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2023年6月

2023年6月25日 (日)

うずしおクルーズ(咸臨丸)

Kanrinmaru1 うすしおクルーズに乗船しました。
 
写真は咸臨(かんりん)丸です。
 
おおよそ13年程前のこのブログで鳴門の観潮船を採り上げましたが、別の船というより、出港地が違います。
 
前のブログは鳴門から乗船しましたが、今回は淡路島側から乗船しました。今回は淡路島側からです。
写真の咸臨丸の他に日本丸がありますがバリアフリーに対応しているということでこちらの方にしました。乗船場所は南あわじ市にある道の駅福良にあります。
Kanrinmaru2 乗船は階段がメインですがスロープもあります。
 
ベビーカーだと問題はないですが、自走する方だとスロープの幅がちょっと狭いと感じるのでここは車いすを押してもらう方がいいでしょう。



 
Kanrinmaru3 船そのものに乗り込むのは渡し板があり、幅も十分にあるのでここは問題ないと思います。
 
船は3層構造になっていて、入口は2階に当たります。ですので、この記事では入口階を2階と表示します。



 
Kanrinmaru4 入口入ってすぐにバリアフリートイレがあります。

ちなみに一般の方のトイレは1階にあります。
 
船のバリアフリートイレは万が一のことを想定して電動式のドアはあまりお目にかかれないのですがここは珍しくボタンで開閉します。

 
Kanrinmaru5 バリアフリートイレの中です。
 
水を流すところが後ろにあるので操作しにくいです。
 
写真ではベビーキープしか映っていませんがベビーベッドもあります。


 
Kanrinmaru6 車いすスペースのある客室が先程のバリアフリートイレのある前方にあります。
 
ただ、入口からこの客室の後方にあり、車いすスペースが客室の前方にあるので、出入口付近に車いすスペースという概念はこの船にはありません。


 
Kanrinmaru7 車いすスペースからの景色になります。
 
窓と手摺の間に通路があるため距離があり、うずしおが見えにくいです。
 
しかも、通路は一般の乗客も滞在できるので一般の乗客が車いすスペースの窓の外側に立つとここから全く景色が見えません。
車いすスペースの窓の通路部分も通行禁止ぐらいにしてもらわないと車いすの方がこのスペースを使う理由がありません。
Kanrinmaru8 こちらはオープンデッキの3階から撮りました。うずしおが分かりやすいので人気があります。

大鳴門橋でうずしおを見るまでは3階にいて、帰港になると2階の客室に来る方が多くいました。
 
ちなみに1階は客室はなく、一般のトイレの他に展示スペース、子ども向けのフリースペース、授乳室があります。
Kanrinmaru9 観光船ということもあり、点字はなくはないという印象です。
 
写真の案内図に点字は入っていますがこの案内板の場所に点字ブロックはありませんでした。









 
Kanrinmaru10 ちなみに出港地である道の駅福良の方でもバリアフリートイレはあります。
 
こちらは水洗ボタンが壁側にあり、温水洗浄便座やオストメイト装置があります。
 
私は乗船地まで三宮から高速バスで行きましたが、車いすの方が高速バスで行くのは難しいので車で行くことになりそうです。

2023年6月 9日 (金)

三宮・明石市内1dayチケット

Sannnomiyaakashicity1day 5年前のこのブログで阪神・明石市内1dayチケットを採り上げました。
 
今回は阪神・明石市内1dayチケットから大雑把に言えば、三宮以東分がエリアから外れた三宮・明石市内1dayチケットを紹介します。
 
エリアが狭くなった分、お値段は1,150円と安くなっています。
この4月に山陽電鉄発行の1dayチケットの値段が上がっており、阪神・明石1dayチケットも1,800円になっています。
 
阪神区間で途中下車しないで往復するなら、神戸三宮までの往復乗車券を別に購入する方がこちらの方が安くなるケースが殆どです。
具体的に言えば野田・西九条以西から乗車した場合、それに該当します。
Sannomiyaakashicity1day フリーエリアを具体的に載せると、左図の通り。阪神・明石市内1dayチケットでは乗れない、阪急神戸三宮ー高速神戸、新開地ー湊川が乗れます。
 
5年前に比べるとバリアフリー化された駅が増え、エレベーターもスロープもない駅は山陽電鉄線内に限られ、山陽須磨・須磨浦公園(上りのみ)・東垂水・西舞子・大蔵谷・人丸前(車いす対応エスカレーターはあり)・藤江(上りのみ)・西江井ヶ島(上りのみ)となっています。(投稿日現在)
フリーきっぷですので、上りホームのみバリアフリー未対応なら一度下り電車に乗って折り返し乗車すると言った芸当も堂々とできます。
とは言え、障害者割引が使える方がこのきっぷで元を取ろうと思うとハードルが高いのは否定できません。
よって、バリアフリー度は★★半です。

2023年6月 8日 (木)

市バス・地下鉄共通1日乗車券(神戸市交通局)

Kobesubwaycitybus 神戸市バス・地下鉄全線に乗車できる市バス・地下鉄共通1日乗車券です。

値段は1,040円です。
 
谷上駅を除く駅窓口、谷上駅を除く駅売店など販売している磁気カード乗車券です。
 
(個人的には自動券売機で購入するより、対面販売のカード乗車券の方が好きですが)自動券売機で売ってほしいと思う方もいると思います。
特に現在販売していない谷上駅からだとそう思うでしょう。
 
大阪メトロ・大阪シティバスの1日乗車券「エンジョイエコカード」(平日用820円・休日用620円)と比べると割高な気がしますが、大阪メトロと比べて地下鉄運賃が高いのでこれでも意外と元が取れそうです。
西神中央から三宮や新神戸まで乗り通すと、410円かかり往復するだけで820円。
(これだけなら地下鉄だけの1日乗車券830円がありますが)これに市バスに1乗車(均一区間)で210円でほぼ元が取れます。
 
神戸市地下鉄は全駅にエレベーターが付いていますし、市バスのスロープ付きのバスが殆どですので移動手段としてのバリアフリー化は問題ないです。

ただ障害者割引が使える方が元を取るのは至難の業で、路線数が少ないので地下鉄で行けない観光地も多く、市バスで王子動物園に行こうと思うと本数が少なくハードルが高くなります。
また、ポートアイランドや六甲アイランドには市バス路線がありません。
 
なのでバリアフリー度は★★★とします。


2023年6月 1日 (木)

名門大洋フェリー2便

Ferrykyoto31 名門大洋フェリーに初めて乗船しました。
 
Aブログで書いたとおり、乗船したのは大阪南港発新門司港行きのフェリーきょうとです。
 
訳あってコンフォートという安い席を取りました。
 
このブログの趣旨から言えば、豪華な部屋で過ごせたらいいのですが、この記事では設備面を中心に書きたいと思います。
Ferrykyoto32 私が泊まったベッドの中です。
 
ベッドごとにランプがあり、コンセントの差込口がひとつあります。足側に棚があり、さらにベッドの下にスーツケースが入るスペースがあります。
 
個室ではなく、カーテンでプライバシーを保てる程度なので個人的にはもうちょっとお金を出して、個室であるファーストSを取った方がいいです。
私が予約した時、コンフォートにはレディース席はなく、ツーリストにはレディース席がありました。
特に女性の場合、個室の方が安全だと思います。
Ferrykyoto38 客室入口階である6階に案内所と売店が同居していて、他にもありますが各施設の営業時間が記載されています。
 
写真は2便の営業時間です。レストランは夜の営業は19:00から2時間半、朝の営業は6時40分から1時間半です。
 
下に瀬戸内海に架かる橋の通過予定時刻が書いてあります。
 
私は明石海峡大橋を通過した時は入浴中で、他の2つの橋は寝てました。
 
私は朝夕食ともレストランに行きました。
朝夕食セットにすると別々よりも200円安いのですが、安いだけでなく新門司港で下船後、送迎バスで小倉駅に着いた時点で9:30になり、それから朝食となるとスケジュール上、問題が生じるので時間節約のためにフェリーの中で食べました。
Ferrykyoto33 どちらもバイキング形式で、写真は夕食分です。

バイキングの内容は日替わりだそうで、写真の通りの物は出てこないかもしれませんが、個人的には塩辛いと感じました。
 
ちなみに左の丸くて黒い器にあるのは門司名物の焼きカレーです。
就航地の名物を味わえるのも船ならではかと思います。
Ferrykyoto34 朝は夕食の反省からか野菜多めの物にしました。
 
写真には載ってませんがカレーは朝夕食ともいただきました。
 
カレーの味は朝の方が甘めでかつ野菜がゴロゴロ入っていました。
 
朝食の方が値段が安いので、内容は夕食ほど豪華ではなく、夕食にはあったソーダ類やソフトクリームはありませんでした。
個人的に気になったのはパンを置く皿が特になく、バイキングトレーの上に置くことになっていること。プラスティックの皿でいいから普通の皿を用意してほしいと思いました。
パン自体は思ったより美味しかったです。
Ferrykyoto39 夕食の時は暗くて見えなかった景色ですが朝食時は水平線が見えるので気分がいいです。
 
これが大阪南港行きの2便だと朝食時間に明石海峡大橋をくぐると思うと新門司発の2便の方がいいなと思います。
 
ただ、レストランは右舷側にあるので大阪南港行きの場合、景色は神戸側ではなく、淡路島側になると思います。
Ferrykyoto35 あと、個人的に特筆すべきなのは冷蔵ロッカーがあること。
 
200円で利用できるので要冷蔵品を航行中利用できます。
 
これも新門司発の便だと生の明太子を冷蔵できます。
(売店にも明太子は売っていますが、お気に入りのメーカーの物である保証はありません。)
Ferrykyoto36 私は利用しませんでしたが、電子レンジや給湯器があり、弁当を温めたり、カップラーメンにお湯を入れたりできます。
 
カップラーメンの自動販売機にも専用の給湯器もありますが、これとは別に給湯器があるので街中のスーパーで購入したカップラーメンにお湯を入れることもできるものだと思っています。(売店で購入したカップラーメン専用とは書いてなかったので問題ないでしょう。)
個室でなくてもフリースペースで食べられるところはありました。
Ferrykyoto40 フリースペースと言えば、キッズコーナーです。
 
船が大きいとこういうスペースがあり、こういうスペースがあるのは船ならではだと思います。




 
Ferrykyoto37 今までは6階にある物でしたが、7階にあるものと言えば入浴設備です。
 
大浴場もシャワー室もこの階にあります。
(バリアフリーシャワー室のみ6階にあります。)
 
朝風呂もいいのですが、朝が弱いうえに仕事が終わってからの乗船で汗を流したかったので、夜にしました。
シャワーは着岸10分前までずっと使えますが、展望浴場は24時から翌朝6時までは使えません。
ちなみに1便の朝の展望浴室は使えません。
写真は夜中目が覚めた時に撮ったもので暖簾がかかっていますが、入れません。
 
関西から九州まで全部で1日7便運航しているので、時間と行先で船内の違いを楽しめるのではないかと思いました。

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