもできます。
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