期間限定

2024年7月28日 (日)

WESTERポイント超特典きっぷ

JR西日本のアプリWESTERの会員かつ該当ポイント使用の場合のみ使えるWESTERポイント超特典きっぷで18きっぷのワープとして使いました。
 
設定区間は以下の通り限られます。
新大阪・新神戸-岡山、姫路―福山、広島-岡山・福山・新山口、博多ー新山口・徳山、小倉―徳山

個人的にはこのきっぷの恩恵を受けるのは岡山と山口の人ではないかと思います。
 
両方向とも対象の駅が都会なので使い勝手がいいから。
  
そして、投稿日現在、2024年8月8日までの期間限定です。
 
必要ポイントは「のぞみ」や「みずほ」かそれ以外か、設定区間および乗車日により違いますが、私が乗った日の新大阪―岡山のみずほの場合で1,660ポイントで同一日に乗車した場合の運賃・新幹線特急券の合算額である6,660円(繁盛)の約4分の1のポイント数で乗車できます。
 
わたしはポイントを持っているので問題なく購入できました。
 
どこかのマイレージと違いポイントを購入ということができないため、ポイントが無いと購入そのものができません。
 
きっぷはe5489からになります。
 
引き換えにはメールに添付されたQRコードと契約者の電話番号をみどりの券売機で入力して引き換えました。
 
Westerchotokuten そして出てきたきっぷがこちらです。
 
上が新幹線特急券に該当するもので、したが乗車券に該当するものです。
 
18きっぷのワープとして使うものだから、最も効果のあるところで使います。
 
大阪駅から西に向かう始発電車は5:00。
 
この電車に乗るには大阪駅以西以外だと京橋から天満までの環状線の各駅の始発のみです。
 
これに乗れない場合、大阪駅6:00発の快速に乗ることになるので同時刻にみずほで岡山まで行くのが最も効率的だと思います。
 
ちなみに6:00発の快速電車に乗って姫路で乗り継いで岡山に到着するのは9:08で、みずほ601号が岡山に到着するのは6:50と新幹線の速さの恩恵を受けることになります。

 
言うまでもないですが、大阪・新大阪以外からこのきっぷを使う場合、大阪か新大阪までの運賃の安い方までのきっぷが別途必要です。
 
運賃計算で姫路以遠(岡山方面・本龍野方面・和田山方面)の乗車券で200km以下の乗車券は大阪駅から計算する特例があります。(200kmを超えるきっぷの場合は大阪市内発着になるので「大阪・新大阪」の表記そのものがありません)
 
なので、西九条駅から使おうとすると西九条から新大阪までではなく大阪までのきっぷが必要です。
 
もちろん、新大阪から山陽新幹線に乗れます。
 
普通のきっぷと違うのは変更や途中下車に対する扱いです。
 
きっぷに引き換える前だと何度も変更できますが、きっぷに引き換えた後は変更ができません。
(だから乗車日の前日に引き換えたわけですが…)
 
大阪・新大阪―岡山間の乗車券は100kmを超えているので普通のきっぷだと途中下車ができますが、こちらはできません。
もちろん、他の設定区間においても同様です。
 
あとは乗り遅れたときは乗車券部分のみ有効なので後続の自由席なら乗車できる普通のきっぷとは違います。
 
とは言え、うまく使えば安く・はやく移動できるのでこれを使わない手がありません。
 
個人的に気になっているのはこの設定期間中にない最繁盛期の料金設定がされていること。
もしかして…と思ってしまいます。次期に向けてWESTERポイントをためておくのも悪くはないのかなと思います。

2024年7月 9日 (火)

フリー切符(阿武隈急行)

久しぶりに鉄印を集めたくて福島駅に行きました。
 
Abkyufreeticket 折角なので阿武隈急行の駅を乗り降りしたくてフリー切符を購入。
 
フリー区間は福島―槻木間である、阿武隈急行線全線。
 
福島駅も槻木駅も東北本線がありますがルートが違いますし、当然、フリー区間外である東北本線には乗車できません。
 
Abkyufreeticket2 しかし、このフリー切符、購入するにはちょっとハードルが高いのです。
 
それは販売そのものが毎月第1日曜日と1月1日、そして鉄道の日である10月14日のみです。(つまり、使用もその日のみです)
 
このフリー切符、値段が600円で格安。福島から槻木まで全線乗り通すと980円で障害者割引が使える人も簡単に元が取れます。
 
並走する東北本線の方が早いのですが、このきっぷを使って福島から仙台に行く時もJRだと片道1,340円で、このフリーきっぷと槻木から仙台までの別運賃420円で合計1,020円で安く行けます。

ちなみに高速バスは片道1、300円です。

日帰り往復もできる距離なので往復したら1,440円とお得感が増えます。
 
もうひとつ、阿武隈急行に毎月9の付く日に利用できる、あぶ急トクだねきっぷが900円で売っていますが、9の付く日が私の休みに合わないことが多いので、確実に休みの合う日曜日の方が設定日が少なくても利用価値が合いそうです。
 
全駅降りたわけではないのですが地平ホームで段差のない福島、丸森の両駅と角田駅の駅舎とつながっているホーム、エレベーターでアクセスできる槻木駅はバリアフリー化できていると見做せますが、階段しかない駅が多いのでバリアフリー度は低いです。

2024年5月14日 (火)

福井県内のICカード導入路線バス 半額キャンペーン

Fukuiprefbusic 北陸新幹線敦賀延伸に合わせて福井県内を走る路線バスがICカードが使えるようになり、ICカード普及の為、2024年3月16日から3月末までの毎日と4月と5月の土・日・祝日及びゴールデンウィーク(4月27日から5月6日まで)の毎日でICカードで乗車した場合、運賃が半額になるキャンペーンが行われています。
 
対象のICカードは全国相互利用ができる10の交通系ICカードです。

この記事を公開したのは5月中旬ですので該当する日は残りの5月18・19日と5月25・26日の土日になります。

対象のバス路線は以下の通りです。
交通系ICカードが利用可能な福井県内の路線バス等

(1)京福バスの路線バス、すまいるバス、永平寺ライナー、朝倉・永平寺ダイレクトバス
(2)福井鉄道バスの路線バス
(3)敦賀市コミュニティバス・チョイソコみはま
※交通系ICカード未対応の路線は対象外です。
※県を跨ぐ小松空港連絡バス(京福バス)、若江線(西日本JRバス)は対象外です。

私は期間限定で動いているゴコイチバス(福鉄バス)と京福バスに乗車。
 
ICカード未対応のバス路線は対象外とありますが京福バスが受託している一部のコミュニティバスや福鉄バスのフェリー線、大島線、本郷線が未対応です。
 
この手の割引キャンペーンは障害者割引は適用されないのですが、このキャンペーンは障害者割引も適用されます。
私が乗車した芦原温泉駅から東尋坊までの運賃は790円(投稿日現在)ですが、障害者割引だと半額で400円でこのキャンペーンで更に半額で200円で乗車できます。
この時のバスの運転手がアナウンスしていたので間違いないでしょう。
 
個人的には北陸新幹線の延伸のメリットを受けていない方ですがこの割引も北陸新幹線延伸がきっかけだと思うとメリットを享受したのかなと思います。

2023年10月 7日 (土)

南海・泉北1日周遊きっぷ

Nankaisemboku1day 11月30日までの期間限定で発売している南海・泉北1日周遊きっぷです。
 
私は良く分かりませんが『Pokémon GO』 パートナーリサーチ券が付いています。
QRコードがあったのでチケットで隠しています。
 
チケット本体は南海の汎用タイプの磁気カードで昔、引き換えた高野山チケットと同じデザインです。磁気情報を変えています。
 
大人2,000円でこども用はありません。
有効区間が文字通り、南海線・泉北高速線全線です。

ちなみになんばからだと関西空港・和歌山市まで片道970円、高野山まで1,430円で単純往復するなら高野山まで行かないと元は取れないし、障害者割引が使える方が利用するなら元を取るのは難しい。
高野線なら各私鉄が発売している高野山1dayチケットを使えば高野線区間がフリーで乗車できますが、南海本線系統は最近、加太観光きっぷ以外見当たりません。
なので、私自身、滅多にない南海のフリーきっぷを使おうと考えています。

2023年9月30日 (土)

トロッコ列車ゆうすげ号

7年前の熊本地震で全線の約6割の区間で運行ができなかった南阿蘇鉄道が2023年7月15日に全線開業したのでバリアフリーチェックがてら乗車することにしました。
 
私が行ったのが平日だったためトロッコ列車が運転されていないと思ってあきらめていました。
 
Trolleytrainyusuge1 ところが、動いていない筈のトロッコ列車が動いていました。
 
とある駅の喫茶店の方に聞いてみたら、平日でも団体客の予約が入っていると動いていることが多いとのこと。
 
トロッコ列車に乗車できるかどうか確かめるのに次のトロッコ列車の始発駅である高森駅に行くことに。
そうしたら、無事にきっぷを購入することができました。
先程も述べましたが、団体客が乗車するのでそのおこぼれという感じではありますが、豊肥本線との分岐駅である立野駅方から数えて1号車、2号車、3号車で前2両が団体客が乗車するらしく、必然的に個人で乗車するのは3号車ということに。
Trolleytrainyusuge2 このトロッコ列車に乗車することを想定していなかったので線内に乗車できる1日乗車券(1,200円)を持っているのでトロッコ列車の代金(1,010円)を追加で購入。
 
高森駅には巨大な駐車場があり、この駅まで車で乗り付けてトロッコ列車に乗車ということを想定しているのか、高森駅から立野駅までの普通列車の運賃が490円で、双方の合計額が1,500円とキリのいい数字にしているようです。
もちろん、障害者割引も運賃に対してはあるのでその場合は立野まで乗車した場合、250円になります。
トロッコ列車は各駅停車で基本的には運賃+トロッコ列車料金(1,010円)で隣の駅まででもトロッコ列車料金の金額は変わりません。
Trolleytrainyusuge9 高森駅ではこの日は運休日だったサニー号トレインが留置していました。
 
これはONE PEACEの作者である尾田栄一郎の出身地が熊本県であり、熊本復興プロジェクトの一環のようです。
(ちなみに運行日は毎週木・金・土・日と祝日で、1日に上下各3本です。そして、運賃だけで乗車できます。)
実は高森駅には…
Trolleytrainyusuge10 フランキーの像が建っています。
 
もちろん、これも熊本復興プロジェクトの一環です。(他の像は熊本復興プロジェクトのHPに載っています。)



トロッコ列車にはトイレがありません。ですので、乗車前にトイレを済ませておくのがいいでしょう。高森駅・立野駅にはバリアフリートイレがありますが、全駅を見て回れなかったので他の駅は省略します。
Trolleytrainyusuge3 こちらは1号車の入口になります。







 
Trolleytrainyusuge4 そして、こちらは2・3号車の入口になります。
 
違いは客車にステップの有無そしてドアの幅が若干違います。
写真の通り、車いすの方の乗車は1号車がお勧めです。
 
しかし、団体客が前2両に乗車するような場合、最後尾が1号車になるのは立野駅発の列車になります。
 
Trolleytrainyusuge5 列車への乗車はスロープがあるらしいのですが、車いすスペースというようなものはないため、車いすから座席への移乗になるかと思われます。
 
そして、座席が狭いので車いすの方が乗車するのは結構ハードルが高いと感じます。
 
個人的には高森駅発の場合、進行方向右側が阿蘇の山が見れていいと思います。
Trolleytrainyusuge6 列車に乗ると案内役の車掌さんの話術にほっこりします。
 
駅によっては車掌さんがホームに下りてマイクを持って説明をしてくれます。
 
その説明から、地元愛が伝わります。

 
Trolleytrainyusuge7 終点に近づくと第一白河橋梁を渡ります。
 
高さが約60mあり、トロッコ列車は窓が無く、スピードを落として走るのでスリル満点です。
 
窓という遮るものがないだけなのに印象が変わります。


 
Trolleytrainyusuge8 さらに、現在工事中である立野ダムも観られます。
 
この景色は進行方向(立野方向)から見て左側で見られます。
 
この景色を見たら終点の立野駅はじきです。
 
個人的には乗れないと思ってあきらめていたトロッコ列車に乗車できてラッキーでした。

2022年11月17日 (木)

軽井沢・長野フリーきっぷ

長野に行ってきました。
この辺りにいくことは初めてではないのですが、今ほどバリアフリーに関心のなかったころに訪れたので初めて訪れるようなものです。
ここから私の長野バリアフリーチェックの始まりといった感じです。
Karuizawanagano その時に使ったフリーきっぷが今回紹介する軽井沢・長野フリーきっぷです。
 
文字通り、軽井沢―長野間のしなの鉄道しなの鉄道線全線と篠ノ井―長野間のJR信越線が乗り放題のきっぷです。
 
個人的にはしなの鉄道の窓口で購入したかったのですが私が長野駅に到着したのが窓口が閉まっていたし、翌朝、窓口が開く時間までにフリーきっぷを使い始めるので味気ないJRのマルス券で我慢しました。
 
JRの券売機で購入したら、青春18きっぷの大きさのチケットで自動改札機は通れない代物。
 
JRでの発行分だけでも自動改札機が通れるようにしたらどうかと思います。
自動改札機があるのってJR側にしかないのだから。
きっぷの値段はおとな2,390円で、フリー区間の最長区間は軽井沢―長野間の1,670円。
障害者割引が受けられる方が元を取るには1往復では元が取れなく、こまめに途中下車をするか行ったり来たりの行程を組まないといけません。
またしなの鉄道区間の小駅はバリアフルの駅が多いのでバリアフリー度は低めで★★と半分です。
ただし、観光客が行きそうな駅はすべてエレベーターがあり、電車の利用そのものは楽にできそうです。

2022年11月 1日 (火)

ときわ路パス

Tokiwajipass 主に茨城県内の鉄道路線で期間限定かつ土・休日の1日乗り放題のときわ路パスです。(一般2,180円大人の休日俱楽部会員1,670円)

JRは古河駅以外の県内の駅から県内のすべての駅がフリーエリアです。
(古河駅の両隣の駅は他県の駅になるので使えないのは仕方がありませんが…)
 
では、一部だけ茨城県内を走っている鹿島線の潮来(いたこ)駅ー鹿島神宮駅間はどうかと聞かれるとフリーエリアになります。後述する鹿島臨海鉄道とレールでつながっているから。
 
主に茨城県内と述べたのは県内で完結する鹿島臨海鉄道、関東鉄道、ひたちなか海浜鉄道は全線フリーエリアなのは当然ですが、多くは栃木県を走る真岡(もおか)鐵道も全線フリーエリアである反面、茨城県内を走る区間でもつくばエクスプレスは全線フリーエリア外です。
 
普通列車のみ乗り放題でJRの特急は特急料金を払えば特急にも乗車でき、SLもおか号に乗車するときは乗車整理券を払えば乗車できます。
 
このきっぷ2022年度は投稿日以降だと、12月25日までと翌年の2月11日から3月26日までの土・休日に使え、発売は乗車日の1ヶ月前から当日まで購入できます。
個人的には事前に購入しなくてもいいのがありがたいです。
発売箇所はフリーエリアのJRのみどりの窓口と指定席券売機です。
 
鹿島臨海鉄道には特定年齢に達しないと購入できないフリーきっぷしかなく、関東鉄道(常総線)と真岡鐵道(下館―益子間)の路線に乗り放題の常総線・真岡鐵道共通一日自由きっぷで2,300円するので、ときわ路パスが使える日なら迷わずこちらを購入する方がいいでしょう。
 
途中でポスタ―を見て気になったのですが、来年の分は知りませんが、今期の場合、対象駅で有効日に使用開始済みのときわ路パスの原券を提示するとときわ路パス専用のオリジナル鉄カードをもらえます。
 
対象駅はJJR土浦駅・常陸太田駅、鹿島臨海鉄道大洗駅売店、ひたちなか海浜鉄道那珂湊駅改札、関東鉄道竜ヶ崎駅窓口、真岡鐵道真岡駅窓口で時間は9:00-18:00のところが多いです。(多少ずれている駅がありますが)
 
茨城県内の鉄道はほとんど乗ったことが無いのでどういうところを走っているのか乗ってみました。
1日ではまわり切れなかったので何回かに分けて乗車したいと思っています。
 
ただ、ローカル線を中心にバリアのある駅が多いのでバリアフリー度は★★です。

2022年10月 4日 (火)

おためし!かもめネット早特7

JR九州Web会員限定、乗車日の7日前までに購入、かつ今年の12月24日発売という期間限定、おまけに座席数も限定という限定だらけですが、「おためし!かもめネット早得7」を利用しました。
 
限定だらけにもかかわらず私が会員になってまで利用したのには理由があります。
ずばり、文字通り安いから。
博多―長崎間の指定席で3,200円で乗車できるから。
実は博多―長崎間の普通の(指定席)特急料金は3,190円。
これに乗車券の2,860円が加算されるわけですので、運賃分がタダ同然となります。
当然、障害者割引を受けられる方もこちらを利用した方が安いです。
 
Otameshikamome 写真の1番上が乗車券部分、真ん中が武雄温泉からのリレーかもめの特急券、一番下が長崎からの新幹線特急券です。
 
西九州新幹線とリレーかもめで純粋に博多まで行く場合、特急券は1枚になっていますが、一部の企画乗車券は2枚に分けれるとアナウンスしていましたが、このきっぷもそれに該当するのでしょう。
  
大阪在住の私がこれを利用したのには訳があって、乗車日の14日前までに購入する条件がついたスーパー早得きっぷという商品がありますが、大阪市内―長崎・浦上間で15,850円します。

同じスーパー早得きっぷの大阪市内―博多(福岡市内)間だと、11,690円でこれに今回紹介したおためし!かもめネット早得7との合算だと14,890円となり、直通で購入するよりおおよそ1,000円安くなります。
バラバラで購入することで博多で下車も出来ます。
受け取りはJR九州の券売機でしか発券できないので大阪からの往路の場合、乗り換え時間が短い場合、博多で特急リレーかもめに乗車できないリスクがあります。(ちなみにスーパー早得きっぷはJR九州の券売機でも受け取れます。)
 
もちろん、スーパー早得きっぷよりも安くあがる旅行商品を利用するともっとお得に移動が出来ます。
そういう意味ではこのきっぷのありがたさが身に沁みます。

2022年7月12日 (火)

妙見の森フリーパス(阪急版)

Myokennomori 妙見の森フリーパスです。(2022年度の場合12月4日までです。)
 
券面だけでは分かりませんが、ものは阪急版です。

基本である能勢版はのせでん全線(電車だけでなく、ケーブルカーとさらに上にあるリフトも含めて)が乗り放題で1,200円です。

阪急版は1,600円で能勢版の他に阪急全線(神戸高速線を除く)もフリー区間になります。
大阪モノレール版は2,000円で阪急版に大阪モノレールがフリー区間が加わります。

従って、お買い得なのは大阪モノレール版ですが、大阪モノレールの沿線住民ではない私が今回、大阪モノレールに乗りまくる機会はないだろうということで今回は見送りました。

(購入する機会は北急・モノレール京都おでかけきっぷを使っていたのでありましたが…)
 
私の場合、久しぶりにのせでんの駅に乗り降りすることが目的なので問題なく元が取れるのですが、車いすの障害者の場合ちょっとハードルが高いです。
のせでんにはバリアフリー化されていない駅が意外と多いと思って乗車したらバリアフリー化された駅が増えて、驚きました。
とは言え、このきっぷの本領を発揮するのはのせでんの電車の方ではなく、ケーブルカー・リフトの方です。

今回はバリアフリーの面は諦めて、折角なのでついでに行った妙見山について語っていきます。
もともとのせでんは妙見山の参詣客輸送のために作られた会社です。
なのでケーブルカーやリフトを使って妙見山に行くのは珍しくありません。
ただ、妙見口駅からケーブルカーの山麓側の駅である黒川駅までの阪急バスはこのきっぷのフリー区間ではないので別払いです。
そして、ケーブルカーは休日ダイヤの場合、始発の9:20から終発の18:00まで20分間隔ですが、阪急バスの方がケーブルカーより本数が少ないので注意してください。
Myokennomori2ケーブルカーは至って普通のケーブルカーで電車・バスでは冷房が当たり前ですが、冷房はないので窓が全開です。
 
でも、まだ開くだろうと一生懸命開けようとしていた学生がいました。
 
残念。ケーブルカーは特殊な車体の為、開く窓は一律ではないんです。
ケーブルで山上駅まで行くと、リフト乗り場まで歩きます。
これが、思ったよりも坂があり、リフト乗り場まで行くのに杖を無料で貸し出していました。
Myokennomori3 何とかリフト乗り場まで行くと今度はリフトです。
リフトに乗るのは学生時代、鳥取砂丘の観光リフトに乗った時以来です。
久しぶりのリフトに緊張しました。
 
この時に疑問に思っていたことがありました。
 
このきっぷがあるから何の気兼ねもなしに乗車しましたが、いくらするのだろうか?
Myokennomori10 帰りに黒川駅で確認したら…
 
ちなみに私の場合、妙見山まで行ったのでケーブルカー・リフトの往復で…




 
Myokennomori9 1,500円します。
 
阪急電車に乗ってきた私の場合、1,600円と阪急バスの往復(妙見口駅前―ケーブル黒川駅)の往復340円の1,940円です。
 
黒川駅まで車で来た人は1,500円払って往復したことになります。
 
話を元に戻します。リフトを降りた私はもう乗る物はないのでひたすら歩きます。Myokennomori4
未舗装の道を歩くこと数十分、最初の鳥居をくぐってすぐに表れるのが神馬と称するオブジェ。
Myokennomori5 さらに数分歩くと信徒会館「星嶺(せいれい)」。
 
お寺の施設とは思えない奇抜な建物です。
 
上から見たら、妙見山の寺紋である、切竹矢筈十字が出てくと容易に想像はできますが、もともと高い位置にあり、この建物より高い建物が見当たらないため、実際に上からこの建物を見れる方は限られます。
この建物を通り過ぎると…
Myokennomori6 山門になります。
 
山門に書いてある通り、妙見山は日蓮宗の寺院です。
(私は日蓮宗の信者ではなく、一介の観光客として訪れているだけです。)

山門なのに派手な印象があります。
よく見ると屋根の部分に寺紋である、切竹矢筈十字が描かれています。
Myokennomori7 山門をくぐると…大阪府と兵庫県の府県境を通ります。
 
実はのせでんの妙見口駅は(大阪府)豊能町にあるのですが、ケーブルカーの黒川駅に行く途中で川西市になり、この山門まで川西市のままでしたが、この山門で(大阪府)能勢町になります。
 
今まで上り勾配でしたが、ここから下り階段で本殿に向かいます。
Myokennomori8 本殿は正確には開運殿といい、境内の案内も開運殿と統一しています。
 
ここでも切竹矢筈十字があります。
 
願い事をして、御朱印を授与してもらいました。
 
帰りも行きと同じルートで妙見口駅に戻りました。
妙見口駅に戻ってから、のせでんの駅を降りまくり、ケーブルカーに乗らなくても元を取っているだろとツッコまれそうです。
今回初めてこのきっぷを使いましたが、ケーブルカーに乗車するならこのきっぷを購入する価値は大いにあると判断しました。

2022年6月28日 (火)

神戸街めぐり1dayクーポン(神戸エリア版)

Kobemachimeguri 三宮で購入した神戸街めぐり1dayクーポン(神戸エリア版)です。
 
右下が電車に乗る磁気カード型乗車券で、左上にあるのが施設利用券になります。
両方合わせてのセットで1,000円になります。

真ん中にある封筒の裏面にシティループとポートループが1日乗車できるKobe 1-day loop bus ticketが2割引の割引券がありますが、枚数検定で5割引で乗車できるので使わない方がいいでしょう。
 
磁気カード型の乗車券ですが、各私鉄に対応した拡大版も存在しますが、阪急拡大版だと1,800円と三宮から片道400円でないと見合わない、阪神拡大版は1,650円で片道330円以上と阪神なんば線の九条以東でないと元が取れないので現地購入した方がいいでしょう。

神戸エリア版のフリー区間はポートライナー全線、神戸高速鉄道全線、地下鉄西神・山手線が新神戸―新長田間、地下鉄海岸線が全線とエリア自体は狭いですが、私はポートライナーに乗りまくったのでこれだけで元が取れてます。
ポートライナー全線の1日乗車券が710円なのでどれだけこの乗車券のコスパの良さが分かっていただけるかと思います。
 
反対に北神・神鉄拡大版は1,680円と格安で、谷上駅からの利用ではない限り、元が取れます。
個人的に北神・神鉄拡大版は神戸空港・三宮・新神戸の各駅で発売してほしいくらいです。
(後述する施設利用券に有馬地区の施設があり、北神・神鉄拡大版以外だと新神戸からの運賃が別途かかるから。)

施設利用券は施設利用ですが、大半は博物館などの入場券になりますが、800円以下の利用が1回だけになります。
800円を超える場合は差額を別途徴収ということになります。
 
私は御船印が欲しかったので神戸海洋博物館・カワサキワールドの入館料(900円)のうちの800円分として使いました。
Boh Boh KOBE号ロイヤルプリンセス号の乗船券も差額を払えば乗船できますが障害者割引が使える方だと施設利用券使用の場合障害者割引が使えないため、施設利用券を使うメリットが無いと思います。
また、須磨山上遊園も垂水・舞子1dayチケット(三宮版)が900円で発売されており、400円の差額を払ったうえに須磨浦公園までの交通費が別にいるのであれば、阪神三宮駅で垂水・舞子1dayチケット(三宮版)を購入した方がいいのでこれもやめた方がいいでしょう。

障害者割引が使える方は半額分はもったいないかもしれませんが、800円前後の施設を利用して電車で元を取るといった使い方が1番使い勝手がいいかと思います。

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